ラーメンを食べに行こう♪ | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

 

 まずは前回のブログの間違いから。

ビートはてっきりFRだと思っていたら、実にマニアックなRRであった。

 という事を書いたら、友人からのメール(前回の友人Kでないよ。)で、「へぇーーーー。ビートってRRなんだ。笑止!!」と、笑われてしまった。

 

 そこで慌てて調べてみたら、実はビートはな・なんとMR(ミッドシップ)でございました!!

ウソ書いてしまったよーーん!!

改めて、読者の皆様、ごめんなさい!!

 

 ※RRとはリアエンジン・リァ駆動(代表的な車はご存じポルシェ911)であり、MRとはミッドシップ:前輪と後輪の真ん中にエンジンが付いていて、後輪駆動(代表車はもちろん、フェーラーリ)の意味である。

「タイヤが4つ付いていたら、エンジンなんか前だろうが、後ろだろうか、走ればどうでもいいんじゃない!!」と言う人は別として、やはり車好きな人間からしたら、この駆動が前か後ろかでは大きな開きがあるのです!!

 大体、バイクがFF(エンジンが前で、駆動も前タイヤ)なら、みんなバイクに乗りますか??

 

 RRと間違えた言い訳として、オヤジが友人Kに、「ビートはFRか??」と聞いたら、すかさず「RRだと。」自信をもって答えたので、すっかり信用をしてしまった、オヤジがすべて悪いのです。

 

 

 さてさて、今回は今まで、糖尿の為、ラーメンを食べることを控えていたオヤジでありますが、今回はついに誘惑に負けて、ラーメンを食べに入った話などを。

 

北海道には3つの有名なラーメン王国と呼ばれる都市がある。

「札幌の味噌ラーメン。」「函館の塩ラーメン。」そして「旭川の醤油ラーメン。」である。

 

 ある話であるが、東京に住む落語家の大御所が、10数名の若手の弟子を引き連れて、「今日のお昼は、ラーメンにしよう。」「俺が奢ってあげるから、みんなついておいで。」と言い、弟子を引き連れてタクシーに乗りこんだ。

「師匠。この道は空港に行く道で、ラーメン屋とは違いますよ。」と、弟子が行先が違うのに気がついて、師匠に尋ねた途端。

「バカ!!ラーメンと言ったら本場は札幌ラーメンだろう。」と、言いながら、弟子10数名を全員引き連れて、その足で飛行機に乗り、札幌まで飛んで行って、本場の札幌ラーメンを食べて、トンボ帰りに帰ってきた。という話があった。

 

 うーーん。この師匠!!実に粋がってカッコいいです。

   まるで、バイク乗りの600マイルブレンド(たった1杯のコーヒーを飲むために、1,000キロ近く走る話です。)に匹敵するお話です。

 という事で、我が クラブ ミッドナイト の総長としては、やはり600マイルブレンドや札幌ラーメンを食べるために東京から北海道に来る話に匹敵する話という事で、たった1杯のラーメンの為に、旭川迄の片道約200Km、時間にして約3時間30分を、娘1号と共にセルボーターボで走りこんだ。

 と言えば、きこえはいいが、やはりたったラーメン1杯の為に、旭川迄行くのはもったいので、今回は娘1号の為に、旭川美術館も見学をおこなった。

ここで、途端に一般の小市民にバレル、オヤジであった。

 

朝、6時40分。旭川に向けて走るオヤジ達。

 天気は相変わらず悪いが、車なので全然気にならない。

コンビニで朝食をとりながら、淡々と走る。

2時間ほど走り、遠軽の道の駅でトイレタイム。

 構内にパンの自動販売機がある。

自動販売機があるぐらいだから、ここのパンはよほど美味しいんだろう。

でも買わない!(笑い♪)

今回、大活躍のセルボターボ。

一見、普通のセルボと変わらないのだが、グリルの上の控えめなダクトが、

走り屋の証!!

オートマでもセミ・マニュアルが付いているために、走りは快適!!

(だけどオヤジはセミ・マニュアルは使った事は無い!!爆笑♪)

購入時、数回使用したが、結局はオヤジには無用の長物であった。

 

またひたすら旭川に向けて走る!!

峠は春からうって変わって、冬景色!!

 

オヤジは何回も、ゴールデン・ウイーク中に、峠越えしているから、ゴールデン・ウイーク明けまで、決してタイヤ交換はしない。

 走り始めて、約3時間30分。午前10時18分、こんかいの目的地、第一号の旭川美術館の到着!!

 

 今回は歌川広重展である。

おっ!!次回は「ストップひばり君」で有名であった、漫画家の江口寿史のイラスト展だ!

※オヤジの高校生の頃の漫画家であったが、女の子の可愛い絵を描く人で、オヤジ達世代にはかなり人気があった人である。

 次回は是非とも、S2000で来よーーっと!!

 

 

さてこの歌川広重展、オヤジ達世代には、永谷園のお茶漬けを買うと必ず中に、東海道五十三の絵が描かれているカードが入っていた。

そのカードの絵だと思っていただければいいと思う。

 それを集めるのが、密かな趣味であった人も多いと思う。

 

 今回は凄い事に、デジカメOK!!ブログOK!!と、美術館側としては、大判振る舞いをしてくれた。

係の人に聞くと、没後ある程度年数が経ち、著作権が無くなったので、今回は一般公開してもOKということらしい。

 

 また通常は絵を守るために、もっと暗い照明なのだが、今回は少し照明も明るくして、多くの人に本当の色合いを楽しんで貰う事にしたらしい。

 しばらく世俗を忘れて、娘と絵画鑑賞を楽しむオヤジ達。

美術館を出た後は、空港線の100均に行き、帰りにブツクオフへ。

 丁度、本の処分セールであったので、オヤジの大好きな月間の日曜大工の本が、正規で買えば1冊約1,000円のほんであるが、何と、100円からさらに20%オフの、80円で買えた。

おかげで、ガレージ、カーポート関係のシリーズを6冊も大人買いをしてしまった。

うーーん。満足♪満足♪

 ただし、本の置く場所が無くなってきたのが、頭の痛いとこである。

途中、車高の低い青い車が!!

おおっ!!我が宿敵!!フェーラーリか??と思ったら、新型のコルベであった。

 個人的には3世代目のスティングレィと呼ばれる、C3型が一番好きである。

で。ようやくたどり着いたのが、旭川のラーメン村である。

 ここには10店舗ほどの有名なラーメン屋さんが並んでいて、お客さんは好きなお店を選んで食べることが出来るのだ。

 ここでかなり並んでいる店があったのであるが、オヤジ達は並ぶことが嫌なので、さっさと入れる店に。

 最上と言われるお店であった。

オヤジはさっそくおすすめの烏骨鶏味のトーゼン醤油味を注文。

娘はいついかなる時も、味噌一筋の為、烏骨鶏味の味噌ラーメンを注文。

少々の生姜が、ポイントである。

気がついたらスープも飲みほして完食!!

途中、娘の味噌味も飲もうとしたら、なんと普段はスープを飲みきらない娘も、スープを飲みほしていた。

うーーん。やはり本場のラーメン屋の味は違う!!

ここにたどり着くまで約200km、時間にして3時間30分は無駄ではなかった!!

「ごちそうさまでした♪」

寒い日でしたが、お腹も心も温かく満たされて、大満足のオヤジ達。

 

帰ろうとしたら、さっき入ったお店には何人もの人が並んでいた!!

うーーん。前回もそうであったが、お客さんが並んでいないラーメン屋さんに入るのであるが、必ず出た後は、何人もの人が並んでいるのだ。

日ごろの行いが良いのか??ニャリ♪

 

 

 これで目的は済んだので、帰宅しようと思ったのだが、オヤジは1件寄り道をした。

そこは・・・

 バイク仲間ご用達のレッドバロン。

 

 昔は良く見に行ったが、カタナを買って以来、他のバイクには興味が無くなり、ピタリとやめてしまった。

表にレトロナバイクが展示されていた。

一見、W1かW3の小型なようなバイク。

タンクは赤くて、レトロ感があり、凄くカッコ良かった。

後で調べたら、カワサキのエストレァであった。

 

排気量は250cc。これなら取り回しも良くて、もうそろそろ、のんびりと走りたいオヤジには丁度いいかな??

と、充分に満足して、レットバロンを後にする。

 

 うーーん。それにしても、今までバイクはSS(スーパースポーツ)系、大好きのオヤジとしては、S2000を購入以来、すっかりレトロ系の車やバイクに興味が変わってしまった。

 車もGTRよりもハコスカのほうが、カッコ良いと思っている自分がいた。

 

 時刻は午後2時。時間的には後1時間ばかり余裕があるので、旭川の隣町の当麻の世界の昆虫館:パピオンシャトーに寄る。

 入館は一人600円であるが、アライグマが当館の生態系館に入り込み、立ち入り禁止の為、標本館だけしか見れない為、半額の300円で入れる事となった。

 

生態系館はこの円形の建物ね。

 

ここもデジカメ、ブログアップはOK!!

何だか今回は、凄くもうけた感じがした。

ここね。

 

 

 このヘラクレスオオカブトのさなぎ。あまりの大きさに(ちよっした子猫ぐらいの大きさである。)、

凄く精巧に出来ているレプリカだなぁーー。と感心してみたら、急に動いたので思わず「ギャツ!!」と叫んでしまったオヤジである。

 

ゴールデン・ウイーク中は不用意な外出は禁止されているが、この当麻のキャンプ場は、多くの人が集まっていた。

外で皆、離れていたから、密にはなっていないと思う。

時刻は午後3時過ぎ。

 

 少なくても6時前までには峠を越えなければいけない。

6時を超えると、途端に路面が凍り付き、夏タイヤタイヤの車が立ち往生して、通行止めになる可能が高いのだ。

速攻で帰るオヤジ達。

 

 道路状況はヒップ⇔遠軽間のバイパス道路は、途中事故のために通行止めの情報が流れてきた。

そこでオヤジは一番、安全な石北峠から帰るルートに急遽変更。

外はみぞれと変わっていた。

道路状況は夏タイヤの車は通行禁止となっていた。

 

セルボターボは軽自動車ながらも、軽い車体の為、小型スポーツカー並みの走りが出来る。

 小気味良い走りを行い雪が積もりだしてきた石北峠を難なく超えて、約1時間30分後の4時30分には、無事、オヤジのテリトリー内の北見に着いていた。

 

 

 

 よかったら、オヤジのソンケーする、キョージュのブログにも、遊びにいってみてください。