「心のトリガー」 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

  今回は、凄くオヤジは筆が乗っていて、長文になるので、興味の無い人はスルーしてください。

 

 

  今回の娘2号件で、奇妙な縁を持っ事となった、娘2号の担当の大学の教授。

 

 教授と書けば、武骨な感じがするので、娘2号の教授にオヤジ的にはソンケーと親しみを込めて、以降、キョージュと書かせてもらおう。(すみません。勝手にそう呼んでしまって。)

 まず、キョージュと出会った印象を語ろう。

 

 皆さんより少しだけ長生きをしているオヤジの経験から語ると、「自分は偉いんだ。」と言う人ほど、大した偉くない人が多い。

 特に肩書を大切にする人ほど、人格的に実際はあんまり大した人でないことが多い。

 

 逆に本当に偉い人ほど、そんな肩書なんか気にしないで、誰ともでも対等に話をしてくれる。

 

 だれとでも対等に話をしてくれるから、偉い人にはどんどん人が集まり、ますます偉くなるのだ。

 

 しかし、逆に肩書を気にする人は、自分の周りに人が集まらないから、「俺は●●社の●●長だ。偉いんだ!!みんな敬え!!」と、周りにアピールをするもんだから、ますます、周りから人はいなくなる。

 

 キョージュは自身が教授なのに、そんな肩書をあっさりと捨てて、「大学から一歩外に出たら、僕も単なるオヤジです。今度、娘さんの卒業式で出会ったら、お互いにオヤジ談義をしませんか??」という言葉をオヤジに送ってくれた。

 

 相手は非常に偉い方だ。焦ったオヤジ的にはあんまり言葉としてはうまく良い言葉では話せないと思い、苦肉の策で、オヤジ自身のブログを読んでもらうようにした。

 そこにはオヤジ以上でも、以下でもない、本当のオヤジに姿が書かれているからだ。

 

 まあ、これが縁で今ではラインのやりとりも、させて頂いているのだが、キョージュの話は実に面白い。

 

 大学に行かなかったオヤジであるが、実に難しい話をオヤジにも分かるようにやさしく話してくれた。まるで、学校の先生のように。(あっ。学校の先生だから当たり前か。笑い♪)

 

 世の中は「ギブ アンド テイク!!」で出来ている。お互いの利害関係が一致しないと、関係は離れていくのだ。

 

 例えばキョージュのありがたい言葉を聞いている生徒は、とーぜん高い授業料を払って聞いているのだが、オヤジはなんとその高い受業料も払わずに,ただで話を聞けるのだ。

 

 オヤジの知り合いで「みんな良い情報をあいつには持ってくるけど、俺には全然くれない。」と、怒ってオヤジに不満をぶつけた人がいたけど、(いやいや、それはあなたが先に他の人に、何かを与えて(ギブ)いないから、あなたに良い情報を与えて(テイク)くれないからだよ。)と、オヤジは心の中で思っていた。

 

 そうなると、とーぜん、オヤジもキョージュに何かの代償を払わないといけない。

 オヤジの熱いハグ??おえっ!!(いやいや、それは絶対に無いであろう。冗談過ぎました。ごめんなさい。キョージュ。)

 

 たぶん、それはキョージュの興味を引く話だったり、ネタなんだろう。

 

 これがキョージュのブログです。

実に面白いことを、楽しくかいていますので、興味がある方はご覧ください。

 

 しかも大学の偉い教授のありがたいお話を、タダで読めるなんて、オヤジのぐだらないブロイグを読むよりは、はるかにタメになるとは思う。


 

 

 

 

 まあ、オヤジのブログは一人のオバカな男が、悪戦苦闘しながら生きていく話なので、人によっては、なんてオバカなやつがいるんだ。と言って、あまりのオヤジのバカさ加減で、今まで悲観していた自分の生き方に希望が生まれるという事が・・・・・

あるのかな??

 

  さてさて、今回、ラインのやりとりで、今回初めての共同作業で、お互いに「心のトリガー」というテーマーをオヤジはブログを書き、キョージュはコラムを書いて、相互リンクを貼りましようという事になった。

 

 いゃーー参ったなーー。オヤジの偉そうなメッキが剥がれてしまうなぁーー。(といかもう完全に剥がれていますが。何か??)

 

 事の起こりは先日のキョージュのラインから始まった。

 

 オヤジがマンガ好きだという事を思い出したキョージュは、「攻殻機動隊のSTAND ALONE COMP・・・・・」というアニメの作品を知っていますか??と書いてきた。

 

 いゃーー実にこれには困った。

実はオヤジは攻殻機動隊は一番有名な「GHOST IN SHELL」と、その続編の映画しか知らなかったのだ。

 

 慌ててグーグル先生で、キョージューの聞いてきた作品の事を調べて、それらしいことを書いて送ったよ。(ありがとう。グーグル先生!!)

 そこからキュージュとの、ラインのやりとりが始まったのだが・・・・・・

 

今、ハリウッドでは日本の作品のリメイクが流行っている。

GHOST IN SHELLや、銃夢の実写(CG??)。7人の侍、忠犬ハチ公、オペラ「蝶々夫人」、シャウイダンス。

 スターウォーズも日本に影響されている。と書かれてきたので。「ジェダイは時代から取ったんですよね。」(これは知っていた。エッヘン!!)

そんな話をとりとめなくしていた時であった。

 

 キョージュが「日本語を話す日本人が、日本語の発音をろくに知らずに、外国語の歌を受業で習う。これはおかしくないのか??」と、聞いてきた。

 

 そこでオヤジは真っ先に思い出したのは、You Tubeで山下ヤスミン(10歳)さんが歌う 「愛は花、君はその種子」(ベット・ミドラー / ザ・ローズの和訳版)であった。(オヤジが動画を貼ると、著作権違反で全部消されるので、興味ある人は自分で検索してね。)

 

 この歌はジブリ映画のおもいでぽろぽろのエンディングで、都はるみさんが歌われていたので、馴染みが多いと思う。

 

 この子の歌を聞いていたら、何故だか知らずに涙が出てくるのだ。

 たぶん、日本人が失った昔の清らかな心を思いださせてくれるのかと思う。

 

 最近、オヤジはYou Tubeで、カバー曲を聞くのにはまっている。

 

 特に気に入っているのが、Uruさんが歌う映画「罪の声」の主題歌の「振り子」のカバーを歌っている二宮愛さんである。

 この歌。凄く良いから良かったら、Uruさんと一緒に聞き比べてみてください。

オヤジの一押しです。

 

 で、キョージュに唐突に「最近、思うのですが、音楽や絵、小説は時として宗教になると思います。」(もちろん、ダンスやスポーツもそうなんですが、ここでは芸術一般を音楽としてまとめて言っています。)と書いて送った。

 

 キョージュは専門が音楽関係を教えているため、音楽が宗教と言う言葉に食いついてきた。

 

「宗教!それは興味深い考えですね。」

 

「たとえば、自分の気に入っている歌を聞くと、心に力が湧いてくる。」

「宗教は無くても生きていけますが、無いと生きる意味を失います。」と、キュージュに返した。

 

 キョージュはそのオヤジの問いに対して、日本は宗教観が薄れ、だからそれに代わるものとして疑似宗教や、スピリチュアルにはまる人が多いという事。

 

 若者が新興宗教に引き寄せられるのは、生きるとは何か、人間とは何かと言う答えいないものの答えをえようとすることを教えてくれた。

 

 オヤジは何故、今、自分が気に入っている歌を聞くと元気になれるのかの、答えを教えてもらった気になった。

 

 そして、カバー曲を聞いているうちに、最近,「ゲット・ワイルド帰宅。」(正確にはゲット・ワイルド退勤)が若者の間で流行っていることを、キョージュに伝えた。

 

 ゲッド・ワイルド退勤とは、あのアニメ シティハンターのエンディングの「アスファルト、タイヤを切りつけながら、暗闇を走り続ける。」と言う歌を会社を退勤するときにドァーを開けたと同時に聞くことらしい。

 

 キョージュは早速、ゲッド・ワイルド退勤なるものを調べてくれた。

 そして、それぞれがみんなの「心のトリガー」になる曲があり、同じ時期に、同じ曲を何度も聞くと、何かあった時にトリガーになるという事を教えてくれた。

 

 そのキョージュの話を聞いて、オヤジは全てを納得した。

 

 オヤジにとっては、今、二宮愛さんが歌う「振り子」が心のトリガーになっているのだ。

 

 この歌を聞いていると、オヤジ自身がゾーンに入りやすくなり、ブログも書きたくなるのだ。

 

 スポーツ界では一流のアスリートがゾーンに入ると、物が止まって見えるという。

 

 凡人はそんなのあるのか??と、疑問を持たれる方は大半であろう。

が、オヤジはその意見はわかるような気がする。

 

 実はオヤジもほんの少しだけ、ゾーンの領域を体験しているからだ。

 オヤジはスポーツはやらない。が、それと同じ疑似体験は・・・

 

 そうである。オヤジの得意なゲーセンの湾岸ミッドナイトであり、イニシャルはDなのだ。

 

 普通の人はこのゲーセンの車の動きを見たら、動きが速すぎて目が回るらしい。

友人なんて、オヤジがやりだした途端、気持ちが悪くなり、その場を離れた位の速さなのだ。

 

 実際、オヤジも新しい車。WRX STI にした途端、あまりの速さで目が追い付かないで、具合が悪くなった。

 そして今日。レベル上げを行うためにイニDを行った。

 

 新しいWRX STI は今までよりも確実に速くなり、今までノーブレーキで曲がれたコーナーでさえ、ブレーキを入れないと曲がれない速くなっていた。

 

 そこをなんと、ノーブレーキ、アクセルベタ踏みで走っているオヤジがいた。つまりハンドル操作だけで走っていたのだ。

 

 しかも、拓海の必殺技の夜中にライトを消して走る、ブラインド・アタックを行いながらなのだ。

 

 その時、不意にこれがゾーンに入っているんだ。と、オヤジは理解した。

 

(ケッ!!結局は偉そうなことを書いても、最後はゲーセンネタなのが、オヤジらしい。爆笑♪)

 

「心のトリガー。」それは自分自身をゾーンに入る為のカギなんだと思う。

 

 ではキョージュ!!

 

 キュージュの素晴らしい発想で、「心のトリガー。」のコラム、よろしくお願い致します。