発電機の修理と防災の準備!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 前回のオヤジのブログを見て、家のエアロバイクの部屋の照明の取り換えはわかるとして、

何でガレージで行う事で、発電機の修理があるの??と疑問に思った人がいると思う。

 

  確かに発電機となると、もう一般家庭の持ち物としては異常な感じだと思う。

 

 

 

 北海道の皆さんなら、まだ覚えているとは思うが、2年前の9月8日に、地震が原因で、北海道中の発電所が停電。

 2日間ほど電気が来なかった時があった。

 

 あの時はまだ9月の為、停電で済んだのだが、これが冬の時期に停電が起きれば、もう死活問題になりえないと、オヤジは考えた。

 

 その後、オヤジはラジオや懐中電灯は用意したものの、数か月間、飲み水用のポリタンクの確保と、電池式反射ストーブの確保が困難なっていた。

 

 これら二つを用意できたのが、数ヶ月先だったと記憶する。

 

 特に反射式ストーブは、10畳ぐらいの部屋を暖めれるものを用意しようと思っていた時は、1万円ぐらいだったのだが、この停電のおかげで、1万円クラスの商品が軒並み無くなり、同クラスの商品が買えたのは3か月後、しかも値段は1万5千円と跳ね上がっていた。

 

 そしてそのまま、この2つのアイテムは邪魔にならないところにしまっておいた。

 

 

 とりあえず、停電でも水道は2日間動いていたので、20L×2個、40Lほどあれば、2人分の飲み水のはしばらく生きていくには不自由しないと思っている。

 さらに購入してから一度も使用していない、というか、開封さえしていない反射式ストーブ。

 

 

これが無いと、冬の北海道での停電は、本当に死活問題となる。

 

 もちろん、単一電池は6本ほど、更に単三電池と、単三電池を単一電池に変換するアダプターは大量に用意している。

 

 

 更にレトルトカレーやレトルト親子丼、パックご飯、インスタント・ラーメンを3個入りや5個入りのパックを2パックづつ用意しているので、最悪、2人分なら10日間ぐらいは生きていられるだろう。

 

 たまーに娘が冷蔵庫に何もない時は、勝手に食べてくれるので、月に1回ほど中を確認して、足りなくなった商品をその都度、補充していっている。

 

  オヤジ家はLPガスのため、地震でガス管が壊れない限り、単なる停電だけなら、ガスも使える。

 これで一安心していたのだが・・・・・・

 

 停電当時、家庭用発電機を持っていたお客さんから、「停電中は発電機を使って、冷蔵庫とTVに電気を使って停電の放送を見ていた。」と、何事も無かったように言っていたの聞いて、オヤジも家庭用発電機を1台欲しいと思うようになっていた。

 

 特にヒーターに電気が使えるなら、冬の防災にはこんなに心強い事はない。

 

 実はオヤジは家庭用発電機は、過去に1台持っていたのだが、母親が亡くなって実家を処分するときに、エンジン式芝刈り機や発電機と、値段が付くものは軒並み、業者に勝手に持ってかれた事がある。

 

 だから自家製発電機が結構高いという事は知っていた。

特に今時のインバーター方式の発電機は、下手したら8万円ぐらいもする商品もあることを知っていた。

 

 そんな時である。

 

 先日、某リサイクルショップで、不動、ジャンク品という事で、比較的新しめの発電機が売られていた。

 

 不動の理由を聞いてみたら、使った後、メンテもしないまま長い間そのままにしていたら、動かなくなったという事であった。

 

 新品や中古品は高くて手が出ないオヤジであるが、ジャンク品として2足3文で売られている商品なら、迷わず買ってしまうオヤジである。

 

 特にネットで調べたら、発電機の不調の一番の原因は、メンテナンスをしないでそのままにしておいて、キャブにガソリンが詰まる。という事が大半という事であった。

 

そこで、もしかしたら、キャブのつまりなら、何とかなるかな??と思って、購入した訳だ。(最悪、馴染みの車屋やさんに、見てもらおうという手もある。)

 

 ガレージを開けて中に入り、こないだ購入した発電機を作業台の上に置く。

そして、今回、手にいれた発電機。

 

早速、キャブがどこにあるか調べてみる。

おそらく、この黒い部分の裏側がそうであろう。

 

というか、まずは発電機の現状を調べて見る必要がある。

(これは修理をする上には鉄則である。)

 

 

 狭いガレージで発電機を使ったら、下手したら火災の原因にもなるので、雪が降る寒い中、外に発電機を出し、タンクにガソリンを入れてから、早速、スターターのヒモを引いてみた。

 確かに発電機はウンともスンとも言わなかった。

 

 が、何回かスターターのヒモを引いていた時に、カシュ。カシュ、カッシュ。と言いながら、いきなりカタカタカタ!!と音がしてから止まった。

 

「あれっ??もしかして、動くんでないか??」

 

と、思いながら、何回かスターターのヒモをひいたのだが、それっきり発電機はかからなかった。

 

「やはりキャブかなぁーー?」

「しかし、一回、かかりそうになったから、キャブからエンジンンにはガソリンは流れている可能性は高いし?????」

 

 と、思いながら、もしかしてと、ガソリンタンクのキャツプをもう一回開けてみた。

すると、プシュッ!!と軽く音がして、キャップは開いた。

 

 今度は思い切りキャツプを締めないで、軽くしめてみた。

 そして、再度、スターターのヒモを引いて、一番重くなるところを探ってみた。

一呼吸おいて、一気にヒモを引く。

 

 すると、カタカタカタと軽快な音を立てて、発電機は動き出した。

 一応、ドライャーの送風モードで、電気が来ている確認する。

 

 

発電機のメンテナンスは月1回10分ほど動かしていないといけないらしい。

 

今時のネットは素晴らしい。

手に入れた発電機のメンテの仕方や動かし方が、詳しくのっていた。

 

 特に、スターターのヒモを何回か引いて、重くなった時が、ピストンの上死点の為、そこから一気にヒモを引く。

 という事は、除雪機も何回も使っているが、初めて知ったことであった。

(説明書はきちんと読まないといけない。ということである。)

 

 おそらく前の持ち主は、このスタートのやり方をしっかり理解しないで、やみくもにスターターのヒモを引くか、思い切りガソリンタンクのキャツプを締めて、キャブにガソリンを行きづらくして、発電機が動かなくなった。と勘違いしたのだろうか??

 更にはガソリンが全然なかったので、ガソリンを入れ忘れていたのではないだろうか??

 

 どちらにしてもオヤジは、何でもない発電機を不動の激安発電機と間違われて購入出来た。

 

 発電機があれば、裏の畑の電動の畑おこし機や電動の草刈り機で雑草刈を電源コードの延長無して、いろいろと使う事も出来る。

 

 こうしてオヤジのガレージにはまた一つ、防災と共に普通の人が到底持たないような新しい工具が仲間入りした。

 

ハハハハハ。今回は発電機の修理と言うよりも、単に動かないと思った発電機が、正常に動いたという結末でした。(笑い♪)