タウシュベツ川橋梁 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 S2000のパンクとオイル下がりの故障も完治して、はや1週間程経った。

 しかし、オヤジはあれ以来、S2000の走りに対しての興味を失ってしまっていた。

 理由は新しくオヤジ家の1員となったセルボの、カーナビの取り付けと、タントカスタムの車中泊仕様にする作業が、オヤジを待っていたからだ。

 

  そして、今日の休みは、珍しく娘1号と、休みが重なってしまっていた。

10/2現在、外には冷たい雨が降り続いていた。

「うーーん??どうしようかなぁーーー??」

「よし!!決めた!!もし、明日の3日に、雨が降っていなければ、S2000でお出かけ。」

「雨が降っていたならば、S2000でのお出かけは無しで、お前のセルボにカーナビを取り付ける。」

 そう言って、オヤジは前日の2日を終えた。

そして、今日の朝。起床時間は6時前。

外は雨こそ降らないものの、天候は今にも雨が降りそうな、微妙な天気であった。

しかし、雨は降っていない。そこで、オヤジは1号を連れ立ってS2000とトライブを決行した。

 午前8時:コンビニでの朝食を車の中で食べていると、途端に大粒の雨が降り出してきた。

 このまま引き返して、娘の車にカーナビを取り付けようか??と、一瞬思ったのだが、もうS2000のハンドルを握った時は、ドライブモードに気持ちが切り替わっていた。

 

置戸でトイレタイム。

 

 

 

 北見の手前のバイパスから訓子府に入り、置戸から峠に入り、芽登から帯広の手前の上士幌町にたどり着いた。

 行先は・・・・・・昨年で完全な姿はもう現さないであろうという、タウシュベツ川橋梁である。

 

 

 上士幌の資料館。

 

 

 

 何だかんだで12時頃に到着。

一度、娘にこのタウシュベツ川橋梁の完全な姿を見せておきたかったのだ。

 

 空は雨が降り出してきた。

 

 

 タウシュベツ川橋梁の手前の駐車場に停まって、先を行ってみると・・・

 

いきなり行き止まりになった。

何だか心霊スポットのような・・・・・

理由は多分これであろう。

 

こんな場面を見たら、ますます心霊スポットのような気がしてくる。(笑い♪)

 

 すげーーーー高い!!

高所恐怖症のオヤジは、下を見たら思わずガクブルである。

 

近くの鉄道資料館。

入館料は一人100円。

 

 

 この絵は木の樹皮から作られている。

凄く精密に作られているので、思わず感心してしまう。

 

 帰りは神田日勝(あの「なつぞら」の山田天陽のモデルとなった画家)記念館のある鹿追に向かうが・・・・・

 こんな悪路の為、素直に止める。

一旦、国道に戻ってから、普通に走ったほうが、はるかに楽に早く着く。

国道に戻って音更で昼飯。

 

 更に鹿追の神田日勝記念館に行くのを止めて、急遽、帯広の美術館に行先を変更。

 

 

 雨の為、せっかくワックスをかけて磨いたS2000はたちまち、泥だらけになっていた。

 

 帯広の美術館の展覧会は、あの写真家であり、映画監督の「蜷川実花展 -虚構と現実の間に-」が行われていた。

 

 デジカメ撮影OK!!ブログ乗せ放題!!という、大盤振る舞いである。

※ただし肖像権の関係で、人物の写真は撮影NGである。

 

 

 

素人のオヤジが見ても、色彩鮮やかな写真である。

美術に少しばかり心得のある娘は、今回の展示会にかなりの影響を受けたようだ。

 

 時刻は午後3時。

これから一気に4時間近くかけで帰ることとする。

午後7時。明日からの食材購入した後、無事に自宅に到着!!

 

 距離は約450kmを超えていた。

 

 

 やはりS2000で走ることは楽しい。

 また、運転自体は、スポーッカーの為、足回りが硬いので、飛ばしても安心が出来るので、何時間でも走るのが苦にならない。と、長距離ランナーが再燃した1日であった。