えりも岬からオヤジが向かったのは・・・・
実はオヤジは北海道中を走り回っていたが、まだ1回も行っていない場所があった。
それはサラブレットの聖地である日高方面であった。
オヤジの中では、日高はとても遠い場所で、2日間の連休ぐらいでは、行けそうもない場所だと考えていた。
また、サラブレットの聖地の為、さぞかし潤った大きな街であろうと、オヤジは勝手に想像していた。
今は午前10時。これから2日間も休みはある。今まで一度も行った事の無い、日高町に行ってみようかと、ふと思い立った。
カーナビで調べたら、目的地の日高町までは、約120km。
2時間も走れば着く距離である。
初めての場所の日高町で、昼食を食べるのも、悪くないと考えた。
早速、エリモ岬から今まで来た道の反対方面に走る。
先ほどの強風から一変して、天気は快晴となっていた。
日高町の手前の浦河町
全体的に街自体は小さいのだが、コンブ漁が盛んなのか、お店は結構大きな店が多い。
生まれて初めて来る街に、オヤジは興奮した。
本格的なサラブレットを飼育している、牧場が次から次に現れる。
三石の道の駅でトイレタイム。
と、同時にここで久しぶりに、道の駅のスタンプラリーの冊子を買う。
実はオヤジはキャンカーに乗っていた時代に、スタンプラリーにチャレンジした事があった。
当時は200駅ほどある中、3年間で半分ほど制覇したのだが、急にやめてしまった。
理由は、スタンプラリーをしていたら、ハンコを押すことが中心になり、そこの観光地を楽しめなくなるからだ。
実際、4日間ほど休みを取って、函館に行ったときは、函館滞在時間はたった数時間。
残りは全て、スタンプラリーのハンコを押すために、走りまわっていた。
今回は道の駅に出会ったらそこでハンコは押すが、スタンプラリーを目的としないことに決めたのだ。
※当時のスタンプラリーは2年間で完全に制覇したら、記念品がもらえると思った。
が、オヤジのように連休しか休みが取れない人間は、せいぜい札幌までぐらいしか行けないので、函館方面のスタンプラリーの制覇は夢のまた夢なのだ。
また道の駅は5時で閉館するところが多く、真夜中に道の駅についても、スタンプは押せないのだ。
走り始めて約2時間。
日高町の手前の新冠町に着く。
ここにも道の駅があったので、トイレタイムとスタンプラリー用のスタンプを押しに行く。
すると、横に興味のある建物が現れた。
それは、レ・コード館という建物である。
全国からいらないレコードを集めたレコード専門の資料館である。
ここは以前から一度見たいと思っていたのだが、場所が全然わからなかったので、偶然に見つけたときに、オヤジはすぐさま中を見ようと思った。
中に入ると本日、休館日となっていた。
残念。と、スゴスゴ帰ろうとすると、この資料館を見に来た人が数人。
「今日は休みなんですか??」と、尋ねていた。
すると係の人は、「中の利用する施設は休みですが、資料館は無料で見れますのでどうぞ。」と、言って案内をしてくれた。
休館日のため当然入館料は無料。しかもデジカメOK!!ブログ乗せ放題という事なので、さっそくオヤジは中に入った。
この街はかなり大きな街であったので、ここでお昼を食べようか??と、思ったが、もう少し走れば目的地の日高町に着くため、楽しみは後に取っておくこととした。
10分ぐらい中を見てから、今度の目的地の日高町に向かう。
本物のサラブレットだじぇーーー。
ここも、やがては高速道路が通るのだろうか??
そう考えていたら、オヤジの目的地はいきなり現れた。
ここは競馬の専用の学校である。
日高町はオヤジの考えていたような、大きな街ではなく、こじんまりとした小さな静かな街であった。
とーぜん、食事をしようと考えても。目立つような大きな店は無かった。
たった1ヶ所、有名なラーメン屋さんが国道沿いにあったが、今のオヤジはラーメンを食べる気は無かった。
時刻は午後1時。
さあて、これから、どこで昼食を食べようか??
と、悩むオヤジである。