Sの称号!!スピン・オフ・ストーリー:タント・カスタムで車中泊に行こう♪耐久:25時間!!-2- | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

  えりも岬からオヤジが向かったのは・・・・

実はオヤジは北海道中を走り回っていたが、まだ1回も行っていない場所があった。

それはサラブレットの聖地である日高方面であった。

 オヤジの中では、日高はとても遠い場所で、2日間の連休ぐらいでは、行けそうもない場所だと考えていた。

 また、サラブレットの聖地の為、さぞかし潤った大きな街であろうと、オヤジは勝手に想像していた。

 

 今は午前10時。これから2日間も休みはある。今まで一度も行った事の無い、日高町に行ってみようかと、ふと思い立った。

 カーナビで調べたら、目的地の日高町までは、約120km。

2時間も走れば着く距離である。

初めての場所の日高町で、昼食を食べるのも、悪くないと考えた。

 早速、エリモ岬から今まで来た道の反対方面に走る。

先ほどの強風から一変して、天気は快晴となっていた。

日高町の手前の浦河町

全体的に街自体は小さいのだが、コンブ漁が盛んなのか、お店は結構大きな店が多い。

生まれて初めて来る街に、オヤジは興奮した。

 

 

本格的なサラブレットを飼育している、牧場が次から次に現れる。

 

 

 

 

三石の道の駅でトイレタイム。

と、同時にここで久しぶりに、道の駅のスタンプラリーの冊子を買う。

 

 実はオヤジはキャンカーに乗っていた時代に、スタンプラリーにチャレンジした事があった。

当時は200駅ほどある中、3年間で半分ほど制覇したのだが、急にやめてしまった。

 理由は、スタンプラリーをしていたら、ハンコを押すことが中心になり、そこの観光地を楽しめなくなるからだ。

 実際、4日間ほど休みを取って、函館に行ったときは、函館滞在時間はたった数時間。

残りは全て、スタンプラリーのハンコを押すために、走りまわっていた。

 

 今回は道の駅に出会ったらそこでハンコは押すが、スタンプラリーを目的としないことに決めたのだ。

※当時のスタンプラリーは2年間で完全に制覇したら、記念品がもらえると思った。

 が、オヤジのように連休しか休みが取れない人間は、せいぜい札幌までぐらいしか行けないので、函館方面のスタンプラリーの制覇は夢のまた夢なのだ。

また道の駅は5時で閉館するところが多く、真夜中に道の駅についても、スタンプは押せないのだ。

 

 走り始めて約2時間。

日高町の手前の新冠町に着く。

 

ここにも道の駅があったので、トイレタイムとスタンプラリー用のスタンプを押しに行く。

すると、横に興味のある建物が現れた。

それは、レ・コード館という建物である。

全国からいらないレコードを集めたレコード専門の資料館である。

 

 ここは以前から一度見たいと思っていたのだが、場所が全然わからなかったので、偶然に見つけたときに、オヤジはすぐさま中を見ようと思った。

 中に入ると本日、休館日となっていた。

残念。と、スゴスゴ帰ろうとすると、この資料館を見に来た人が数人。

「今日は休みなんですか??」と、尋ねていた。

 すると係の人は、「中の利用する施設は休みですが、資料館は無料で見れますのでどうぞ。」と、言って案内をしてくれた。

休館日のため当然入館料は無料。しかもデジカメOK!!ブログ乗せ放題という事なので、さっそくオヤジは中に入った。

 この街はかなり大きな街であったので、ここでお昼を食べようか??と、思ったが、もう少し走れば目的地の日高町に着くため、楽しみは後に取っておくこととした。

 10分ぐらい中を見てから、今度の目的地の日高町に向かう。

 

 本物のサラブレットだじぇーーー。

 ここも、やがては高速道路が通るのだろうか??

そう考えていたら、オヤジの目的地はいきなり現れた。

 ここは競馬の専用の学校である。

日高町はオヤジの考えていたような、大きな街ではなく、こじんまりとした小さな静かな街であった。

 

とーぜん、食事をしようと考えても。目立つような大きな店は無かった。

たった1ヶ所、有名なラーメン屋さんが国道沿いにあったが、今のオヤジはラーメンを食べる気は無かった。

 時刻は午後1時。

さあて、これから、どこで昼食を食べようか??

と、悩むオヤジである。