9月16日の昨日、フェアレディZがフルモデルチェンジされた。実に12年ぶりだという。
そのデザインは初代Zをオマージュされたデザインである。
それは、昨年発売された新型カタナと同様に賛否両論があるとは思うが、(オヤジ的にはちょっと。と思うが。笑い♪)オヤジが評価したい点は、もちろんマニュアミッションを搭載されているという点である。
昨年発売された新型スープラは、確かにデザイン的にも性能的にも申し分は無いが、マニュアルミッション不要という点が、納得いかなかった。
今時代、マニュュアルミッションは確かに速く走る為には、レースでは不要であろう。
が、開発した人は、本当にスポーッカー乗りの事を知っているのか??と、疑問に思っていた。
スープラ発売の時に、MTは無いのか??という記者の質問に開発陣は、
「MTって必要ですか? 今の時代のATって、とてつもなく進化をしていて、このスープラ世代のものは、今よりももう1つ先のレベルにいっています。今のDCTも勝てないくらいのところにあります。速さという面ではもはやMTのアドバンテージはないし、軽さの面でも同じです。MTのほうが耐久性があって長持ちするという人もいるけど、それもありません」と答えたそうだ。
たしかにそうだろう。が、それなら単なるこの車はトランスポーターだと、オヤジは思った。
しかもエンジンはBMWと共同開発という事だから、この車は和製BMWだと感じてしまった。
うわっ!!スープラファンの方々!!すみません!!この話は単なるオヤジの独断と偏見です。
個人的にはスープラのデザインで、マニュアル搭載なら、最高の車だと思っています。
マツダのロードスターは2人乗り小型オープンスポーツカー生産累計世界一のギネス世界記録を更新し続けているらしい。
それは何故か??
ロードスターこそ、スポーッカー乗りの本質を知っているからであると思う。
たとえ馬力が非力でも、スポーッカーとしての操る楽しみ、マニュアル、オートマの2種類のミッションを選べる事で、単にドライブを楽しみたい人、マニュアルで運転を楽しみたい人。と、車で遊び方を選べる楽しみを、メーカーが用意してくれているからだと思う。
今時代、マニュアル不要説が、どんどん強くなってきている。さらにエコの時代ともいわれ、燃費の悪く、パワーのある車は悪ともいわれている。
マニュアルのスポーッカーはもう絶滅機種だとも言われている。
オヤジは別にオートマ否定派ではない。
現に通勤車のタントはオートマである。
今デュアルクラッチ式のDCTはオートマの正常進化形だと言われている。が、すべての人は正しいほうを選ぶのだろうか??
スポーッカーは悪のイメージが似合う。
よく、純愛マンガでも、清純で可憐な美少女が、幼馴染の医者の息子で、成績優秀のスポーツ万能、生徒会長のイケメンと結ばれるのか??というと、話は何も面白くない。
コンプレックスの塊の悪の道に染まっている主人公に魅かれるからこそ。物語は進んでいくのだ。
それと同様に、一部のディプなスポーッカー乗りは、悪癖を持つ車に魅かれる。
間違ってRR駆動方式(リアエンジン・リアドライブ)にしたポルシェ911は、200km/h以上のスピードでは、フロントの接地感が乏しく、悪癖を持っ車だと言われている。
が、予想に反して多くの本物のポルシェマニアは、911こそ本当のポルシェだ。と言い切る。
それほどまでに、スポ-ッカー乗りとは、車との対話。そして、その車を乗りこなす事に喜びを見出すのだ。
重ね重ねいうが、オヤジはオートマ否定派ではない。
レースとかに出て、単純に速く走る為に、スープラの乗るのはありである。が、単に自分が乗るならマニュアル車が楽しいと思っているだけである。
昨年、友人とスポーッカーに乗るには、マニュアルか??オートマか??という事で、大喧嘩をした事があった。
今でもその気持ちは変わらない。
このマニュアル絶滅の時代に、よくもマニュアルで素晴らしい車を開発してくれたと思う記事であった。
この新型フェアレディZの記事を読みながら、オヤジはあの矢沢永吉が得意げに、「やっちゃえ!!日産!!」と、オヤジの耳元でささやいたように聞こえた。
PS.新型Zやスープラの画像は、ネットで見れば出てきます。画像をUPして、問題が起きたら嫌なので、今回は画像は無してお願い致します。