聡明な読者諸君なら、ゴールデンカムイ-第一段!!と書いたなら、第二段がきっとあるはずだ。と気が付くであろう。
しかし・・・・そんな旅行に行った矢先に、すぐにまた旅行なんてあるはずが無い!!・・・・・と、言い切れないとこが、オヤジの性格なのである。
ゴールデンカムイの始まりは、主人公の杉元が、幼馴染の梅子の目の治療をするために、砂金を掘って一獲千金を狙う事から始まる。
今回の第二段は、オヤジも砂金堀りで、一獲千金を狙う!!という旅から始まった。
杉元の場合は、梅子の目の治療費代という、崇高な目的があるのだが、オヤジの場合は、ただ単にウポポイ編の旅で散財したお金を取り戻すという、よこしまな考えで、今回の旅を行うのだが・・・・果たしてうまくいくのだろうか??
前回のウポポイ編の教訓から、前日は宿泊をしないで早めに寝て、朝早くから旅立つこととする。
目指すは稚内の少し下側に位置する、浜頓別という町である。
以前、稚内から帰ってくる途中に、砂金堀体験ができる町。という事で知ってはいたのだが、なかなか体験する機会が無かったのだが、ウポポイ編で、いつかやるとか行けると思っていたら、永遠にやる機会が失われる。という事を身をもって知ったので、今回は良い機会なので、早速、浜頓別に走った。
参加者はまたもや杉元ふんするオヤジと、アシタバふんする娘1号である。
朝6時、地元のコンビニでサンドイッチやおにぎりを買い込み、走りながら朝食とする。
ここで、今回の砂金堀りについて、少し学習してみよう。
場所は浜頓別にある、ウソタンナイ砂金採掘公園で行われている。
1回500円で砂金堀りは出来るのだが、砂金がもともと入れられている小屋で30分間だけ行う方法と、目の前の川で9時から5時までの無制限で行う方法がある。
両方ともに砂金を取る道具は、借りることが出来るので、ぶらっと気軽に遊びに行って、体験することが出来る。
どちらも取れた砂金は持って帰れるのだが、小屋で行う方法は、砂金が取れても、10個以上取れた場合は、それ以上は持って帰ることは出来ない。
※現在はコロナ関係の為、川での無制限の砂金堀りは中止で、砂金の入っている小屋のみやっている。また、金の高騰で、取れた砂金は現在は5個までしか持ち帰りは出来ないという事である。
果たしてオヤジ達は散財した家計を取り戻すべく、砂金は取れるのであろうか??
雄武の道の駅にてトイレタイム。
ついでにこの建物のホタテみたいなタワーに登ってみる。(今、登らないと、おそらく今後、二度と来ることはないであろう。)
結構高い。(確か7階建てのビルと同じ高さくらいだと記憶する。)
ここから雄武の海をみたあと、また走り始める。
今度は枝幸の道の駅。マリーンアイランド岡島でまたトイレタイム。
ここは船の形をしている道の駅である。
今日は快晴。目的地は隣町である。いよいよ砂金堀りが始まる♪
オホーツク海側をのんびりのんびり走る。途中、目的地の浜頓別 ウソタンナイ砂金採掘公園の看板が現れた。その後、30分ほどで到着。
先ほどの快晴から、急に暗雲が立ち込めてきた。
ここで、砂金堀りの受付を行う。
30分、500円である。
※1,000円払うと当然1時間まで掘ることが出来る。
ここで屋内での砂金堀りを行う。
屋外はこの川で500円、9時から5時までの無制限である。
必要な道具は全部、受付で貸してもらえることが出来る。
ただし、今年はコロナの影響で、川での砂金堀りは中止となって、屋内のみとなっている。
早速、娘1号と共に30分の砂金堀りにチャレンジ。
急に外は土砂降りとなり、時折、オヤジの首元に冷たい雨漏りがしたたり落ちた。
30分という時間に焦って、室内や砂金堀りに借りた工具を映すことも忘れて、砂金堀りに没頭するオヤジ達。
先に4人組の1家族が砂金堀りを行っていた。
この場所は砂金をきちんと入れているので、うまい人はすぐに見つかるのだが・・・・やはりなかなかうまくとることは出来ない。
オヤジは昔見たドラマの見よう見まねで、砂金を取る皿を水に中でかき回してきた。
中で砂金堀りをレクチャーしてくれる、おばち・・・間違った、おねーさんが、オヤジの姿を見て、「砂金堀りの経験はあるんですか??」と聞いてきた。
「いゃ、全然無いです。今日が初めてです。」と、答えたら、早速、砂金堀りのやり方を教えてくれた。
すると・・・・・砂の中から金色に光物体が・・・
「あれっ??これでない??」と、オヤジは歓声を上げた。
横の家族たちも「どんなやつですか?見せてもらえませんか??」と、オヤジのもとに集まってきた。
まあ、ビギナーズラックであろう。
この真ん中の光った物が砂金。
いくら囲まれた砂の中に砂金が入っていると言えでも、砂金を掘り出すことはかなり難しい。
よこで、娘1号は羨ましそうにオヤジの砂金を見ていた。
「ウフフフフ♪いくら親子でも砂金堀りには関係ない!!」と無情な言葉を発するオヤジ!!(しかし・・大人げない・・・・オヤジである。)
そんな大人げないオヤジの様子を見ていた、砂金堀りの係の人は、娘をかわいそうになってか、自分で探した砂金が入っている砂を娘の皿に移した。
そうしている間に、また新たな家族が砂金堀りにやってきた。
昨日、チャレンジして取れなかったので、リベンジという事でやってきたらしい。
娘が半分諦めだしてきたので、砂を捨てようとしていたので、「必ずこの砂に砂金が入っているから、時間まであきらめないで、少しづつ砂を洗ってみなさい。」と、オヤジが応援していると・・・
「あった!!」と、娘も歓声を上げた。
しかも、オヤジの取った砂金よりも大きい。
オヤジはと言えば、やはりビキナーズラックだったのであろう。あれからさっぱり取れなかった。
いよいよ時間だと思って、止めようとすると、係の人は「まだ大丈夫。」と言いながら、オヤジの更に自分で取った砂金の入った砂を入れてくれた。
それでも見つからないオヤジ。すでに時間は30分以上たっていたはずである。
「オヤジさん。時間です。」と呼ばれて、諦めてやめようとすると、「ちょっと貸して。」と言って、オヤジの皿を手に取った係のオネーさんは、パッパッ!!と簡単に砂を洗いだしたら・・・
なんと砂金が2個入っていた。
一応、30分の時間だが、時間を見たら40分ぐらいたっていたので、結構、サービスが良いところである。
ちなみに、デジカメの撮影や、ブログのアップも全然大丈夫。という事なので、とても親切な人たちである。
砂金を入れている紅い袋を受付に持っていくと、700円を払うと小瓶に取った砂金を入れてくれるサービスが行われていた。(ここまではネットの情報ね。)
で、新しいサービスで300円払うとカードの砂金を入れてラミネートしてくれるというのだ。
こちらのほうがサイフに入れて、お守りに出来るため、早速、娘とオヤジの取った砂金をカードにラミネートしてもらった。
こうして、今回の旅の最大の目的の砂金堀りは、オヤジは砂金3個。娘は1個持ち帰ることができ、大成功のもとに終わった。
北海道の地図の中に光る3つの小粒が砂金である。
多分、この場所は一部のマニアしか知らない隠れた名所だと思う。
たった30分だが500円という低価格。(カードや小瓶を入れても千円とちよっとの金額。)で充分に楽しむことが出来る。
北海道に来るライダー達も、できれば是非立ち寄って欲しい所である。
そんなに時間もかからず、お金もかからないで、充分に旅の思い出を作ってくれる場所であろう。
今回、4時間以上もかけてここに来たオヤジであるが、車で1時間ぐらいの場所なら、間違いなく休みの度に砂金堀りに行っているであろう。
さてさて、次にオヤジ達の向かう先は・・・・・
まだまだゴールデンカムイの旅は続くのだ!!