泣きっ面に蜂!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 玄関の鍵の交換の見積もりが、予想以上に大金となったオヤジ!!

 

 悪いときに悪いことは重なるもので、今日、タントを車検に出していたS車輛から電話が入った。

 

「オヤジ!!今、大丈夫か??」S車輛の社長の声は実に神妙であった。

直感的にまずい話だと感じたオヤジであった。

 社長の話によると、娘の足にしていたタントは、かなりアチコチにガタが来ていて、足回りのブーツ(ゴムのカバーみたいなやつ。)が、ほとんどダメで交換しなのといけないのと、最大の問題はタントカスタムのタイミングベルトの交換が必要という事であった。

 通常、タイミングベルトは10万キロを超えたら交換なのだが、前のオーナーが7万キロで早々と交換したため、今回、タントカスタムはもうすでに18万キロを超えているので、タイミングベルトの交換が必要となったのだ。

 

 普通、一般の人は10万キロオーバーになると、車を交換する人が多いので、タイミングベルトの交換って何??という人が多いと思うのだが、なんとオヤジ家のタントカスタムは2回目の交換に突入となるのだ。

 

 このタントカスタムは実に思いで深い車である。

 初めてかみさんが欲しかった車であり、函館まで家族旅行に走り回り、かみさんの死後、冬場にアイスバーンでスリップ。

センターラインを数十メートル沿って走って運転種側の側面に大きなスリキズを作った。

その後、自走して修理に出したら、全損と言われ、それでも修理して、元気に走り回っていたクルマであった。

さらに、今年、オヤジのパジェロミニを廃車後は、オヤジの車になる予定であった。

そんなことを考えながら、車検の見積もりを聞いたら・・・・・

16万円とのことであった。

うーーーん。実に微妙~~~~。

10万円なら即車検。

20万円オーバーなら、次の車に交換の予定であったが・・・その中間の価格帯。

早速、明日、S車輛に相談に行くオヤジである。

 

さて、明日、オヤジの出す決論はどうなるでしょう!!