いきなりの借金の為に、来年、進学を希望する娘2号は心配し泣きだした。
そこで、2号には「学校だけはきちんといかせてやるから何も心配するな。」と、安心させ、娘1号には最悪の事を考えて、次に希望する車は何が良いかを考えて置くように伝えた。
その日、オヤジはまんじりとしない夜を迎えた。
翌日、昼が過ぎてもS車輌の社長からの連絡はなかなか来なかった。
オヤジはこれでタントはやはりATがぶっ壊れたと覚悟を決めた。
それでなくても、もう20万キロ近い走行距離なのだ。普通ならもうすでに買い替えてもおかしくない車である。
そして、夕方遅く、S車輌の社長から連絡が入った。
「オヤジ。タントのATが壊れたら、車を取り換えるか??」
「やはりATでしたか??それでは次に取り換える車は●●●で、予算は▲▲▲です。」
「多分、予算内なら札幌の会社に数台出ているはずです。」と、手短に伝えた。
すると、「わかった。お金は1万円で良いよ。」
「へっ??」と、オヤジは素っ頓狂な声を上げた。
「かかったお金は、正確にはオイル交換もしたから、1万3千円と税金だから、約1万5千円もあれば良いよ。」
「????」
「タントはATがいかれたんで無くて、1気筒のプラグコイルがダメになっただけだった。」
「だから修理代は1万円で直ったよ。」
その瞬間、「おおっ!!な、直ったんですか!!」と、歓喜の声を上げるオヤジ。
こうして、人類の滅亡は、ターミネーターとサラコナーによって・・・・
あっ!!間違えたオヤジ家の滅亡は、S車輌の社長の手によって救われたのだ。
オヤジがこのように、S2000の楽しいカーライフを送れるのは、ひとえにS車輌の影の努力によってである。
今回も非常に助かりました!!ありがとうございます。S車輌の社長!!