なんてこったい!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 先日の事である。


 普段は娘1号の足にしているタントカスタムであるが、娘がオヤジが家に帰ってきたときに、

「お父さん。タントから変な音がして、坂道が全然登れなくなった。」と、言ってきた。異音はまたマフラーでも穴が開いたかと思ったが、坂道が登れなくなった。という言葉に嫌な予感がして、早速、家に置いてあったタントに乗ってみた。


 一応、発進は普通に出来き、異音もそんなに大きくはない状態であった。

 まあ、これぐらいなら、暇を見て修理に出そうと思って、いつもの坂道を下って、それから今来た道を引き返してみた。


 すると・・・・坂道は登りはするが、まるでカメのようにノロノロと走り、いまにも停まりそうな状況であった。

 

 直感的に、これはまずい!!と、判断を行い、いつものタントの主治医のS車輌にタントが壊れた事を連絡した。

 1時間後、社長と連絡が付き、代車の手配と、まだ平坦地は動けるために、すぐにタントをS車輌に持って行った


 社長にタントの故障の症状を話すと、かなり険しい顔つきになった。


 社長もオヤジも考えることは一つ。

坂道が登らないと言う事は、タントはかなりの確率でオートマの部分がいかれた可能性が高いと言う事だ。


 オートマがいかれたら、修理代が30万円。

更に数か月後にはタントは車検で10万円ばかしかかるので、維持していくだけで40万円ばかしかかる事となる。


 来年の10月にパジェロ・ミニは車検が通らないので廃車になるので、娘1号には新しい車。そしてオヤジはこのタント・カスタムを乗り続ける予定であった。


 が、ここにきて、タントとパジェロ・ミニと立て続けに2台の車の交換をするハメとなってしまった。

 車はどんなに安い車を買っても1台20万円から30万円はかかる。しかも、少し良いやつを考えたら、軒並み50万円から100万円!!


 うーーん。なんてこったい!!どうしたら良いのだろう??と、悩みつつ、タントの故障状況を連絡待ちのオヤジである。


 (フフフフ!!最悪の場合は、S2000を売って、2台の車を手に入れるか??)と、いきなりの借金に、あらぬ考えを持つオヤジである。