昼食が終わり次に行く所は、やはりあそこです。そうです。前回行った車石。ただ、今回は突発的に来てしまったので、車石の正確な住所がわかりません。
スマホで調べたら花咲港と出ていたので、早速ナビに入力。
すると・・・花咲港には番地が多数出てきました。もうこうなったら、どうしょうもないので、最初の花咲港の番地を入力して、いざ出発!!
10分後に、なんということでしょう。あてずっぽうに入力した番地が、車石がある場所でした。
ラッキーー♪
このトイレも車石をデザインして作られていると、思う・・・・
目的地はこの灯台まで行かないとありません。
老いた体には、かなりきついぞーーー♪
始めてきた、娘1号は車石が見当たらなくて、「どこだ?どこだ?」と探していました。
このリアクション。オヤジが初めて来た時とそっくりなので、思わずおかしくなりました。
階段をどんどん降りて行き・・・・・最終地点にたどり着いた時に、娘に後ろを振り向きな。と言ってあげると。
それはいきなり現れました。
余りの迫力に、言葉を失う娘であります。
本来は、娘2号を迎えに行くため、そろそろ帰らなければいけません。
が、今回は2号は友人と遊んでいるために、帰る時間を気にしないで良いので、オヤジはまた寄り道をしていきます。
場所は根室から50km程離れた・・・・場所。そうです。ここです。
ルパン三世の聖地!!
モンキーパンチ先生の生まれた霧多布町です。
早速、第一資料館に向かう。
しかし、毎回思うのだが、この資料館は無料なのは分かるのだが、デジカメで撮影OKと言う事は、とても凄い事である。
一応、原画もあるから、普通は撮影は禁止されると思うのであるが・・・
流石はモンキーパンチ先生が生まれた街である。
太っ腹というか、何と言うか。続いて第2資料館に向かう。
ここも入館料は無料であるが、ここの資料は全部原画の為に、デジカメは撮影禁止である。
早速、中に入ろうとすると、中からおばあさんが出てきた。
(すごいなぁーー。ルパン三世って、おばあさんもファンがいるんだ。)と、感心していたら、おばあさんがオヤジ達に声をかけた。
「あなたたちはどこからやってきたの??」
「網走方面からですが。」
「ごめんなさい。ここはもう今日はこれで閉館なの。」
「えっ??何時に閉館ですか??」
「この資料館は3時に閉館なの。」と、気の毒そうにオヤジに言った。
おばあさんは、この資料館の管理を任されている人であった。
時計を見ると、午後3時6分であった。
仕方が無い。きちんと調べないで来たオヤジ達が悪いのだ。
「わかりました。また来ます。」と言って、オヤジ達はおばあさんと別れた。
帰り真際に「もう少し行くと、ルパン三世通りがあるよ。」と、おばあさんが教えてくれた。
前回、オヤジが見た通りはルパン三世通りでは無かったのだ。
車でわずか数秒のとこに、ルパン三世通りが現われた。
「ふーーーん。ここが本当のルパン三世通りなんだ。」
いかにオヤジが観光地をきちんと見てないかが暴露してしまう。
そして、次に向かうのは・・・・実は今回の本当の目的地である。
前回、時間が無くて、ルパン三世資料館だけを見て帰ったオヤジであるが、その時に、霧多布岬を見たいと思っていたのだ。
そこで、今回は霧多布岬を見に行こうと思っていた矢先に、娘1号が参戦したので、急遽根室行となったのが、事の結末であったのだ。
だからオヤジとしては、この霧多布岬を見るだけで、充分に満足するのだ。
霧多布岬は直ぐ近くにあった。
車で10分も走ると・・・・
駐車場から灯台まで、約500メートルはありそうだ。
どうせ灯台まで行っても、岬の先端は見れそうもないので、オヤジはここで、霧多布岬に来たという事で満足して帰ろうと思った。
しかし、帰る寸前で思い立った。
「いや、まだ岬には到達していない!」
オヤジと娘1号は灯台まで黙々と歩いた。
やはり灯台の先からは岬は見えない。もうこれで充分に満足したから帰ろう。
すると灯台の端の隙間からがけ下に続く細い道が現われた。
「これで本当に最後だ!!ここを下って、崖が見えたら帰ろう。」と、オヤジは自分自身に言い聞かせて、また黙々と歩き続けた。
すると・・・・なんとそこが霧多布岬だった。
更に続く道。しかし、あたりは夕方になり。かなり暗くなってきた。これ以上進むのは本当に危険である。
そこで、オヤジは本当に霧多布岬を見たという事で、満足して帰る事とした。
ある人が言った。
「今はグーグルアースがあるから、実際にそこに行かなくても、言った気分になるから、別に旅なんか行かなくても良いよ。」
オヤジはそれは違うと思う。
今回、根室に実際に行ったからこそ、
北方領がどれだけ近くにあるのか、
貝殻島に建っている灯台は、実際は海から建っているように見えるとか、
霧多布岬は灯台の横の小さな脇道から入っていくとか。
これらの事は全部、オヤジ自身が体験した感動である。
残念ながら読者の方が、いくらオヤジのブログや他の人の体験談を読んでも、味わえない感動である。
それだからこそ、ドライブやツーリングで自分の知らない場所に行くのである。
どうか、皆さんも自分達自身が走り、味わった感動を忘れないでいて欲しい。そう思いながら、オヤジは霧多布岬を後にした。
灯台からはるか彼方に見えるS2000。
これからまたあそこまで帰らないと行けない。
ようやく、S2000にたどり着き、後は一気に帰るだけ。
帰りのアイスクリームはお約束です。
ちなみに、これは北海道最大のコンビニのセイコーマートのアイスです。
帰りも濃霧の中。
帰りの途中に並びました。
祝!!
99999km!!
今回は、492.6km走りました。いゃーーー。
やはり一日中ドライブは楽しいなぁ~~~♪
久しぶりに充実した一日となりました。