根室へ♪再び。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車








先日の通勤途中、見事車が路肩に落ちていました。


 真冬のアイスバーンならともかく、いま時期、車が路肩に落ちるという事は、居眠り運転でしょうか??

皆さんも気をつけましょうねーー。


 最近、S2000に乗らない日が続いていた。

休みの日は、必ずコンビニに行くときでさえ、S2000に乗っているオヤジにしては、珍しい出来事である。


駐車場の片隅に、ホコリを被りながら佇んでいるS2000を見る度に、ココロ痛むオヤジであります。


 そこで、今日の休みは思いっきりS2000を走らせると決意したオヤジである。

同行者は娘1号。2号は友達と遊ぶと言う事で、今日は1日中、S2000を走らせることが出来る。


 今回の行先は、またまた根室。理由なんか無い。とにかく、1日中、S2000を走らせることが出来るからだ。


 朝、8時前に根室に向かってGO!!



 霧が行く手を阻んだが、それでも力強く走るS2000。




途中、お祭りがあるみたいで、神輿を担ぐ人達と遭遇。



ひたすら延々と走るS2000。

酪農王国!!別海に到着!!

ここは町民の人口よりも牛の頭数が多いと言う、実に北海道らしい町である。

酪農王国と言えば・・・

とーぜん、お約束の別海産の牛乳。

実はオヤジは牛乳は少し苦手である。


子供の頃は、父親が生の牛乳を入れた一升瓶を携えて帰ってくることがよくあった。

それを温めて飲む牛乳は、味が濃く、本当に美味しかった。


 その味を知っている、オヤジには今の薄い味の牛乳は、美味しくないと感じているのだ。




と、言う事で、酪農王国の別海産牛乳を飲む!!うまいっ!!さすが、本場の牛乳!!

この牛乳を飲むと、普通の牛乳は飲めなくなるぐらい、味が濃く、美味しかった。


 牛乳で休憩タイムも終わり、またひたすら走り続ける。




時折、直線でかなりのスピードを出して、オヤジに追い付こうとする、ミニバンがいるが、タイトなコーナが迫る都度、ノーブレーキでカミソリのようなコーナリングを行い、追いついたミニバンをはるか後ろに引き離すオヤジである。

(S2000はね、NSXさえ引き離す、現役組に負けないコーナリングマシーンなんだよ。)


時刻は走り始めて3時間以上経っていた。11時近くにようやく根室の街が見えだしてきた。




横に見えるは有名な風連湖。



いよいよ根室に入ります。



風を利用して風力発電とは、何だか稚内のような感じです。





  

納沙布岬のトイレです。なんと花咲きガニをイメージしているそうだ。



  時刻は午前11時30分。ほぼ4時間あまりでようやくたどり着いた、納沙布(のさっぷ)岬。


お疲れ様S2000。




※根室の岬は納沙布(のさっぷ)岬と呼びます。ちなみに、野寒布岬(のしゃっぷみさき)と呼ばれる岬は、稚内にある岬です。

 じ・実はオヤジは今の今まで、のさっぷでは無く、のしゃっぷ岬だと思っていました・・・・

いかに勉強不足のオヤジかと・・・(笑♪)


 今まで根室に来た時は霧が濃く、海には何も見えなかったのですが、今回は霧も晴れて、はれて北方領土が見えます。










 画像では分かりづらいが、はるか沖合に巨大な島が見えます。









 根室と言えば、お約束の北方領土平和の塔。ここは外せません。


北方領土を見ていたオヤジはある奇妙な光景に気がついた。


沖合に怪物がいるのだ。もしかして、ゴジラが出現!!と、オヤジに緊張が走った。



どうも船ではなさそうだ。しかもデカい!!



画像を拡大したもの。まさかゴジラがこっちに向かってやってくるのか??


その答えは数分後に解決した。




 


記念館に行き、中を見ると・・・・




先ほどの正体の画像が載っていた。白と赤の色が見えるので、多分、灯台であろう。

しかし、島に建っていないで、海中から飛び出している。


 ここの館長さんに聞くと、やはりこれは灯台で、一応、貝殻島に建てられている灯台で、満潮の時は、海に中に島は水没するのだそうだ。


 やはり、今回、根室に来て良かったなぁーー。こんなこと知ったのは生まれて始めてです。



 最東端証明書ももらってしまった。(一応、タダです。)ラッキー♪


ちなみに、最北端は稚内。最西端と最南端は九州で発行されるそうです。


 主(あるじ)さん。全部、集めて見ます??(笑♪)


ここで、時間は12時過ぎたので、まずは食事と言う事で、食堂に向かう。


オヤジは大抵の食堂は国道沿いにある。と考えている。

が、根室の国道沿いには、食堂らしきものは全然無かった。唯一、回転すし屋があったが、過去、このような街の回転すし屋さんは、美味しいのだが、値段が高いというイメージを持っているので、ここはパス!!

 一応、すき屋があるので、ここに入ろうかと思ったが、娘1号が激しく抵抗する。

それはそうだろうなぁーー。わざわざ根室までやってきて、食べる物は普段食べている物は、誰も食べたくないだろうなぁーー。


 もう少し走って食堂が無ければ、すき屋で食事と言う事で,走り続けたら、本当に街のはずれにやってきた。


 すると・・・・なんとラーメン屋さんが現われた。





ここに入るなり、失敗したと思ったオヤジである。割かし広めの客室なのだが、お客さんでぎっしりであった。

いつまで待たないといけないのかな??と、不安に思っていたら、ほんの数分で、席に案内をされた。


ここで娘が頼んだのは、味噌ラーメンー豚丼のセット。1,080円である。


オヤジと言うと・・・・・シゲ二郎ラーメンである。メニュー表を読むと、有名な二郎ラーメンが根室に初上陸!!と書かれていた。


 二郎ラーメンは一度、札幌まで行ってチャレンジしたいと思っていたので、良い機会なので、早速注文。

(※一応、混雑時を除いた15時から17時までの注文らしいのであるが、聞いたら問題ないと言う事で、早速注文をするオヤジである。)




 まずは娘1号の頼んだ味噌ラーメンと豚丼のセット。これを見て、娘とオヤジは驚いた!!


通常、セットメニューは半チャンラーメンと半丼のセットなのだが、これを見たら、どう考えてもラーメン1人前+豚丼1人前。

要するに2人前の量なのだ。

「こんなの食べきれない。」と泣き出す娘1号。


 そして、オヤジの頼んだシゲ二郎ラーメンが来た!!



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


 あふれるスープに山積みになったもやしと麺。






 
  明らかに普通のラーメンのドンブリよりも大きい。


「麺の量は通常より2倍か??」


 しかし、実際食べ始めたら、通常よりも3倍ぐらいありそうであった。


結局、娘は豚丼の豚肉だけを食べて、ドンブリのご飯を残したので、オヤジはシゲ二郎ラーメン+ドンブリ1杯を食べた。



30分後・・・・・・御馳走様!!


そこには、もう糖尿を心配して、食事を制限しているオヤジの姿は無かった。


値段は何と980円!!こんなに安くて、採算が取れるのかなぁーー???と、思わず心配してしまうオヤジである。


続く。