S2000。オーディオ化計画。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 娘2号の滝川への送り迎えで、S2000で2日間で1,000キロ走ったオヤジ。


 S2000は走りに特化したマシンなので、もちろんオーディオはカーカセット、更にドリンクホルダーさえない。

 

 ガチな走り屋専用のマシンだ!!と、強がっても、ドリンクホルダーはまだしも、せめて音楽ぐらいは聞きたい。

 


  流石に往復8時間の道中、VTECサウンド(エンジン音)だけを聞いていたら、発狂寸前となるのは明らかである。


 そこで、オヤジは今迄、デジタル・ウォークマンの音をFMトランスミッターを使って、FMから音楽を聞いていたのだが、これが実に感度が悪い。

 電波の悪い山奥に入ったら、途端に雑音だらけどころか、誰もいない山奥の中、深夜にいきなり女性の悲鳴なんか聞えた暁には、もう半分気絶するほど怖い。

 他の局からの混信だと判っていても、すごく怖い時がある。


 それを何とかしようと、以前から考えていた、S2000オーディオ化計画を今日は発動した。


 まずは、先日、峠越えの為にスタッドレスタイヤに交換した夏タイヤを改めて履き直す。



 今日は朝から快晴!!半袖姿でも無茶苦茶に暑い。



  

 キャンプ用の半分捨てられる程、ボロになった銀マットを敷いて工具を用意する。地面にヒザを付いても、痛くないようにするためである。出来ればクロスレンチ(右上の十字になっているレンチ)があれば、作業は比較的楽に出来る。


 むかし、タイヤ交換をもっと楽にやりたくで、エァーインパクトレンチを購入したが、コンプレッサーの用意をするだけで、普通にタイヤ交換を行って2本も交換できるから、今はもう手動の方が早いし楽である。


 ただし、充電式電動インパクトレンチがあれば、比較的楽みたいである。

これは十勝サーキットで見てきて、覚えた事である。


 タイヤ交換のコツは二つある。


●必ずタイヤをボルトを締めるときは、手で最後まで締める。

 締める順序は対角線が望ましいが、別に手できちんとボルトが最後まで締れば、順序はあまり関係ない。

●ただし、最後の増し締めは必ず対角線上の順番で締める。


以上、この二つである。更に、必ず増し締めの確認をしないといけない。


時速100km/h以上で走っているとき、もしタイヤが外れたら、と考えたら恐ろしい事である。自分の命を乗せて走る車である。きちんと行いたい行為である。


 先日、同僚にタイヤ交換の料金を聞いたら、有名な某カーショップでは、1本800円で約3,500円ぐらいとられるそうである。たった30分間の手間暇で4,000円近くが浮くのだから、是非とも自分で行いたいものである。

(と、言いながら最近のオヤジはタイヤ交換は、馴染みの車屋さんで全車やってもらっているが・・・・。笑!!)

 


 約30分後、無事にS2000のタイヤ交換が終わったので、次はいよいよ、カーコンポの交換である。


 FMでとばしたら音が悪いと言う事なので、音の改善の方法は2つある。


 一つ目は古くから行われている、AUX(外部入力端子)から、普通の線を使って音を出す。

 

そしてもう一つはブルートゥース搭載のデッキを使って、ブルートゥースから音を出す。

 


 以上がS2000のオーデォ化計画には、最有力候補である。


 色々調べて行くと、S2000のカーオーディオはカセットなので、普通のカーCDデッキでは奥行きが深いため、前に出てしまいまともに付かないというらしい。  

 そこで、ブルートゥースしか搭載されていないカーアンプを調べたら、どれも高くても5,000円位である。このデッキ搭載が一番有力だと考えていた。


 そんな中、某リサイクル・ショツプから手に入れた1台のカーCD。


 純正ハーネスが付いているために、動作確認が出来ないと言う事で、格安で手に入れた商品である。

 AUXが搭載しているので、CDが再生ができなくても、デジタル・オーディオの音がここから出せると思っていた。

 しかも運良く、ハーネスはHONDA車専用ハーネスも付いていた。


 このカーCDを取り付けようと、屋根をオープンにした。すると、快晴の為、頭が暑すぎた。そこで、オヤジは日陰のあるガレージ内にS2000を入れた。


 まずはカーカセット交換の為に、外側のパネルを外す。一応、ネットで外し方を調べていたのだが、やはり実際にやるのと、やらないのは大違い。


単にパネルのツメを外すだけなのに、悪戦苦闘で10分ばかし。


内貼り外しがあれば便利と書かれていたが、オヤジは力技でパネルを外した。











配線は簡単にできたが、やはり奥行きがあった。パネルがしっかりと閉まらなかった。

 

 




 

 今回、このスイッチが新しいデッキに交換したため、使えなくなった。実に残念であるが、使えるようにするアダプターが8千円もするという事なので、あっさりと諦めた。




 この赤い部分が、さっきのスイッチと連動して操作が出来るらしい。




 別に、こんなパネルが無くても充分に良いんだけどなぁーー。変に高価に作りすぎて、逆に使いづらくなった見本である。



 そーいえば、このS2000に新しいカーコンポを付けたいと言ったら、最初にS2000が置いてあった車屋さんは、10万円もするから止めたほうが良いと、アドバイスしてくれたなぁーー。

 ピンボケであるが、新しく付け直したカーCD。運が良い事に、CDも使えたので、CDやAUXで今までどうりに音楽が聞ける。


 早速、今迄取り付けていた、FMトランスミッターを外す。





 

 こんな見えない部分の配線でも、きちんと停めているオヤジって几帳面というよりも、ほとんど変態??


 早速、昼から娘1号と共に乗りまわしてきました。結果は上々。これでもう、嫌な雑音から開放されて快適に乗れます。


 前回のステッカーチューン。


 これで、このS2000はオヤジと娘1号だけの、特別な1台となりました。


 小さい事の積み重ねですが、ますます自分のS2000が好きになっていくオヤジであります。