旭川に行きたいか♪-2- | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車


 

 時刻は午前10時。早速店に入ると・・・・

なんと開店は11時からであった。(ご利用は正確に・・・)という、どこかのCMが一瞬、頭をよぎった。

そこで、その足で今度は次に行く店。

CAN-DOに向かったのだが、何度も行っている店なのだが、どうしてもたどり着けなかった。

うろつくこと30分以上。このままではラチが開かないと思い、そこで、オヤジは容量の無いスマホで住所を調べ、カーナビに住所を打ち込んでようやくたどり着いた。

ここでの教訓。

 何度も行っている店でも、一応は住所は調べておく。

 

大幅に遅れること、午前11時にようやく到着。

 

 ここでの買い物を終え、再びナチュラルハイ(雑貨屋)に舞い戻る。

 この店を見終わった時に、オヤジはある異変に気が付いた。

日曜日なのだが、異常に車が多すぎるのだ。

 

 普段の旭川は、国道は確かに車は多いのだが、道路の途中で右折を行う事が出来るのだが、今回に限って、うせつどころか、幹線道路から、国道へ左折で入ることもできない程ひどい渋滞を巻き起こしているのだ。(この理由は、この後わかることになるのだが・・・)

 

 時刻は昼すぎてきたので、今日のメインイベントの食事は夜なので、昼は軽くどこかの定食屋に入ることとする。

 場所は昔、よく利用していた定食屋さん。

ここでは、おかず、味噌汁、ごはん、とそれぞれが自分で予算に応じで選ぶことが出来て、またおふくろの味みたいな定食屋さんなので、オヤジ家ではお気に入りの場所である。

 

 お腹を満たしたオヤジたちは、今度は1号のリクエストの旭川の美術館に向かう。

 対向車線は延々と何十キロも車が渋滞していた。美術館は反対車線からいけば早いのだが、全然割り込めないため、左折をして国道に回り込み、遠回りして美術館に向かう。


  いつもはすんなり入れる美術館であるが、なぜだか今日に限って、8台近く駐車場待ちとなっている。

 待つこと30分以上。ようやく、駐車場に入れて、美術館に入ると・・・・・

まさかの休館日であった。

な・なんてこったい!!

しかし、なぜだか美術館の駐車場は、満車である??

答えはその後、すぐに出た。

 そいで、今度はドンキホーテに向かう。

美術館付近の国道も何故だか車が混んでいた。

 

 

 中には驚異の2重駐車を行っている場所もある。

そして、走ること、数分。この先の下の河川敷で、旭川冬祭りがおこなわれていたのだ。

 

 それで、いままでの国道の渋滞の理由が分かったのだ。

また、旭川で作られているお酒、男山酒造の記念イベントもやっていたので、おそらく、旭川近辺どころか、札幌からも旭川に向かってきた人が多かったのだと思う。

 

 そこで初めて、オヤジは1カ月も前から、宿をとろうとしても、安い宿は軒並み部屋が取れないことが納得できた。

 

 ドンキホーテの隣の雑貨屋にもよろうとして、ここで大失敗!!隣の生鮮食品を扱うスーパーが激安売り出しをしたのかどうかわからないのだが、ここの狭い駐車場に、前から、後ろからと次から次に車が入ってきたのだ。

 

 一方通行にすればすんなり車が流れるのだが、係りの誘導する人もいないので、まさに駐車状全体がカオスの世界に入り込み、ドライバーのみんなが殺気だっていた。

 

 駐車所から出ようにも出られなくなったオヤジ達。偶然、前の駐車した車が出たために、強引に、そこの場所に割り込んで駐車して、雑貨屋に入り込むオヤジ達。

約、30分後に店から出て、ここから脱出しようとしたが、今度はおじいさんの車が強引にオヤジのタントの前に割り込んできた。

 

 

普段のオヤジはドウゾドウゾ。と優しく入れてあげるのだが、ここで甘い顔をしたら、左右からどんどん車に割り込まれるので、駐車場から国道に出るときは、一気に!!と、思った瞬間、今度は先ほどのおじいさんがこちら側に車をぶつけるようにしてきた。

「あぶねぇーーー。」

 

あわてて、タントを除けるオヤジ。

 

 その行為に駐車場から国道に誘導する誘導員も流石に危ないと思ったのだろう、おじいさんを停めて、オヤジ達を先に行かしてくれた。

 

 

 うーーん。恐るべし旭川人。オヤジはこんな場所は2度と来たくないなぁーー。


 この様子なら、隣のドンキホーテもやはり満車なんだろうなーー。と、思い、いざとなったら、店に入らな覚悟でいたら、確かに下の駐車場は満車であったが、屋上の駐車場はがら空き状態で、拍子ぬけしたオヤジ家である。

 

ここでの滞在時間も役1時間あまり。

 

 そしてここから出たら、今日の最後の行く場所は駅前イオンが出来る前まででは旭川では最大であつた環状線近くの、一番大きなイオンに向かう。

路面はアイスバーンでテカテカ路面。

何度も赤信号で停止できなくてヒヤヒヤした。

 

 

 娘2号が店内を見て回る間に時間つぶしでゲーセンに行おうと思ったら、このイオンにはゲーセン自体が無かった。しばし、娘1号とボーゼンとするオヤジ。

 

 ここで、オヤジはついにダウン。睡眠時間30分と、テカテカ路面のアイスバーンに緊張した心が折れて、休憩場のイスにヘナヘナと座りこんだ。

 

 娘1号に「好きなとこを見てきな。」というものの、1号も見る場所が無いせいか、オヤジと一緒にこの場所にしばらくいたのであった。

 

 ここが見終わったのが、5時近くであった。

今日のホテルのチェックインは6時頃なので、まずはいったんホテルにチェックインを行ってから、夕食に行くこととする。

 

 ホテルは潰れたウィクリーマンションを買い取って、大きなお風呂を作った感じであり、健康ランド+ウィークリーマンションを足して2で割ったような場所である。

 

 

スゲーー、チープな感じであるが、今日の時期に大人3人が宿泊が出来て、大きな風呂あり、休憩室にマンガの本が2千冊あるという事で、3人で約1万2千円である。

 

 娘2号はかなり部屋のチープさに衝撃をうけていたが、オヤジ的には健康ランドよりも個室がある分、大満足である。

(個人的にはどんなに立派な部屋でも、大きなお風呂が無いと、それなりの部屋と大きなお風呂があるホテルのほうを選びたいと思うオヤジである。)

 

チェックインを行ったあと、再び外出。

 

今日のメインイベントの焼肉バイキングである。

 

 糖尿の検査を数日後に控えっているのも忘れて、今回は食べに食べまくったオヤジである。

 

 ここでお腹を満たし、ホテルに帰宅後、大浴場で充分に疲れをとって、10時頃にいつの間にか寝てしまったオヤジである。

 

-3-に続く。