RUN and RUN  根室へ!!2 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 まずは、前回の記事で間違いがありました。


納沙布岬をノシャップ岬と書いていましたが、正確にはノサツプ岬の間違いでした。すみませんでした。

 


 特に、本州の方で、オヤジが堂々とノシャップ岬と書いていたので、他の人にあそこはノサップでなくて、ノシャップだよ。と知ったかで言いましたら、大ハジ書きますので、よろしく訂正の程をお願いいたします。


 いゃーー。人生50十数年。知らないで生きていました。恥ずかしい♪

 



主(あるじ)さんからのコメントで、根室には何しに行ったのか??と聞かれたので、ここで、根室に行った目的を書いておこうと思う。


 行った一番の目的は根室は今迄あまり知らなかった街なので、一度、どんな街か知りたかったという事と、それだけではつまらないので、今回は3つの目的を立てた。


①根室市にあるリサイクルショップを見て、お宝が無いか調べて見る。

(根室市は漁師町の為、結構、お金持ちが多いと思うので、お宝が眠っているような気がした。)


②ゲーセンに行って、根室最強のレーサーを叩き潰す。

(実は湾岸はもうやらなくなって、何ヶ月も経っています。あれだけ熱狂していたのですが、ここにきて、やはり本物のS2000に乗ったら、別にゲーセンのバトルはどでも良くなったのだが、一応、ランクB、S級殺しの力を根室市民に見せつけてやろうと・・・)

ゲーセンは根室市のイオンの中にあるという事だ。


③ 根室市には世界的にも貴重なホイールストーン、いわゆる「車石」というものが存在するらしいので、その石を見てくる。


 以上、3点を今回の目的とした。



 尚、豪華な食事はオヤジ的には糖尿が悪化する可能性があるので、なるべく質素なものを考えていた。


納沙布岬を後にしたオヤジは、早速、リサイクルショツプへ行こうとした。


 カーナビをセットする。場所は花咲港118番地。

しかし、花咲町は3丁目までしかなかった。


探している途中、いきなりイオンが見つかった。





そこで、予定変更。


 まずは根室市最強のレーサーを叩きつぶしてやる!!そう思ってイオン内のゲーセンに向かう。

 

 ゲーセンの中には・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さな子供が遊ぶ、ゲーム機しか置かれていなかった。


 ゲーセンの滞在時間、10秒。すぐにイオンから出て、リサイクルショップへと直行!!


 カーナビで住所を検索。花咲町118。しかし、いくら検索しても3丁目までしか出てこない。捜索する事、約30分。


 ここでオヤジは妙なことに気が付いた。グーグルで検索した場所は、今のいる場所の反対側にあるのだ。


 もう一度、リサイクルショップの住所を調べると・・・・花咲町では無く、花咲港であったのだ。


(えっ??きちんと見れよですって??フン!!老眼がかかったこの目では、小さな文字は見えないんだよ。だから花咲と書かれていたので、検索が花咲町にしていたんだよ。)


すぐに、検索し直してリサイクルショップへと向かう。


 すると今度は最後の目的地の「車石」の案内板を発見!!



そこで、急遽、予定を変更して、「車石」の場所にS2000のハンドルを向ける。



 約、10分後。到着。最初、ここが何であの「車石」があるか判らなかった。単なる灯台であったからだ。





「車石」ってどこにも無いでないか!!」と、1人ブツブツ言いながら、あたりを見渡す。灯台の下側に降りて行く道があった。


 駐車場から少し離れているから、このまま帰ろうかと思ったが、みんな下から上に上がってきたので、一応、オヤジも灯台の下側に降りて見た。


 それらしい石があるが、やはりきちんとした車型(円形)の石では無い。それらしい石は無いなぁーー。と、ふと上を見上げた時であった。







「!!ここだ!!ここがその場所だったんだ!!」

 


 ようやく、目的の場所にたどり着いたオヤジであった。


改めてマジマジと見上げたが、なかなかこんな風に車型(円形)になっている石を見るのは初めてだった。


 まあ、これだけでも、4時間かけてきたかいがあったものだ!!


 オヤジはしばらく満足げにあたりの景色を眺めていた。

 






「車石」を見たオヤジは次の目的地のリサイクルショップへ向かった。


10分ほど走ると目的地の場所は見つかった。




「・・・・・・・・・・・・・」


 ご利用(旅行)は計画的に。と、どこからともなく、某貸金業者の声が聞えたような気がした。


もうこれで、根室で見る場所も無くなってしまった。


時間は11時30分。たった2時間弱の滞在であった。


これから帰っても、3時までには家にたどり着く。さて、どうしたものか??








お腹もすいていないので、とりあえず根室から出る道に向かう。


「おっと!!お土産買うの忘れていた!!」


子供達にはお土産を買ってきてあげる。という約束をしていたことを思い出した。














慌てて根室の道の駅に向かう。


ここで、お土産を買ったので、後は自宅に帰るのみなのだが、まだ昼前である。


 途中でスピード違反で捕まった車がいた。




ここはひたすら直線なので、みんな高速道路並みの速度で走っている。


オヤジは改めて気を引きしめながら運転をする。


後は別海町→弟子屈町→オヤジの家に帰るのみなのだが、まだまだ時間は午前11時だい。


 そこで、オヤジは釧路に行く方向にS2000を向けた。


 こんどの行先は・・・・あの「ルパン三世」の作者のモンキーパンチ先生の出身地の浜中町である。


 30分ぐらいで浜中町に着いたのだが、何故か「ルパン三世」の看板が駅にあるだけで、今一つ、町自体が盛り上がっていない。







いうよりも、浜中市となっている割に、浜中駅周辺の住宅が20件ぐらいあるだけであった。

「いったいこれはどういう事だ!!」あのネットで調べた、ルパン三世ロードはどこにもないぞ!!



 オヤジは怒り狂った!!浜中駅の横の案内板を見る。

 


 すると・・・・・どうも浜中町よりも霧多布(きりたっぷ)町の方が、色々と紹介されていた。



娘達が4時ごろに帰る時間までは時間は後1時間弱しか滞在時間は無い。


 オヤジはダメ元で霧多布を目指した!!


 

約30分後・・・・霧多布町の商工会があって、人が入れ替わり立ち代わりしていたので、オヤジもあの「ルパン三世」ロードはどこなのか聞こうとした。




 その中ではルパン三世のイラストが入ったバスタオル等のルパン三世グッツが売られていた。






 今更グッツを買う年でもないので、軽く見て回って、ふと、通りを見たら・・・・・おおっ!!ここが、噂のルパン三世ロードではないか!!


 

更に商工会の向かいの大きな建物に入ったら・・・・・








「ルパンを追っかけて来たら、とんでもないものを見つけてしまった!!(ルパン三世資料館)」:銭形のとっつあん。BYカリオストロの城!!と、おもわず叫んでしまった!!





 更に第2資料館もあるみたいなので、そこにも行ってみる。どちらも入館料は無料!!


さすがです!!モンキーパンチ先生!!





ここでは、モンキーパンチ先生の原画が飾られていた。




更にガチなファンもいた。 (もちろん、中は青いワイシャツでネクタイも黄色。)


若いってことは素晴らしいなぁーー。

(オヤジは恥ずかしくてこんなコスプレは出来ない。というか、やったら変質者が現われた。という通報ですぐに警察が来るだろうなぁーー。)


 大学生ぐらいの年齢だったので、ルパン三世はどの世代にも愛される作品なんだなぁーー。


ここで時間キレとなった。


急いで帰らないといけない。



 おおつ!!前の車は70スープラではないか!!


 気持ちスピードを飛ばしながら走っていると、普通車である前の車がオヤジのS2000をみたせいでスイッチがはいったせいか、やたら飛ばす事。飛ばす事。



 時速90km/hで追跡してみたが、あっという間に見えなくなってしまった。

(おおーーぃ!!あまり飛ばすなよーー。捕まったら、免許取り消しになるぞーー!!)


 地元組は普通車でも鬼走りするんですねぇーー。


こうして今度は本当に帰宅の為、別海町に向かう。


そろそろお腹が空いてきた。


 人よりも牛の数が多いと異名をとる別海町は日本一の生乳生産量を誇る、酪農が盛んな町として知られている。


 そこでオヤジは折角だから、別海町の牛乳を飲んでみる事にした。





 流石は日本一の牛乳生産量の町。1年ぶりに飲む牛乳は濃くて美味しかった。

これが今日の昼飯。


時刻は午後2時。残り時間は2時間。


このままいけば楽勝コースである。


オヤジは簡単な昼飯を終えた後、またひたすらS2000のエンジン音を聞きながら帰り道を急いだ。


午後4時。こうして無事、根室から帰宅。


 朝5時半出発!!約9時間30分のロングドライブ。




全走行距離は・・・・約500km。

しかも・・・・かかった燃料は、4,458円、28.09L・・・・・


そして燃費は・・・・・17.68km/l!!



パネェーー!!


俺のS2000!!


ますます気に行ったぜ!!