停電ネタはもう止めようと思っていたのだが、思ったよりも事態は深刻化しつつありそうという事を、知って頂きたいという事と、今後、再び同じようなことが起きたら自分も参考にしようかと思い、今日も停電ネタです。
今回は貴重な体験の為、街が完全に復旧したと感じられるまで、今後も定期的に停電ネタは続けたいと思います。
また、停電ネタはオヤジの心の中の声の為、画像は一切ないので、あまり面白くないと思うので、長文が苦手な方はスルーしてください。
あのブラックアウト(大停電)から5日間すぎた。
オヤジは停電が復旧したら、数日間で今までどうりの生活が出来ると思っていた。しかし、あの日以来、全ての生活が変ってしまった。
まず、食料関係が大幅に変わってしまった。
コンビニやスーパーに行けば相変らずにパンや乳製品、豆腐や納豆の品切れが続いているのだが、特にパンの入荷は未定。という事であった。
また、冷蔵餃子などもすべて無くなっていた。
人間、目の前に物があれば特別気にならないが、無くなると急に欲しくなるものだ。
今迄は休みの日だけパン食にしていたのだが、いざ食べられなくなると、無性に食べたくなってきた。
また、牛乳が入荷未定になれば、それの代用となる、今度は豆乳も入荷未定となっていた。
豆乳は娘2号。コーヒー味の豆乳はオヤジが愛用していたので、いざ、無くなると、これも無性に飲みたくなってきた。
さらに問題が出てきたのが冷凍食品。多分、ほとんどの家庭は自分やお子さんの弁当のおかずに、冷凍食品を使われていると思う。
今迄オヤジ家にストックしていた冷凍食品がそろそろ底を尽き始めてきた。子供達は昨日から学校等に行き始めてきたので、今後、冷凍食品が無い事は弁当作りにかなりの問題が出てくるのである。
ここ数日、スーパーに通いつめたが、魚、肉もほとんど無くなり、販売しているのはキャベツ、ニンジン、ジャガイモ、タマネギなどのすこしばかり野菜ばかりとなっていた。
その時、オヤジはおかしなことに気が付いた。パン、乳製品、豆製品の入荷未定はどこのスーパーも共通しているのだが、たとえばAのスーパーには野菜はあるが、肉、魚が無いのだが、別のBのスーパーには逆に肉や魚はあるのだが、野菜が無いのである。
オヤジは前回の休みに、どこのスーパーにも豊富にあるジャガイモ、ニンジン、タマネギと、たまたま販売されていた豚肉を買ってきて、営業用のズンドウのような大きなナベで、かなりの量のカレーを作っておいた。
これなら、3日間分はカレーで食事を賄うことが出来て、しかも野菜を取ることが出来る。
その間に食材の流通も、大半が復帰すると考えたのだ。
(職場で他のパートの人にも聞いたら、やはり大半の人が、カレーやシチューを作っていたらしい。)
※ただしトン汁は豆腐やコンニャクが無いため、どこの家庭も作ることはしなかったみたいである。
しかし、オヤジの目論見は見事はずれてしまった。
2日目の夜もスーパーには何にも無かったのだが、今夜はカレーライスだから大丈夫と考えていたが、家に帰ってみると・・・・・・・・・・・・・・・見事、カレーの入っていた大きなズンドウは洗われて水にさらされていた。
やはり子供達も、何も食べるものが無くて、カレーばかり食べていたのだろう。
ここにきてついに食材が切れてしまった。
更に間の悪い事に、お米も切らしてしまったのである。
今日はオヤジの休日。
午前中はパジェロの車検の手配などを行い、その足でS2000に乗りこみ、食材探しの旅に出たオヤジである。
行き先はもちろん北見。後から考えれば隣町の大手スーパーを数件回ったほうが、色々食材があったかも知れなかったが、やはり人口の多い街程、食材は沢山入ってくると考えた訳である。
勝負は午前中。午後からはパートから帰宅する主婦たちが食材を求めて殺到する可能性があるからだ。
真っ先に心配だったお米を見に行く。すると・・・・・あれほど山のように積まれていたお米は全て無くなっていた。
後には割高な5kgのお米が2個のみとなっていた。
また、冷凍食品を見て見ると、僅かばかりだか、数種類の冷凍食品残っていた。
オヤジはまずサイフを見ると、中には5千円程しか入っていなかったので、すぐにお米を先に買って、一旦、近くのATMに走り、お金を降ろしてきて、再び舞い戻り、数少ない冷凍食品を子供達の弁当に必要な分を買い求めた。
また、このスーパーでは今までどこのスーパにも無かったモヤシや豆腐が売られていたので、お肉や中華の元を買ってきて、これから数日間のオカズとしようとした。
ここのスーパーでは、残念ながら欲しかったコーヒー味の豆乳が無かったので、仕方なく甘い味の飲み物を飲むことは諦めた。
また、驚いたことにパン屋さんで作っているドーナッツが大量に売られていたので、オヤジはこれも6個ばかし購入した。
とりあえずのお米と冷凍食品+甘いドーナッツがゲットしたオヤジオであるが、冷凍食品を購入したため、北見での昼食は無理なため、同じスーパーで購入したおにぎりを車の中で頬張り昼食とした。
まずは、明日からのお米と弁当のおかず(冷凍食品)を手に入れてホッとしたオヤジであるが、夕方は学校から帰宅した子供達を伴って、またまた食材を買いに出かけた。
すると、今度は隣町の大手スーパーであるが、ここは冷凍食品や豆腐、納豆などは一切なかったのだが、冷蔵餃子や嬉しい事に、コーヒー味の豆乳が1人1本の限定ではあるが販売されていた。
こうして1日、オヤジは食料確保の為に、1日を費やしたのである。
PS。新聞によると12日ぐらいからどんどん食品は流通し始めるらしいのだが、店の品切れのプライスを見ると、またまた食品の入荷は厳しい状況のような気がするオヤジである。
PSS。TVやラジオで行っていましたが、ここ数日から急に再び大地震が起きると、大規模なデマがラインやSNSで拡散されているみたいです。
被災された方はまだまだ自分達の家に戻ることが出来ずに不安な日を過ごされています。
その方たちの不安を煽るような事は、是非ともやめて下さい。
実は昨日、夜の11時頃にオヤジ家もカタカタと音がした途端、小さく揺れ始めたので、地震か??と思い、TVを付けたのですが、地震速報は流れませんでした。
多分、オヤジの勘違いだったと思います。
これほど離れたところでも、小さな揺れも敏感になっていますので、被災された方々の心労はかなりなものだと感じられます。
まずは被災された方々の一刻も早い復旧を同じ北海道民として祈っています。