いざ!札幌へ!!-ファイナルー | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 北海道はお盆を過ぎると、いきなり寒くなる。


 今日も台風のせいで外は大雨。


気温は12度をきる寒さである。


ずぶ濡れで帰ってきたオヤジ達は、家でも底冷えする寒さである。


 そこでオヤジは少し贅沢であるが、早速、暖房を入れる事とした。


 30分も暖房を全開にして付けておけば、たちまち家じゅう暖かくなり、室内温度26度の常夏の世界と変ります。


(えっ?もっと節約しろって???今のオヤジは家の灯油代よりも、子供達が風邪をひくと、自分の休み以外は子供を病院に連れて行けなくて大変な事となるので、多少の贅沢は贅沢とは思っていない主義なのである。)

 片親って、子供が病気やケガをすると、簡単に病院に行けないから大変なんですよね。


昨日は疲れてダウンしていたので、1回休んで、さてさて、体力が戻ったところで、いよいよ札幌旅行のファイナルをば。


 札幌旅行3日目、最終日。本来はオヤジ達はむかわ町の地球体験村に行く予定であった。

 

 ここはかみさんが生前、娘2号が2歳ぐらいの頃に見に来たとこであるが、もう一度見に来たいと思っていたところなのだが・・・・・


 しかーーーし!!地図を見ればどう頑張っても苫小牧から高速で1時間ばかしの所である。



 簡単に考えれば、千歳から苫小牧まで30分+むかわ町まで1時間、ここまで戻ってくるまで往復3時間かかるのである。更に札幌まで戻って、それから帰るとなっては、完全に今日中に帰る事は不可能に近い距離なのだ。(ココをペットショップに預かってもらっていて、7時までに家まで戻らなくてはいけないのだ。)

 

 そこで、急遽予定を変更。またまた娘2号の好きな旭川のイオン+リサイクルショップ巡りを行う事とした。(こういう点は、人数が少ないとすぐに変更できるから、非常に便利である。)

 


 




まずは、昨日の朝食はコンビニで質素であったので、今日はホテルのバイキングとしゃれこむ。

 もちろん、和食+洋食を充分に堪能する。






 お腹も満たされたところで、札幌経由で旭川に向けて出発!!時間は7時過ぎ。


 ありがとうベスト・ウェスタン・・・・(後は名前忘れた。)ホテル。1泊であったが、充分に休息を堪能させてもらったよ。


 

 途中、またタントのエンジンを唸らせながら走らせて、高速道路を走る事、約2時間。


 そしていきなり9時30分ぐらいに旭川のイオンに到着!!ここで、またまた2号に洋服をたかられる。


 くそっ!!気のせいか、旅行中は2号の物ばかり買っているような???オヤジが首をかしげながら悩みだすと、「気のせい、気のせい。」と2号が横でささやく。

「まあ、いっか??」オヤジの良いとこは2秒で都合悪い事を忘れられる事なのだ。

 気に入ったものが手に入った娘2号は、もう旭川のイオンは興味が無くなったせいか、さて、次行こう!!とオヤジを急き立てる。」

 

 その後、旭川のリサイクルショツプを巡ったが、やはりオヤジの目当てのものは見つからないので、これで旭川巡りも終わりとなった。


 朝食をしこたま食べたので、昼はキャンセルという事で、後は帰るのみ。そこで、オヤジはバイクグッズのお店に行く事とした。

(もしかして、新品であるが希望の革ジャンがあるかも。と、思った訳である。)

 




約30分後に到着。


革ジャンはあったが、オヤジの望むものは無かったので10分で出てきた。


後、1件、車のパーツ屋に行ってから帰るとしょう。





パーツ屋に行く途中、ホンダのビートに出会う。


しかし、何故だか違和感が・・・・よーーく見ると、ナンバープレートが黄色でなくて白ナンバーである。これが噂に聞く白ナンバーの軽自動車なのかと納得!!


(流石は旭川。噂に聞く車が簡単に現われるとは・・・・)




旭川の隣町の当麻にあるガソリンスタンドにある車のパーツ屋。


 前に来た時は正体不明のGTウイングがあったが、今回は残念ながら無かった。

 買う買わないは別にして、こんなパーツがあるんだ。と見るのは非常に楽しい。

 


 というか、この3日間で初めてオヤジが見たい場所に来たような???


ここでも希望のパーツが無いため、10分ぐらいで店から出てくるオヤジである。






 ふと、空を見上げると、多分千歳からスクランブルで発進したジェット機の飛行雲が・・・・久しぶりに見るなぁーー。オヤジ達が2時間ぐらいできた距離を、たった十数分で飛んでくるとは恐るべしスピード!!


 こうして、3日間の娘2号との旅行は無事に夕方には帰宅することが出来た。



全走行距離は1,030km。



ありがとう!!タント君。昨年、全損事故を起こして再起不能となりながらも、よくここまで蘇ってくれた!!


 もう君を事故車とは呼ばせない。

高木さんの作ったボディは新車以上だ!!

(湾岸ミッドナイト・談)


 オヤジは3日間苦楽を共に共にしたタント・カスタムの労をねぎらうため、ガソリン満タン+洗車+ワックスをかけて家に帰宅した。



 5日間ぶりにペットショップから戻ってきたココは久しぶりの実家に、気持ちよさそうに地面にスリスリしていた。

(滞在中、毛をカットしてもらったので、大きさが半分になったココである。)

PS.ちなみに、かかった費用はそれなりにかかりました。二人だけの旅行だから経費が安くなることは全然ありませんでした。


 まあ、多分、2号も来年は高校3年生。なかなかオヤジと遊んでくれなくなるかもしれないので、最後の旅行だと思えば良いかな??と、楽天的に考えるオヤジである。