魔改造!!タントカスタム!!後編! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車



 今日は土曜日。娘2号をバイトに送って、家事の必要な物を買って自宅に帰ると、もうすでに時間は昼をさしていた。


 朝から雨。しかもS2000は娘1号が友人とドライブに行く。という事で、朝から乗って行った。


 さて、これから娘2号のバイトの迎えに行く、3時までの3時間余り、前回のタントカスタムの、魔改造の続きを行う事とした。


 この改造の成功は、新しく取り付けるカーCDがいかに取り付け出来るかがカギとなる。


 オヤジは最初、ホームセンターから金具を取り付けて、新しくカーCDを付けようと考えていたのだが、取り付け金具をよーーく見ると、何やら新しくつけられそうな感じがした。

 


 






午前中にカーナビを取り外し、改造用にこんな配線を用意した。



 更に新しく手に入れたカーCDはボディアースが出来ないために、ボディアースが出来るように端子を付け直した。


 いよいよカーCDの取り付けを行う。



 この3ヶ所の穴のどれかに、カーCDがつけれれば良いのだ。




ついでに、前回、カーナビの横に隙間が出来ていたので、この隙間を穴埋めできるパーツを取り付け付けれないから(ネジ穴が合わなかった)、テープでズリ落ちないようにしてから、カーナビに取り付け用の金具を付ける。




そして、更に新しく手に入れた、カーCDを取り付ける。穴の位置とボデイの穴の位置が単に合っている所を探す。




パネルを付けてイメージ的に無理が無いか調べて見る。


(オオッ!!ジャスト!!フィット!!)

ちなみに、この事を100均の商品で、違う者同士が純正品みたいに、きちんと合う事を、シンデレラ・フイットというらしい。


 後はこれで取り付ければ、OKである。ここで、一つ大切なことを見落としていた。


 それは、カーCDがたいぶ取り付けが奥になっている為、中に入る空間があるかどうか??という事であった。


 配線を行わないで、おそるおそる、中に入れて見る。すると・・・・

 なんという事でしょう!!オヤジの思いつき出始めた、カーCDは上手い具合の入ったのである。






ここまで来たら、もう半分は出来あがったもの!!オヤジはカーナビとカーCDの配線をチャッチャッと終わらせた。



 カーCDの電源はカーナビの電源から取って、スピーカーの配線は、先ほどの2分配の配線を利用する。

 早速、試験をしたら、カーCDからきちんと音が出ていた。


 おおっ!!大成功だ!!と、気を良くして、カーコンポ用のパネルを取り付けようとしたら、カーナビの方の電源は、全然入らなかった。


(????)何故だ??何故電源が入らないんだ??

(もしかして、壊れた???)オヤジは訳もわからないで、考え込みながらも、一旦、もう一度、カーナビを取り外した。


すると・・・・・ナント、カーナビのハーネスが取り付けられてなかった。

 


(てへっ♪)


 気を取り直して、もう一度、配線をし直して、再びカーナビを収める。

再びテストを行う。





 

カーDVDの再生はOK!!ラジオもOK!!




更にカーナビもOK!!.これで、いよいよ終了だと思い、最後のテストのカーCDの音だし確認を行う。


 すると・・・・・カーCDからは、今度は音が出なくなって、ボリュム最大にして、ようやく小さな音が出た。



くそっ!!失敗だ!!


 何でさっきは正常に音が出たんだ??と、オヤジは不思議に思いながらも、一旦、また配線に間違いが無いか、取り外して確認をする事とした。


 すると、取り外したカーCDとカーナビが異常に発熱をしていた。


 あまりにも熱くて触れないぐらいの発熱である。(これはやばい!!)と慌ててカーCDを取り外した。


 と、言う事で今回のタント・カスタム、魔改造編は、カーナビ、カーオーディオ異常発熱の為に、この企画自体が中止となった。


と、いう訳で、タントカスタム!!魔改造編はこれで、おしまい・・・です。・・・・・・・・・・・











と、諦めたのですが、さっきカーナビの電源が入らなかった時はカーCDは正常に音が出ていたのが、カーナビの電源が入った途端に、音が出なくなった+異常発熱を起こしていたので、もしかしてスピーカーの2分配に問題があったのではないか??と考えてみた。


 そう考えたら、やはりカーナビ用とカーCD用に2組のスピーカーが必要である。仕方がないから、カーCD用にスピーカーを用意するしかないかと、考えて、タントの中を見回すと・・・・・



 後部ドァーに何やらスピーカーらしきものが付いていた。

「もしかして、これはスピーカーでないのか????」と、思い、再び、カーCDを取りつけして、今度はフロントスピーカーからカーナビとカーCDの2分配を行わないで、フロントスピーカーをカーナビ用。リァスピーカーをカCD用にと配線を行い再び試験。


 すると、カーナビ、ワンセグ、チューナーはOK!!更にカーCDからも綺麗な音が出てきた。あとは異常発熱の問題である。


 丁度その時、娘2号から、バイトが終了するから迎えに来てコール。その為、網走の娘2号のアルバイト先までオヤジはタントカスタムを走らせた。


 そして、娘2号のバイトが終わるのを待つ間、オヤジはカーCDとカーナビが異常な発熱が無いか、再びフロントパネルを外して調べて見たら、カーCD,カーナビ共に異常発熱は見られることは無かった。


「これで、ようやく終了だな。」


と、言う事で、魔改造!!タントカスタム編はあっけないほど、簡単に終了をした。



 違和感なく入り込んでいるカーCD。カーナビの両方のスキマも、今は綺麗におさめられている。





 夜だって綺麗にライトアップしている。


 今回、たかが4万円程でカーナビを買いかえれば納まる事を、更にカーCDを取りつけ増しにした魔改造であったが、フタを開けて見れば、単に普通のカーコンポの取り付けと変わらないので、案外すんなりいってホッとしたオヤジである。


 しかし、勉強になったのは、カーコンポどうしてのスピーカーの2分配はNGで、更に異常発熱も起きるという事が勉強になった。


 また素人発想は非常に危険なことであり、下手したらたかがカーCDの取り付けで車を1台燃やす事になったかもしれないと思うと、やはり取りつけは基本に忠実でなければいけないと思った事例である。


 しかし、まさか小物入れを外して上手い具合にカーCDが取り付けできたことは、これも素人発想で、上手く行った件ではないであろうか??


 カーナビのCDが壊れたら買い替える。これが通常の発想ではあるが、使えないCDなら、逆に別な所にカーCDのみを取りつけてると、今度、再びカーCDが壊れたらまた、このカーCDを取り換えれば良いので、非常に金銭的には優しいのではないかなーー??


  以上で魔改造!!タント・カスタム編は本当に終了!!もちろん、マネをするのは全然構わないが、あくまでも自己責任でね。❤