いざ!!札幌へ!!-プロローグー | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 すっかりアメブロ死亡説が流れているオヤジです。今年は3連休をとって、娘2号と札幌へ旅行にいってきました。


 それでは、今年の珍道中の始まり始まり♪



7月未明。いつもは自分の部屋に閉じこもっている娘2号が珍しくオヤジのいる茶の間にやってきた。


そして、「お父さん。夏休みの8月の平日はバイトも無いから暇なんだよね。」

 


「うん、それがどうした??」

 


「だから、どこかに行かない??」

 


「どこかに行くって、8月は娘1号が10日間近くスクーリングに東京に行くから、家族全員での旅行なんて無理だろう。」

 


「それなら、●●ちゃん(娘1号)が、スクーリングに行っている間、うちらも旅行に行かない??」

 


「流石に1号が勉強に行っている間に、旅行って、親としてというよりも、人としてどうよ??」と、オヤジは娘2号に聞くと、しゅんとして


 

「そうだよね。やっぱりダメだよね。」と、少し寂しそうに言いながら、「二人なら旅行にかかるお金も少ないと思ったんだけどなぁ--。」と、残念そうにつぶやいた。


と、その瞬間!!オヤジの目がキラリ♪と輝り、5分後には旅行先のホテルを探している、鬼畜なオヤジの姿がそこにあった。

 


 旅行が行くと決まったら早い。早速、オヤジは娘2号に今回の旅行のコンセプトを発表した。


「今回の旅行のテーマーはウインドウ・ショッピングだ!!」

 


「初日はお前の好きな札幌のお店を見まくる。!!そして札幌で宿泊。」

 


「そして、次の日は北海道最大のイオンがある苫小牧に行って、その帰りに千歳のアウトレット・モール・レラと千歳空港を見に行く。そして千歳で宿泊。」

 


「最終日は苫小牧から車で1時間程の所にある、むかわ町の地球体験村に行って、そのまま帰る予定だから、お前は行きたいところをリストアップしておけ。」と、オヤジは娘2号に厳かに話した。


 旅行に行くとなったら話は早い。娘2号は翌日には行きたい場所のリストを上げて、オヤジに手渡した。

 

 こうしてオヤジと娘2号の夏休みの旅行計画は始まったのだ。


そして、旅行決行日まで、あわただしく日は過ぎ去っていったのである。