帯広:キャンピングカーフェステバルと鹿追:ノスタルジックカー・イベント 後編 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 現在時刻は午前10時30分。


 次にオヤジは帯広のキャンピングカーフェステバルの住所にナビを入力して、ハンドルを向けた。


 カーナビは国道ではなく、裏道を次々と指示していった。

ナビの指示は


「次の300メートル先を右に行ってください。」

「次の500メートル先左を行ってください。」


 と女性の声で的確に指示を出していく。また、その道は90度ターンだったり、かなりな鋭角な角度で曲がるので、その都度、オヤジは減速、そしてコーナーを抜けて加速を行っていく。


「ふっ。これはまるでターマック(舗装道路)専門のラリーを行っているみたいだな。」


 久しぶりの裏道のハンドル操作でオヤジは生き生きと運転を行っていた。ただし裏道はどこから車や人が飛び出してくるか分からない。その為、かなり人家のあるところではスピードを落としながら運転を行う。

 こうして、オヤジとS2000に搭載されているカーナビは息の合った運転で、約30分後、第2の目的地に着いた。




 

そして着いた場所は、帯広の競馬場の横であった。

はい。今回もクドクド言いません。

まずは展示されている豪華なキャンピングカーを見てください。






 何故かいきなり自衛隊のバイクが展示されています。オヤジもバイクは好きだから、すかさず画像をゲットです。
























10年ほど前である。


 実はオヤジも100系のハイエースのキャンピングカーを所持していて、数年間はかみさんと子供達と休日は北海道中走り回った事があった。


 たとえ休日が1日しか無くても、前日に富良野で行われているイベントのニュースがやっていれば、休日の前の仕事が終ってから旭川で車中泊。

 そして次の日には富良野に行って遊んでから、午後からゆっくり帰ってくるということ何度も行った。


 当時は今ほどキャンピングカーがブームではなく、キャンピングカーはセカンドカー的な存在であったので、オヤジがキャンピングカーを買って、その車で通勤していたので、かなり周りから変わり者のオヤジだと思われていた。


 キャンピングカーの購入時には、母親からは「こんな車は定年退職してから買うものだ。」と反対された。

 また今までお世話になっているS車輌の社長からも、「まだキャンピングカーはいらないだろう。旅行先の宿泊なら健康ランドで充分だろう。」と諭されたが、かみさんだけは、「年をとったら長距離は運転できなくなるから、もし買うなら今がその時でない??」という、後ろ盾もあり、購入を決意した思い出がある。


 このキャンピングカーのおかげで、オヤジ達家族は旅行という共通な趣味を持つ、仲の良い家族となっていった。


 100系のキャンピングカーを数年間所持して思ったのは、オヤジのカースタイルでは、キャンピングカーではなく、単なる車中泊が出来るだけの車で充分だと判った。

 更に100系のキャンピングカーでは大きすぎて維持も高いので、出来れば軽自動車の簡易型車中泊専用の車があれば十分だとも思った。


 おかげで今回、軽自動車のキャンピングカーを見て、車中泊のベツトを自作するヒントがたくさんあって、かなりの長い間軽自動車のキャンピングカーを見ていた。


 ここは12時前に満足して退散した。何件か別なお店を見た後に、流石にお腹が空いてきたので昼とする。


 昼飯は久しぶりに自分でオカズを選べるお店にした。


最近、歳をとったせいか、お肉よりもお魚を食べたくなるのだ。


 レストラン系はお肉は多いのだが、お魚が出ているお店が少なく、なかなか目当てのお店を探すのが大変なのだ。







メニューはアジフライ定食。

ご飯は少し食べた後ではないのだよ。もともと、糖質制限の為に、ご飯は少な目を頼んでいるから、かなり物足りないのだが、仕方がないとあきらめている。

 しかし・・・本当は梅干は塩分が多めなのでいけないのだが、あれモダメ。これもダメとなると、本当にストレスになるので、多少の事は我慢してもらおう。(おいおい、自分の体に何を言っている。)



時刻は午後、1時30分。そろそろ帰る時間が来てしまった。そこで恒例の音更の柳月というお菓子屋さんにお土産を買いに行く。


 娘1号の希望はメロン味のカステラみたいな三方六というお菓子。期間限定なのだが、小さいお菓子が5個しか無くて750円もした。更に別な所を見ると、かなり量が多くてロールケーキ状のお菓子が700円。


 しば(しかし、たった700円ぐらいで何を真剣に悩むことやら・・・・意外とセコイオヤジである。)


結局、今回は高速道路を利用しなかったので、往復2千円浮いたので、期間限定のメロン味のお菓子と、ロールケーキ状のお菓子、更に2号の為にチーズ・ケーキを2個買ったら、丁度2千円ぐらいに収まった。






大満足して帰り支度を始めるオヤジ。




 帯広から北見までは天気が悪く、しかも寒かったので、ホロをしながら走ったのだが、北見に着いた途端、急に晴れたので、あわてて、フル・オープンにして走る。




 オープンで北見から自宅まで走ったのだが、おかげで1週間近くたった今でも、風邪をひいてのどが痛いので、まだオープンは早かったかなぁーー?? 






ただっいまーーーー!!




 今日1日で走った距離は451㌔となっていた。