※まず最初にデジカメが変ったので、残念ながらもしかして写真の画像が半分に切れているかもしれませんが、ご勘弁をお願いいたします。
17日の日曜日、父の日にオヤジは久しぶりに一人っきりで1日、自由な時間を満喫していた。
この日は帯広でキャンピングカーフェステバルがあるのだが、同じ日に帯広から30km程離れている鹿追町に、旧車の集まりの、ノスタルジックカー・イベントはあるという情報を得たので、鹿追と帯広に旧車とキャンピングカーを見に行こうと思ったからだ。
当日、早めに起きてココのトイレとトイレ掃除を終えたオヤジは食事もしないで、朝6時45分に帯広に向かってS2000で旅立った。
まずはトリップメーターを0にする。
朝食は途中で寄ったコンビニで、サンドイッチをコーヒーを購入。
車を運転しながらサンドイッチを頬張る。こんな時は車は便利だ。
北見からバイパスに乗り小利別で降りて陸別に向かう。そこそこのスピードでバイパスを走りきり、一般道に入ると、いきなりパッシングを喰らった。
パイパスではかなり遅れて走っていた後続車が何を思ったのか、一般道でいきなりオヤジのS2000を追い越し、加速して逃げて行ったのだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高速道路並みのスピードで追いかけて行ったが、あっという間に見えなくなってしまった。
ハェーーーー!!
ちなみにオヤジを追い越して行った車はボルボのステーション・ワゴン車。
ここら辺からはオヤジのテリトリーから完全に外れた場所の為、法定速度+10kmぐらいで警察を気にしながら走る。
足寄のコンビニでトイレタイム。

とーぜん、足寄はスルーして士幌に向かう。
陸別⇒足寄に入り、今回は鹿追にまず最初に行くため、足寄のバイバスはパスで士幌~鹿追に向けて走る。
ここで、鹿追の目的地の住所をナビに打ち込む。昨日、パソコンで調べたら、場所は鹿追北という住所で国道の並びにあるみたいだ。
ところが、ナビでは鹿追北ではなく、北鹿追となっていた。
「?????」と不思議に思いながらも何も疑いも無くナビ通りに鹿追町に向かって走る。
ところが・・・・・・鹿追町まで10kmを切ったところで、いきなりナビは反対方向を示し始めた。前の日の地図は鹿追町に近いため、オヤジはナビの表示を無視してとりあえず鹿追町に向かって走って行った。そして、鹿追町まで2kmを切ったところで、オヤジは不安になり、再びナビの検索をやり直してみた。
すると・・・・ナビの住所は北鹿追と鹿追があり、鹿追を検索すると、鹿追北が入っていたのだ。なんてことは無い。
単なるオヤジの検索間違えであった。イベントの場所はもう目と鼻の先だと思っていたら、ほんの数キロ走ったところで、目的地に着いてしまった。
時刻は9時30分。予定よりも30分遅れである。
はいはい。クドクド言いません。まずはこの日、集まった旧車をご覧ください。
いきなり出ました、TOYOTA2000GT。
日本では337台しか生産されなかった、幻の名車である。オヤジも生まれて初めて目にした。
ちなみに、オヤジの頭の中には日本車でもっとも優れた車のデザインはこの2000GTとマツダRX-7のFDの2台しか存在しない。
それだけ美しい車だと思う。ちなみに、当時の価格は238万円。現在買うとなると、1億円は下らないという。(というか、1億円だしてもこのオーナーは売る気はないだろうなぁーー。)
RX-7のSA22。こいつが出たときは、始めてスポーツカーらしいデザインだと思ってぶつたまげた。
続いて下はT27。当時、車に詳しくないオヤジは、この車が凄い性能だとは全然知らなかった。
個人的にGTRはやはりR32のデザインが一番好きだ。
出た-----!!和製フェラーリー♪と、思っているのはオヤジだけかな???
オヤジが20代の頃は、今、御世話になっているS車輌の社長から、「ハコスカ、50万円で買わないか??」と、言われ、そんなボロを50万円って、すごく吹っかけている社長だ!!。
と、信じて疑わなかった、オバカなオヤジでした。今ならすぐに「買います!買います!!」と、即決で答えるだろう!!
スカイラインはオヤジ世代には絶対的なスポーツカーとして君臨していた。だから今の世代のオッサン車と化したスカイラインを見ても、何もトキメかないオヤジである。
キターーーー!!アメリカンV8のカマロ!!
燃費は最悪のリッター2km/lとか3km/lと言われる。が、マツスルカーとして、いまでもオヤジの心を震わせる。
湾岸ミッドを崇拝するオヤジはポルシェは今でも964TURBOか930以外は認めていない。
思わず参加者だと間違われたS2000。参加者は一人3千円かかるが、今回は見学だけなので無料である!!チョット嬉しい♪
今、車が売れなくなっていると聞く。
ある車のCMでこの車を買う100の理由。という事で、いろいろ便利な機能をあげていて、最後に「だからこの車を買わない理由が見つからない。」という言葉で締めくくられていた。
オヤジ達の世代はスーパーカーブームが巻き起こり、日本車もどんどん高性能のスポーツカーが出てきた時代である。だから車=速さの世代であった。
今、オヤジはこのS2000を手に入れてから、休日の用事足しは必ずこのS2000で走っている。
今回、半日、このS2000の狭いシートに乗って、筋肉痛で今でも体は痛い。更にフルオープンで走ったため、まだ風邪をひいて調子が悪い状態が続いている。
そんな運転が楽でもない車であるが、運転が実に楽しいのである。
たのしい らく
楽しいと楽とは同じ漢字であるが意味はまったく違う。
今の車は便利で楽で安全な車を追い求めて、肝心な運転が楽しいという事を忘れてしまったのではないかと思う。
それが、車としては正しい進化なのか正しくないのかはオヤジには判らない。
が、人生の後半を迎えたオヤジにとって、このS2000は間違いなく生きる希望を与えてくれた車である。
ふと、このノスタルジック・カー・イベントを後にしたオヤジは相棒のS2000を見つめながらそう思った。
さあ、次は帯広でキャンピングカーフェステバルだ!!次回に続く!!