オヤジは映画が好きだ。このブログに映画の話をUPしたら、毎回ネタバレ全開なので、今まで封印していたのだが、今回の映画だけは紹介したので、思わず書いてしまったのだ。
さーーて、ついにやってきましたねーーー。
シグナルの最終話。謎は謎を呼び、いよいよ最終話に次回突入ですねぇーー
今回はかなり長文とネタバレ満載なので、苦手な方は読まないでね。
オヤジは滅多にTVドラマは見ない。いや、見る暇が無い。のだが、何故かこのTVドラマ・シグナルだけは、毎週欠かさずに楽しみにしている。
韓国のTVドラマが原作なのだが、実はオヤジの大好きな映画が元ネタでないかと、密かに考えている。
このTVドラマ・シグナルは、あるゴミ袋に捨てられていた無線機が偶然、過去とつながり、北村一樹扮する過去の時代の大山刑事と、現在に生きる坂口健二扮する三枝刑事が協力して、現在まで未解決であった事件を解決していくという、サスペンス・SF刑事ドラマである。
詳しくはグーグルで色々と出ているので割愛するが、実は2000年に上映された「オーロラの彼方にへ」というアメリカ映画が元ネタでないかとオヤジは密かに思っているのだ。 (あっ。がっつりネタばれありです。)
ストーリーを簡単に話すと、(一回しか見ていないからうろ覚えの所は勘弁ね。)ある夜にニューヨークで異常現象でオーロラが発生する。
主人公である刑事のジョンの父親のフランクは消防士の隊長であるが、ある日、大規模な倉庫火災で殉職してしまうのだ。
30年後の夜、その日、またニューヨークでオーロラが発生する。
現在のジョンは、結婚を約束していた女性と別れくさくさしていた。そして、30年前に見たオーロラを見ながら亡くなった父親の事を考えていた。
その夜、ジョンの元に友人とその子供が遊びに来て、彼が倉庫に仕舞っておいた父親の遺品のアマチュア無線機を友人の子供が壊してしまったのだ。
その壊れた無線機を直したジョンは久しぶりに無線機を使って発信を行った。
すると「誰だ!!違法なコールサインで無線機を発進する奴は。お前のコールサインは違法だ。」と言う、ある男の声がしてきた。
驚くジョン。「このコールサインは父親のコールサインで違法でもなんでもない。」と、やり返すと、なんとその男は、「お前の使っているコールサインは俺のコールサインだ。」という答えであった。
その後、映画特有の御都合主義で、オーロラの異常現象で、現在と30年前の過去が繋がり、そのコールサインの男は、昔、生きていた父親だと判ったジョンは今まで失った時を取り戻すように父親と、大好きな野球の事、未来の今の自分の職業の事をアマチュア無線機で話し合った。
丁度,その頃、現在のジョンが追っている未解決の連続ナイチンゲール(看護婦)殺人事件が起きていた。
そして、父親が倉庫火災で殉職する前日、ジョンは思わず父親のフランクに叫んだ。
「父さんは間違っていなかったんだ。あの日、倉庫火災が起きて、反対側から逃げれば父さんは助かったんだ。」
そして運命の日。大規模な倉庫火災が起きて、父親のフランクは最上階で救助した子供と取り残されたいた。火の手は大きくなり逃げ道は無くなっていた。父親フランクは息子のジョンの言った通りに自分の考えていた反対側に飛び出した。
そこは荷物を1階まで運ぶスロープにつながり、父親フランクは奇跡的な生還を遂げたのだ。
無事、生還したフランクはその帰りに自分の妻であるジュリアの職場に寄っていた。
その時、歴史が変った。
彼女の職場は病院。そう、ジュリアは看護婦さんであったのだ。
父親のフランクが助かると同時にジョンの記憶が変ったのを感じたのだ。
父親フランクは肺がんで亡くなり、母親のジュリアは自分の担当する未解決事件のナイチンゲール殺人事件の何人目かの犠牲者となった記憶に変ったのだ。
その夜、父親フランクは息子のジョンに「お前のアドバイスで倉庫火災で一命を取り留めた。」とお礼を言う。
息子ジョンからは、「父さんが助かったおかげで、歴史が変って、今度は母さんがナイチンゲール殺人事件の犠牲者になってしまった。」
「父さん、お願いだ。父さんが犯人を捜さないと、今度は母さんが殺されてしまう。」
そして、息子ジョンの資料から、第2の殺人現場に向かった父親のフランクであるが、隠れていた犯人の襲撃に会い、フランクの身分証明書がそこに残された。
翌朝、フランクの友人である刑事がやってきて、フランクをナイチンゲール殺人事件の犯人という事で逮捕しにきた。
拘留所に拘置されるフランク。自分が真犯人を探さなければ妻のジュリァの命が危ない。フランクは友人の刑事に、自分が犯人でない事と、何故、あの現場にいたかを説明した。
それは未来からの声で、真犯人を探してくれ。と言う声であったという事を。当然、信じない友人の刑事。
そこでフランクは友人に今、TV中継で行われる野球の勝敗を言い当てるという。
勝敗はかなりありえない逆転優勝で友人の応援しているチームが勝つと予言した。
丁度そのころ、顔を見られたと思った真犯人はフランクの息の根を止める為、警察官の姿をしてフランクの元に歩み寄る。
真犯人はなんと退職した元警察官であったのだ。
拘留所から脱走をしようと考えたフランクはドァーの地面にコップで水をまき、電源コードを壊した照明につなげて、次にやってくる人間を待っていた。
そして、真犯人が現われたと同時に、野球はフランクの言った通りの大逆転で自分の応援する野球チームが優勝して驚くジョンの友人。
そして事の真相を詳しくフランクに聞こうとする。
犯人はフランクを襲った途端、フランクの逆襲に会い、あわてて逃げ出した。
追いかけるフランク。何故か犯人は証拠が残っている自分の部屋に逃げて、フランクと格闘後、湖の桟橋から転落して行方不明となった。
その部屋からナイチンゲール殺人事件の証拠が見つかり無罪となるフランク。
その夜、久しぶりに息子のジョンと交信。そして犯人の証拠品が見つかり、自分が無実となったのと、犯人は行方不明になった事をジョンに告げた。
そして、犯人と格闘した時に、犯人の証拠となる重要な物を手に入れた事も伝えたのだ。
ジョンの記憶も母親は無事。犯人は行方不明となった記憶に変っていった。
ジョンの提案で、犯人の証拠となるものは、自分(ジョン)の部屋のベットの壁の板が1枚取れるところに、充分にビニールで覆って隠すように伝えたのであった。
交信の別れ際にジョンは父親フランクに、「なるべくタバコを吸うのは控えなよ。」とアドバイを行った。それを聞いたフランクは、ヘビースモーカーであったが、その日からピタリとタバコを吸うのを止めたのだ。
交信が終わったジョンはフランクが証拠品を隠した場所に行き、真犯人の正体を突き止めたジョンであったが、依然、真犯人は行方不明のままであった。
フランクの家族の平和が訪れたある晩、再び、ジョンとフランクが無線で交信しようとすると、行方不明の犯人がフランクの家族に報復にやってきた。それと同時に、ジョンの元にも現在の犯人がジョンを殺しにやってきた。
アマチュア無線からそれぞれの格闘する音が聞こえる。フランクはやっとのことで犯人の左腕をぶち抜き犯人はまたも逃走。
犯人に襲われ絶対絶命なジョン。
そして、そこに現れた人間は・・・・・・・・
この映画は今でもオヤジの一押しの映画です。
「イャーーーー。映画って本当に良いですねぇーー。それでは、サイナラ!サイナラ!」←この最後のセリフ。分かる人はオヤジと同じ時代の人ですねぇ--。
(笑♪)