250マイルランチ! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車


GW真っ最中、みなさんはどう過ごされていますか??


 三連休、最終日。オヤジはS2000とのドライブを行おうと決めていた。


同乗者はまたまた友人K。朝、8:30分出発!!

「今日はどこに行く??」

 

「うーーん。問題なければ、ここから200km先の音更の釣具屋に行ってみたい。」

「よし、分かった。それならこれから音更に行こう!!」と、友人Kの発案によって、今日のドライブは、いきなり音更行きと決まった。


 これで、今日のブログのタイトルは250マイルランチと決定されたのだ。


 いつものように北見から陸別に抜けるバイパスを走り、陸別の道の駅で、トイレとコーヒータイム。





一息いれて、またオヤジ達は走りつづけた。


 そして、足寄から音更に抜けるバイパスを通る。


「思えば、前回、このSと一種に走ったのが11月だから、約半月も走っていなかったんだ。」

 


「そうだなぁーー。何だか俺達、ワンパターンな行動をしていないか??」

 


「まあ、そうだな。今日はこのSとドライビングがメインだから、別にどこに走っても俺には関係ないんだけどな。」


そして、またまた高速道路のPAでトイレタイムとなる。




ここで、オヤジはあることを行う。


 友人KにこのS2000のもう一つの姿。オープンカーを見せたのだ。






「うわっ!ずいぶん周りが明るいなぁーー。」始めて、オープンカーに乗った友人KはS2000の視界の広さ、明るさにビックリしていた。

(※友人Kは以前、オープンカーのコペンを所有していたが、1回もオープンにして走ったことは無かったのだ。)


「そうだろう。今は天気が曇りだが、晴れたら結構、眩しいから、オープンにしたらサングラスをかけて走らないと、疲れるんだよな。」


 S2000は高速道路を快調に走っていたが、いつのまにか後ろにパトカーがへばりついていた。

 スピードを気にしながら走っていたら、肝心な音更で降りる道を間違えて、8km先の帯広でようやく降りた。


「いゃーー。まいった。まいった。後ろのパトカーを気にしていたら、すっかり降りる場所を待ちがいたわ。」



 再び8km程、逆戻りするオヤジ達である。そうして、まずお土産を買うために、お菓子屋に入るオヤジ達。



ここで時間は12時近くになっていた。

ここでお土産を買った後、オヤジ達は直ぐに昼食とする。


場所は音更の道の駅である。





食事場所から写したS2000。



体重が増えた割には、ぜんぜんダイエット意識が無いオヤジである。


ここではランチバイキングが、一人1,000円以下なのだ。

(これで、今回のブログのタイトルは250マイル(400km)ランチ決定だなぁ。)


 1時過ぎに食事を終えたオヤジ達は、今回の目的地の釣具屋さんに行く事とした。


 そして・・・・・・目的の場所は・・・・なんと潰れていて、店が無くなっていた。

「うわっ!!オヤジすまん!!店が潰れているよ。」友人Kはビツクリしていた。


 そこで、オヤジは今回の目的の裏ミッションを発動!!


 今年の4月に北見時代に一緒に働いていた後輩が、音更店に移動となったと聞いて、彼に会いに行く事としたのだ。


 店舗内に行くと、彼の姿は見えない。聞くと今日は休みという事。

 


 連絡も無しに尋ねると、まあ、そんなものでしょう。



「さて、今日の目的は達したから、早速帰るか。」


オヤジはサバサバとして友人Kに帰る事を宣言したのだった。


「これでは単に音更までご飯を食べに行っただけになるな。」

 


「まあ、そうだなぁーー。まさしく今日は250マイル・ランチ。だなぁーー。」

 


「昔、あるバイクグラブが、たった1杯のコーヒーの為に約1,000kmを走りきった。」

 


「有名な600マイルブレンド。と、のちに言われ、伝説となった走りだ。」

 


「俺達、クラブ・ミッドナイトも、たった1杯の昼食の為に、250マイルを走りきる!!」

 


「これからクラブ・ミッドナイトの伝説は始まったばかりだ!!」と、オヤジは明るい声で友人Kに宣言した。





 帰宅途中!!対向車がいきなりパッシング!!


「!!」右手で軽くあいさつをして、オヤジは充分に減速を行う。


 すると、豪を煮やした札幌ナンバーのミニバンは、オヤジの横をぐんぐんと加速して行った。



「いかん!!そっちはネズミ取りだよ!!」


 オヤジが叫び間もなく、ミニバンは優勝者の証である赤い旗を2枚降られていた!!



賞金はあのスピードなら数万円は払わないといけないだろう。



「ああっ!!やっちまった。ご愁傷さま!!」




 たっだいま!!距離は389.km。


 

 こうしてまた一つ、クラブ・ミッドナイトのはかなくも愚かしい記録が達成された瞬間であった。