我が、愛しのコッちゃん。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 最近、ブログのネタキレや逃亡説が流れているオヤジです。

いゃーーー。正月明けは主夫は何かと忙しいんですよ。金も飛びまくりますしね。




 さてさて、今日は我が愛すべきペットのネコのココと、オヤジのバカバカしい話を一つ。


 最初の飼っていた猫がいなくなって以来、オヤジは二度と猫を、いやペットを飼うまいと決めていた。


 可愛がっていたものが亡くなる悲しさを二度と味わいたくなかったからだ。

 子供達がいくらネコや犬を飼いたいと言っても、頑なに今まで拒んできたオヤジであった。


 そんなオヤジでもついに数年前にネコを飼う羽目になってしまった。そう、今のココである。


 ココがうちにやってきて、1週間程あとに妻が倒れた。

その時、妻は「ココは私の替わりに、この家に来てくれたんだね。」と言った言葉を今でもオヤジは忘れることは無い。

 ココのお蔭で、どれだけ深く傷ついたオヤジ家が救われたか分からない。


 そして今はココはオヤジ家には無くてはならない存在となった。


 午前2時前。オヤジは睡魔と闘いながら、ココを抱きかかえ2階のオヤジの部屋に行き、ココと一緒に布団に入り深い眠りにつく。

 オヤジが眠るまで、ココはゴロゴロとのどを鳴らし、静かにオヤジの横でココは眠ったふりをして、オヤジが眠ったのを確認すると同時に1階の茶の間のベランダの自分の寝場所に戻っていく。


 そして翌朝、6時30分。オヤジがトイレに起きて再び布団に入るのを感じたココは1階から、「ニャオン♪ニャオン♪」(オヤジさん?どこ??どこにいるの??)と、悲しい声を上げて、オヤジを呼ぶ。

その声を聞いたオヤジは「ココ。オヤジはここだよ。」と、半分眠りながら、布団の中からココを呼ぶ。


「ニャオン♪ニャオン♪」


「そうだよ。オヤジはここにいるよ。」


「ニャオン♪ニャオン♪」


 少し経つとココの軽快に階段を登る音が聞こえ、少しだけ開けているトビラの隙間からココが静かにやってきた。


「ニャオン♪ニャオン♪」そして、オヤジの元にやってきたココはうれしそうに、オヤジの顔に、フンフンと鼻をよせて、更にオヤジの頭に自分の頭をなすりつけてきた。

「ココ。ほら、布団に入りな。」と、オヤジは寝ているフトンの裾をまくると、うれしそうにココは布団にもぐりこみ、オヤジの右腕に自分のアゴを乗せて、オヤジと共にしばらく至福の時を過ごすのであった。











 

 そんなとっても可愛いココですが、朝のクソ忙しい時に洗面台を占領するのはやめてくれーーっ!!










ニャオン♪


 今日はココ様が主役なのラ♪



ある、寒い朝、春はまだまだ遠いなぁーーー♪