特訓!!そして、おやすみ!!S2000!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 先日、携帯を変えた途端、いきなりラインが出来なくなりました。まあ、当たり前の話しなのですが、今まで別段、ラインを行わなくても不自由しないと思っていたのが、使えなければ使えないで、結構、不自由するんですよね。いかに人間は、慣れは怖いかと。


 いよいよ今日から花の3連休です!!が、オヤジが自分一人で自由になる時間は、今日の午前中しかありません。

 その訳はおりおり話すとして、まずは今日の休日から。


まずはいきなり意味のない画像から。




おおっ!!相変わらずワックスが効いて気持ち良いですねぇーー。


さて、今日は朝から大切なS2000を外に追い出して、ガレージの中で作業を行う。

 前々からやりたかった、あることを行うためである。



 なにやら、長い材木が置いてあります。そして・・・・







 材木を置いてあった壁側を綺麗にして・・・・








ただいま、午前10時!!ようやく作業開始です!!


 慎重に材木をカットして・・・・


はい!!いきなりの失敗です!!


 材木の寸法を6回も図ってカットした結果、オヤジの勘違いで、いきなり30cmも短くカットしてしまい、もうこの材木は使えません。


 あわてて、隣町のホームセンターに行って、再び材木の買い直しです。


 片道約30分。材木を運ぶ軽トラを借りて、材木を置きに戻ってきてまた軽トラを返しに行き、自分の車で帰ってくると、もう今日の自分の時間は終わりです。(簡単に言うと、再び作業開始まで2時間もかかるので、もう、この段階で今日のオヤジの時間は終了です。)


何をやっているのか!!


自分で自分の勘違いにハラが立つオヤジでした。(笑♪)


 しかーーし。ホームセンターに行くと、何と、2本の材木をスペンサーで継ぎ足して、1本にする器具が見つかりました。

 

 おかげで、無事に1時間遅れで作業を開始することが出来ました。


 今度はまちがわないように、更に何度も図り直して・・・それでも、5mmぐらい短かったのですが、その為のスペンサーがあるので、それを治具に入れたして、無事に使えるようになりました。



 画像が少しボケていますが、向かって右側の材木の上の白い部分がその治具です。



 何を作りたかったというのは・・・・



更に横に角材を足して、簡単な棚みたいにして・・・昔使っていた、大きな黒いアミを取り付けて完了!!



 そうです。黒いアミを利用したジャケットや工具掛けを壁に取り付けたかったのです。


 多少、窓から見て水平はずれているのは、ご愛嬌!!


 一応、木材自体の水平は出ているのですが、もしかしたらガレージ自体の水平が狂っているのかもしれませんね。


てっとりはやくやれば、この黒いアミを直接壁に取り付けるだけで終わるので、

木ネジ8本で約数百円で済んだのですが、オヤジのハートはチキンの為、どうしても壁に直接、木ネジを入れることが出来ないので、このように、突っ張り棒のような物を付けて、下地を作ってから網を取り付けました。

 かかった費用は何と、8千円近くもかかってしまいました。

 まあ、壁に穴を開けなくて済んだから良いかな?(笑♪)


 さて、午後からはバイトに行っている娘2号がバイトが終わるまでの間、1号の車の運転の特訓!!


 えっ?免許持ってないの??という、素朴な疑問が聞えそうですが、実は娘1号を、来春からこのS2000に乗せるために、オートマ免許からマニュアル免許を取得させ直したのです。


 そこで、問題ないかと思ったのですが・・・実際にパジェロ・ミニを走らせてみると、実に恐ろしい事!!恐ろしい事!!

 

 

 最初は公道で一時停止後、発進が出来ないで、後続車が後ろに並びました。流石にこれはまずいという事で、オヤジが運転を替わって帰ってきました。

 

 そして2回目。まずは簡単な坂道発進が出来ないし、さらにコンビニの駐車場に入るときに、減速不足でもう少しでポールにぶつかりそうになり、エンストでようやく停止!!


 その間、何度もオヤジは怒りの言葉を吐きました。かわいそうな娘1号は、簡単にマニュアル免許を取れて、自分は運転がうまいと思っていたのが、オヤジの怒りのお小言に、何度も涙をボロボロこぼしまくっていました。


 オヤジはその都度、


「自動車学校の免許証はお金で買った事と思え。」

 


「公道を走った時から、本当の一人前になる免許の練習が始まるんだ。」

 


「練習の時の涙は何度も見せれば良い。しかし、車の運転は待った無しだ。」


「自分が失敗した時はもしかしたら、ケガだけで済むかもしれないけど、下手したら自分が死んだり、最悪、相手も殺してしまう事があるんだ!!」と、運転の恐ろしさを教えています。


 娘達には何も教えてこれなかったオヤジが、車が好きなオヤジの唯一、娘達に教えてやれることは、車の運転の怖さであり、楽しさです。


 かくいうオヤジも車2台を大破させてようやく一人前になれたので、偉そうなことは語れませんが。(笑♪)


 そして、今日。オヤジが娘1号が発進が下手なのは、半クラをうまく理解出来てない事だと思い、自宅近くの急な坂道で、坂道発進の練習をさせました。

 これにより、発進時もうまくいくのでないかと考えたのです。


 最初、娘1号はサイドを引かないで坂道発進をさせましたら、全然出来なくて、エンスト、もしくはそのままバックで落ちていく状態が続きました。

 あまりにも出来ないので、サイドブレーキを引かせて、ようやく数回に1回成功と言う感じに。


 オヤジは運転を替わり、サイドブレーキを引かないで、坂道発進のコツを実践しながら教えると・・・・


 娘1号はエンジンを吹かしすぎながらも、ようやく数回に1回成功。


本当に何度も、何度もやらせました。

サイドブレーキを引かないで坂道発進が出来なければ、S2000は絶対に乗せないとも言い聞かせました。


 この練習でパジェロのクラッチがイカレても仕方がないと思うぐらい行うと・・・・少しずつですが1号もようやくコツを覚え成功するように。おかげで、発進も少しずつですがスムーズな発進が出来るように・・・


 これで、一旦特訓は終了。練習はなんでもそうですが、うまくいった時の良いイメージの時に終わらせないと、次回の練習が怖いイメージになります。


 2号のバイト終了までまだ1時間ばかりあります。

 そこでオヤジは1号が練習がうまくいったご褒美として、近間をS2000で1号と一緒にひとっ走り!!


 改めて1号はS2000に乗れることに大喜び!!ほんの1時間ばかしですが、オヤジと娘1号の大切な思い出となりました。


 そして、その夜。いきなり前が見えないような吹雪と化しました。


 これで多分、オヤジとS2000の今年の物語はこれで終わり!!


 S2000は来春まで静かに寝りにつくこととなります。


 おやすみ!!S2000。