出撃!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車


 
おおっ!!今日はようやく待望の休みである。オヤジはS2000と気の向くまま・・・・・とはいかないのである。

 


 まず、これからスポーツカに乗りたい人に向けては残念なお話になるが、スポーツカーに乗るという事で、女性にもてる。と思っていたら、大間違いである。

 

 

 女性にもてたかったら、高級車に乗るか、こしゃれたミニバンに乗るほうが、はるかに女性受けがする。

 

   しかも車にかかる通常よりもはるかに高額な保険料や維持費。それと引き換えに走りの道を選んだほんの一握りの漢(おとこ)達のみが、とびっきりの速さを手に入れる事が出来るのだ。

 


 今日は朝から網走の銀行に行く予定があったので、ついでに娘2号をS2000で学校に送ろうと思って、前々から言っておいて、いつもよりも1時間も早く起きて準備をしていたら・・・・「今日は汽車でいくから。」と言う言葉を残して、さっさとおいてかれた。_| ̄|○ ガックシ!!


 娘2号から言わせたら、こんな狭い車は乗る価値もない車だという。この意見は大抵の女性に当てはまるので、皆さん気を付けましょう。

 


娘2号からあっさりとふられたオヤジは木枯らしの吹く中,「ふっ。これで俺はもう心おきなくアクセルを踏める!!」と寂しくつぶやくのだ。


 仕方がないから一人で網走の銀行に用事をたしに行く。(車のローンの件でね。)


  まずは今迄外に出しっぱなしであったので、朝一番に洗車に行く。



  個人的にはこれって大事な事だと思います。

やバイクを綺麗にしている人は、平均して大切に乗られている人が多く、車体に凹みやキズが多いほど、乱暴に乗っている人が多いと、オヤジの長い人生から悟った事である。


 だから車を綺麗にしてから運転すると、自然と運転も丁寧になるんですよね。


 途中、急な登り坂を6速でグイグイと登り、あっという間に前走車に追い付いた。


 F20C。レーシングエンジンを公道用にデ・チューンされた全くやる気の見せるエンジンである。


 そして登り坂が終わると、今度は急なヘァピンが続く下り坂が現われる。


 時としてNSXさえ凌ぐと言われるハイ・パフーォマンス・コーナリングの威力を見せ付けるS2000。


 オヤジは網走の銀行に着くまで、充分にその素晴らしさを堪能したのだった。銀行のローンは無事終了し、オヤジはまたもやトンボ返りに家に帰る。

時刻はもうお昼近くの11時になっていた。


 ここからは時間との勝負た。

 

3時から娘2号の件で再び網走に行かなければいけないのだ。

 


 まずはいままでやっていたガレージの中の棚作りを行う。今回から3年前に買ったファンヒーターをガレージの暖房用に使う。流石にファンヒーター。ガレージ内はみるみるうちに暖かくなり、オヤジ来ていたジャンバーを脱いで、ポロジャツ1枚で作業をやり始めた。


 12時になったが時間がもったいない。お腹は空いているが、最近は入院のお蔭で、多少の空腹でも我慢することが出来るようになった。一時の満腹感よりもお昼の1時間。これが今のオヤジにとっては一番大切なことである。


 という事で2時頃にガレージ内の棚が出来あがった。




これでようやくS2000をガレージ内に入れることが出来る!!



 もうほとんどぶつかっているとしか思えないほどの、超ギリギリな停め方である。停めたオヤジ自身も驚いた。


しかし、これでやっとこれから猛吹雪の時も安心していられる。


茶の間から窓を覗くと・・・・そこには鈍く光り輝くS2000がいた。




おおっ。やはり車のブログにして、大正解!!ブログの更新するピッチが早いぞ♪