闘いは終わらない!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 前回の車検切れのインプレッサーの一件で、オヤジのスポーッカー探しの旅は完全に終わったはずだった。


昨日の友人Kあてのメールにて。


「明日は休み取れたか??」

 


「ああっ。大丈夫だ!!ところで、明日はどうする??」

 


「お前のコペンでどこかドライブに行こうか?」

 


「おおっ。それはいいね。それなら、オヤジのブログにUPしていた、中標津近くの車屋のビートを見に行ってから、標津のサケの資料館に行こうか?」


「分かった。一応、台風が近づいているから、雨の日はどうする??」

(友人Kのコペンは車のくせに、雨の日は天井から漏水する、軟弱なスポーツカーなのだ。)

 

「うーー。そうだなぁーー??それならアクセラで行こう!!」という約束で、今日の休日は朝から彼のスポーツカーのコペンで標津行に行く事に決まった。



今日の朝8時30分にかれの車がやってきた。


もちろん彼の車は・・・アクセラだった。


「オヤジ悪い。何だか雨が降るどころか、台風が来そうだから、アクセラでやってきた。」

 


「別にどの車でも良いよ。おいらは単に横に座っているだけだから。」

 


「で、悪いんだけど、今日は標津では無くて、帯広に行きたいんだけど、ダメかな??」

 


「帯広に一体何があるんだ??K」

 


「うん。ちよっと気になるビートと、シビツクとインテグラのタイプRがあるんだ。」


「分かった。それなら、帯広に行き先を変更だ!!」と言う事で、急きょ帯広へ行く事となった。



 通常はオヤジの家から帯広に行くには津別⇒陸別⇒足寄⇒帯広と行く事になるのだが、今回は彼が新しく近道を発見したという事で、その道を行く事とする。


 オヤジの家から陸別までは約、1時間10分から30分ぐらいかかるのだが、今回の近道は北見経由で1時間ぐらいで陸別まで到着してしまった。流石は近道である。今度、帯広に行くならここから行こうかな??





外は気温15℃。すっかり秋である。


途中、陸別でトイレタイム。



あっ!!ネズミ取り!!帰りは気を付けて帰ろう!!






 足寄の途中から高速に乗り、一気に帯広へ!!11時ぐらいに帯広に到着!!所要時間,約2時間30分也。


(オヤジが帯広の隣町の更別のサーキット場に4時間30分もかけて行ったのはいったい何だったの??)



目指すは、友人Kの気になっているHONDAのビート。







  

いきなり45万円のプライスが・・・・・・・・・・・・・・


 友人Kはかなりこの程度に気になっていたようだ。見積もりをとってもらうと、月々1万4千円の2年払い。残り21万円の残債を更にまたクレジットを切る方式らしい。


 最近、この2段階クレットがかなり流行っているみたいである。


 友人Kはここの中古車屋さんのビートをえらく気に入ったようで、その後、盛んにビートとコペンの2台体制を考えていた。


 ちなみに、この月々1万4千円はかなりオヤジも心揺れ動いた。




同じ中古車屋さんにあった、180SXと370Z。
















おおっ!!


も・もしかしてこれは・・・・・・・・・・・・





 なんと370Zのニスモ仕様である。


ちおなみに価格は350万円との事であった。初めて見たニスモ仕様!!


(日産のディラーの専用チューニングカーです。)


流石に値段も高かった!!


 


 続いてはHONDAにある、シビックとインテグラのタイプR仕様を見に行く。











友人KはこのシビックのタイプR.ユーロ仕様がえらい気に行ったようである。


 この後、盛んにタイプR!!タイプR!!と叫んでいた。

 


 続いては、もう一軒別なHONDAへ。ここはオヤジの見たかったS660である。


 このデザインを見た途端にオヤジは、先ほどのビートへの心変りが一変にブツとんだ。


「やはりS660のほうがカッコ良い!!」

 

















残念ながら、シフトはオートマであった。うーん。残念。これでマニュアルだったら・・・かなり欲しい!!(3年から5年後であるが・・・・)


 ここで、担当者からかなり有力な情報を。


 今迄、このS660はかなり人気でなかなか生産が追い付かず、注文から1年ぐらい待たなければ手に入らなかったのだ。


 だから中古車はプレミアが付き、すぐに手に入れたい人が多く、中古車価格はなんと新車の200万円以上の値が付き、中には300万円もする中古車が流通していた。


 しかし、最近は新車も1ヶ月ぐらいで手に入るようになってきたらしい。


(ということは、オヤジは手に入れたい3年から5年後には、中には激安中古車も出てくるのでは??と、密かに期待するオヤジである。)


ここにも一応、見積もりを取ってもらった。




 そろそろ流石にお腹が空いてきたので、お土産を購入後、いつもの回転寿司屋で昼食をとる。


 ここで、見たい車は全部見たのでそろそろ帰ろうか??と言うところで、最後にS660の中古車は他には無いか?友人Kに調べてもらう。すると、別な場所になんとマニュアルの中古車が1台。


 早速、そこに向かうオヤジ達である。








 

 中に座っていいか確認後、オヤジはS660の中に座って、早速、シフト操作を行ってみた。


 何だか、ギァ間の入りが狭すぎてすごくシフト操作がやりづらかったのだが、慣れれば問題ないのだろうか??



 ちなみに、このS660のプライスにターボと書かれていた。


 

 S660の装備にはターボは無いと思ったが、新しい疑問が出てきたオヤジである。

※先ほど、調べましたらS660は純粋にターボーカーでした。

 ターボがないと思っていたのは、単なるオヤジの勉強不足でした。すんません。

m(__)m ペコリ♪



 ということで、今日はこれで全部終わり。友人Kもオヤジも見たい車を全部見れて大満足して帰路につくのであった。



PS 


 帰りの道中・・・・真剣に何か悩んでいる友人K。



そんなKを見たオヤジはすかさず、「ビート!!」と小さくつぶやく。


「アアッ!!オヤジ!!せっかく忘れようとしていた事を思い出させやがって!!」


「ビートを買うならコペンを売れ!!」

「ビートを買うならコペンを売れ!!」

「ビート買うならタウンワーク!!」

「バイトするならタウンワーク!!」と、悪魔の呪文を唱えた。


 その後、折角ビートの事を忘れかけていた友人Kはオヤジの悪魔の呪文により、真剣にビートの買い増しか、買い替えを考えていたのであった。


 オヤジにスポーツカーを買わせようとする友人KもKであるが、さらに逆襲して、やっとコペンに落ちついた友人Kに、再びビートの買い替えを迫るオヤジもオヤジであった。



二人のスポーツカー探しの闘いはまだ終わらない!!