十勝サーキット!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

「お父さん。今度、本物のレース場に連れて行ってね。」


 これが今年の6月に陸別のオフロードレースを見に行った時の、娘1号の感想であった。


 今日は娘2号は学校のイベントがあり、休みはオヤジと娘1号だけである。

 そこで今日は帯広から30km程離れている、更別の十勝サーキット場に、娘1号を連れて行く事とした。距離にして約200キロ弱。ある意味旭川よりも遠い場所にある。


 早速、いつもよりも早起きして、6時ぐらいから洗濯とお風呂、トイレ掃除を行い、7時30分ごろに娘1号、2号を乗せて、2号の学校に向かう。

 (家事は休日だからと言って、洗濯や掃除をさぼっていると、後々大変になるので、主夫業としては、遊びに行く前に、先に家事は終わらせないといけないんだよ。)




 朝、8時に娘2号を学校に送って行き、オヤジと娘1号は十勝サーキット場に向かう。只今朝の8時過ぎ。網走から走るとなると、北見⇒置戸⇒芽登⇒帯広⇒更別となり、多分、到着はお昼頃となるだろう。


道中、士幌の道の駅が新しくなったので寄って行く。







ここで、アイスクリームを食べようか??と、中に入ると、アイスクリームは1個430円。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「か。帰ろう。ここは高すぎる。」と、入るなりアイスクリームの値段をみて引き返すオヤジ。


(うーーん。たかが2個なのだが、やはりド・ケチオヤジである。)その足で近所のコンビニに行き、アイスクリーム2個と、アイスカフェラテを頼むオヤジ。全部で580円也。(うーん。やはりコンビニは庶民の味方だねぇーー。)






士幌の道の駅に停まっていた車。サソリマークが付いているので、もしかしてアバウトビアンキーかな??誰か知っている人いないかな??



11時30分ぐらいに帯広に到着。街を簡単にスルーして、更に更別に向かう。


 更別にある道の駅でトイレタイム。





 今日は暑いと思っていたら、なんと27.2℃。帯広は完全に真夏日でございます。


 そして、朝8時に出発してなんと4時間30分。12時30分にようやく更別の十勝サーキット場に到着。


 入場料は一人1,000円。なんと係りの人はダイハツ・タントカスタムで来たのに、娘1号を今日行われている、サーキット場を体験入門者だと思いこみ、盛んにどこのコースに行けばいいのか説明したので、あわててオヤジはここには単に見学に来た事を説明して、ようやく係員から開放された。


(もしかして、二人ともゲーセンでプロ級の腕前を持っているので、そのオーラーを感じ取ったのかな??)



早くも娘1号は大興奮!!今日は本コースのサーキット場は、各メーカーの試乗会という事で、レースは残念ながら無かった。





 しかし、素人達の体験運転という事で本コースの横で、各自自分の車を持ちより、ジムカーナを行っているという事で、そっちを見る事とした。



 まず、娘1号には勝手にコース内に絶対はいらないように厳重に注意した。何しろ自分の命が掛かっているので、勝手な行為=即、死が待っているからだ。


 スポーツカーに乗りたいという夢を持っている娘1号。


 彼女には公道を飛ばすことは愚かな行為で、スポーツカーを乗る上で、本当のカッコ良い運転はやはりサーキットで運転する事だという事を、今日は知ってもらいたかったからである。















 今日、一番速かった赤いRX-7のFC。コーナーでもケツが流れ、加速も他の車よりも段違いに速かった。


















 おおっ。オヤジの大好きなインプ。しかも涙目のSTI仕様である。


 4WDの為に発進は他車のように派手なホイル・スピンを行わなかったし、パイロンを回るときは、少し苦戦していたのだが、圧巻なのは2回目の走行の時であった。

 

 


 4WDのはずなのに、派手にドリフトしていたのだ。 (まさか4WDキャンセル装置なんかないはずだよなぁー????)


 初めてのサーキット場体験は、娘には大興奮したと見えて、始終満足そうな顔であった。

 

 ここで、小1時間ばかし過ごし、次に向かうは、ここに来る途中にあった、大正の自動2輪館である。


 ここは以前も2回ほど来ている。入館料は一人500円の為に、オヤジはここには何回も来ても飽きない場所である。ここは以前、紹介したが、本当に自転車からバイクになったやつや、オヤジが10代の頃に乗っていたバイクもあり、しばらくの間、自分の10代の頃にトリップしたのである。













20分ぐらいじっくり見て、係りの人にお礼を言ってから出てくる。


時間にして午後2時。そろそろお腹が空いてきたので、トン汁が飲める。というだけで、柏林台食堂に向かう。





 ここは自分の好きなおかずを好きなだけ選べるから、オヤジ的には気に入っている食堂である。



 これだけ選んで、値段は1,000円ぐらい。普段、おふくろの味に餓えているオヤジは久しぶりに、美味しい、美味しいと言いながら食べた。


 この食堂を後にして近くにあるキャンピングカー専門店で、軽のキャンピングカーを見に行くが、やはり値段は350万円。高いよなぁーー。そして、時間は4時近くになってきたので、そろそろ娘2号のお土産を買いにいく。



 帯広から少し離れた場所にある、流月というお菓子屋さんである。

女の子=美味しいスイーツをお土産として買って置けばまずは失敗は無い。



 ここで、時間は夕方の午後4時。そろそろ帰ろうか。という事で、一気に自宅に・・・・というはずはなく、朝、早くから家事を終らせて来たので、途中、どうしようもなく睡魔に襲われたのだ。


 そこで、新しく出来た士幌の道の駅で30分ほど仮眠をする。そうしながらようやく7時ごろに無事自宅に到着しました。


 うーーん。今日は本当に十勝サーキット場に行って帰ってきただけだったなぁーー。



 まあ、子供が嬉しがる顔を見たら、それだけでもう1日の大半を移動に費やした価値はありました。