一人ぼっちの時間。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 12月にはいってから約1ヶ月、きちんと休みはとっているものの、なかなか自分の用事が出来ないでいたオヤジである。


 何故??何故??といつも不思議に思っていたら、ようやく答えが見つかった。

 それは娘2号が冬休みだった訳なのだ。


 考えたら、この1ヶ月間あまり、オヤジが休みの時は必ず娘2号がいた。

娘2号はまだ中学生だ。当然、受験勉強はおこなっているが、毎日、毎日、勉強も飽きてくるので、オヤジが休みの時は、「北見に連れてけ。」攻撃が始まるのだ。


 オヤジもバカだから娘に甘いので、つい、毎日通勤をしている北見に娘達を連れて行くのであった。

 結果、休日でも体が休まる日は無く、その日の夜は疲れ果てて、ソファーでダウンする毎日なのである。


しかし、なんですな。ここ1年ばかし大半は片道50kmの北見に行っていますなぁーー。よく自分の体がもつもんだ。


 さてさて、前置きが長くなったのであるが、今日は娘1号は1日中仕事。そして娘2号は長い冬休みを終った学校で、いきなりオヤジの自分だけの時間が出来てしまった。

 いきなり朝から何をしても良い時間だ。


 だけど、オヤジは普段どうりに朝から掃除を初めて、今日は特別にココのトイレも綺麗に掃除をおこなってから、10時ごろに網走に買い物。

 特別、自分の時間が出来たと言っても、何も特別なことは出来ないでいる自分があった。


 買い物の後にもう最近は完全に興味を失った、ゲーセンの湾岸ミッドナイトをやってみる。

 相変わらず自分よりも格上のクラスだが、馬力の低い挑戦者達がオヤジに挑んでくる。

 もちろん秒殺!!

 今のオヤジを負かすことが出来るのは、店内チャンピオンクラスの人達ぐらいだ。

 

 少しやっていると、隣で20代ぐらいの若い男性がやり始めた。


オヤジと同じクラスか格上クラスなら闘いをいどもうと、チラッと横目で見たら、なんとノービスクラス。


 これでは相手にならないと、再び全国区の格上クラスに今度は、もっとも運転が大変とされている箱根峠の下りで挑む。


  さっきまでの緩やかなハンドリングとは裏腹に、クイックなハンドルさばきで、格上クラスの車を狙っていくオヤジ。


 多分その若者は、隣で冴えないジジィが湾岸をやっているのを見て、自分で勝てると思って横に来たのだろう。

 そしてその冴えないジジィが自分よりもはるかにすごいドラテクを行っている姿をみて戦意を消失してしまったのだろう。

 オヤジが相手から勝利をもぎ取る前に、かれは消えてしまった。


(ハハハハ。これでまた網走にスーパージジィの伝説を残してしまった。)


湾岸を3回ほど行い、やはり興味を無くしたオヤジはブックオフで古本を2冊ほど買いそのまま昼になったので家に帰宅。


 昼からは人に会う予定があったので、昼飯も撮らずに約束の場所に向かう。

オヤジ的には1時間ぐらいだと思っていたのだが、結構、重要な話で夕方までかかってしまった。


 家に帰ったらめったに作らない夕食を作って子供達と夕食。

夕食を食べ終えたら、もう完全にダウンして気が付いたらソファーに倒れていた。


 あれほど望んでた自分だけの時間だったが、今日は何だか寂しさだけが付きまとった1日であった。


 多分、数年後には子供達も独立し、オヤジはいつもこんな寂しさだけが付きまとう毎日なんだろうなぁーー。









 オヤジさん。オヤジさん。だけど、ココはいつもオヤジさんのところにいるよ。


だから寂しがらないで。



 これほどまでに、ココにオヤジが癒させるとは思いませんでした。


 ココがオヤジ家の元にやってきたのはやはり必然だったのでしょうね。




 

 今日のなんじゃこりゃ!!のコーナー


キリンに次ぐオヤジのバイブルの映画。

オヤジ達世代にはご存じ「汚れた英雄。」


それにしても新聞の紹介の欄がひどい!!


 なんも汚れてないです。は無いでしょう!!


 確か映画のほうでは「THE LAST HERO」というサブタイトルが付いていた。

更に角川映画のキヤッチフレースはコンマ1秒のエクスタシーであったのだ。


流石にこの映画の事を知らないで紹介した人が書いたのではないかと思ってしまった。


 たかが新聞の映画の紹介の欄に、こんなに熱くなるなんて!!


 うーーん。まだまだオヤジは熱いぜ!! (おまえは修造かい!!)



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