塞翁が馬。
人間の吉凶・禍福は変転し、予測できないこと。と諺にある。
今日のオヤジのブログはまた、ウンチクかよ。と、思われるかもしれないが、今日のオヤジ家に起こった出来事からひとつ。
多分、皆さんも休みの前日の仕事が終った後が一番うれしい時間と思う。
少なくても、オヤジはこの時間が一番の楽しい時間である。
昨日のオヤジはそうであった。が、昨日もまたお風呂から出た後に、ソファーに横になってTVを見ながらこれから何をしょうかな??と、思っていた。
そのうちにつかれも手伝いウトウトと・・・・
ハッ!!と気が付くと、もう真夜中の2時であった。
「うわっ。もう2時かよ。今日は何も出来なかった。」と昨日は失意のままに布団に入ったのだ。
今朝起きたのが6時半。いつもの日の約2倍近く寝ていたので,頭は妙に冴えている。(さて今日は子供達も休みだから何をするかな??)と思っていると、2階から娘2号が、続いて娘1号が降りてきた。
いつもなら朝食を取った後に掃除とゴミ投げ(北海道はゴミを処分するときは投げると言うんですよ。前にゴミって本当に投げるんですか??と、質問されたことがあります。笑♪)を行い、その後にまたまた北見に昼飯と食材を買いに行くのが恒例なのですが・・・・・・
今日はいつもより家族全員が早く起きていたので、オヤジはあることを思いついた。
それは娘2号が先日、「今度受験が終ったら、釧路につれていってくれない?」と、言っていた言葉を思いだしたのだ。
休日の前日に何もできないで寝てしまったのは、残念なことだが、お蔭で
早起きが出来き、釧路に行こうと決めたのだ。
娘2号に受験の状況を聞いて、もし今日は勉強の予定が問題なければ釧路に行こうか?と聞いてみたのだ。
答えは二つ返事ですぐに釧路にいきたいという事であった。
遊びの時のオヤジ家の行動は早い。
すぐに出かける用意を行い、出発したのが7時30分過ぎであった。
途中のコンビニで朝食を買う。
ここで、オヤジままた一つ間違いを犯した。
釧路に行くなら津別経由が峠も無く2時間30分と、比較的早く着くのだが、オヤジは間違って遠回りの美幌峠経由の道を走ったのだ。
気が付いた時はすでに遅し。もう美幌峠の頂上に着いた時であった。
今朝は非常に寒かった。道行く景色から霧が発生し、前方の視界を悪くしていた。
下の画像は晴れているときの美幌峠の様子である。
その日は気温が非常に寒く、周りには霧が発生し・・・・・・
美幌峠の頂上は・・・・・
あまりの寒さに眼下の屈斜路湖(くっしゃろこ)にはまるで雲海のように雲が広がっていた。
(雲のように見えるしたが全部湖です。)
※屈斜路湖(くっしゃろこ)とは北海道東部にあるカルデラ湖で、世界で2番目の大きさを誇ります(1番はインドネシアのトバ湖らしい)。
と、言う事は、当然、日本で1番大きいカルデラ湖ですよね。
今、調べていて、オヤジも初めて屈斜路湖(くっしゃろこ)が凄い場所だと知りました。案外、地元組は何も知らないのですね。
更に調べていたら、屈斜路湖(くっしゃろこ)の雲海は結構有名らしいという事でした。
またまたビックリ!!
オヤジは生まれ55年。で初めてみた雲海の凄さにビックリ!!
娘1号も大感激!!
2号は母親似の為、クールに雲海を眺めていた。
正に人生塞翁が馬だなぁーーと、この時、ヒシヒシと感じました。
昨日、疲れて眠ってしまって、何て1日損をしたんだと思っていたのだが、おかげで早起きが出来釧路行。間違って美幌峠から入り、始めてみる雲海。
更に更に弟子屈に入る前に、20年前から言われ続けていた、弟子屈の町に入らないで行ける釧路への近道。という道に、目の前の車が入ったのを目撃。
オヤジはすかさずその車の後を追った。
結果・・・その道は阿寒横断道路に入る道で、アイスバーンの急な曲がりくねった連続した道につながっていた。
「うわっ。こぇーなぁーー。」と叫びながらも、何故かオヤジは初めての雪道で嬉しがっていた。
と、その時、目に前に現われたのは富士さんみたいな綺麗な山であった。
これまた間違って阿寒横断道路を走らなかったら見られなかった光景である。
釧路には予定よりも大幅に遅れたが、始めてみる雲海と、ニセ富士山。それだけでも充分に満足できたオヤジであった。
今日のお昼はオヤジが以前から目を付けていた場所。
シャブシャブの食べ放題の場所である。
看板には一人前1,180円。3人でも約4,000円。超お得である!!
始めてはいるとなんと、土曜日、日曜日は少し高めの1,580円。期待度MAXの子供達の前で今更止める。とも言えないオヤジは、顔で笑って心で泣いて苦渋の決断をする。(そんな、大げさな。)
結果、子供達ともども大満足の昼食となった。
楽しい時間は瞬く過ぎて・・・・・
もう帰る時間となる。
あたりは次第に闇とかして、だんだんと吹雪となっていく。
走り慣れない夜中の道がきつい運転になるが、無事に夜の7時30分には帰宅する。
帰った家には留守番のココが、大きなクッションの中でうずくまってオヤジ達の帰りを待っていた。
世の中の起きた出来事には、それ自体は幸、不幸は無いのだと思う。
要は自分の考え方次第。
これはオヤジが以前から、よく書いている言葉。
常にそう思っていると、自然と自分の周りには良かったと思える事が、多くなるのではないでしょうか??

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