いつものように。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車



 皆さん、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。


 さてさて、オヤジが毎年感じている一つの感覚。


それはクリスマスイブからお正月までの1週間あまり、世の中はクリスマスとお正月の用意に忙しく、夕方6時くらいからは、お客さんもお店にはほとんど来なくなるのだ。

 そして、オヤジが帰宅する時間帯には、街灯もほとんど消えて、真っ暗闇の中、ひたすら帰路を急ぐのであった。

 この時期はいつもはポジテブ思考のオヤジも、訳もなく寂寥感に襲われるのだ。


 さらにオヤジの職業は店舗販売員である。

この時期はお客さんの対応で忙しいのと、棚降ろして、2重にも3重にも忙しくなり、帰る頃にはもうヘロヘロになる状態が続くのだ。


 帰る途中の家の明かりがやけに暖かい。今頃はみんな家族団らんで暖かい部屋で美味しい食事を取っているんだなぁーー。と、訳もなく悲しい気持ちになるのである。


 そして、クソ忙しい正月も終わり、ようやくひと段落して今日はお休み。

昨日帰宅したオヤジは疲れ切った体をソファーに横たえた途端、いきなり深い眠りに落ちた。


 体がやけに寒いと思ったら、時計を見たらもうすでに真夜中の2時。

お風呂や寝床に入る気力もなく、そのままソファーに布団を持ってきて寝てしまった。


 いゃーー。ソファーでの仮眠は良くするが、本格的に寝たのは初めてだったなぁーー。


 今日はようやくの待望のお休み。だけど、悲しいかな、いつもと同じ時間に目覚め、正月といえどもやることは一つ。


 それは家の掃除と、除雪である。


特に正月だからと言って除雪はさぼれない。1回でも吹雪けば除雪をしていないとライフラインは断ち切れるのだ。




前回、除雪したところがあれから雪が降り、道がほとんどなくなっている。

ガレージにある除雪機を早速使い、オヤジは除雪を行う。







カタナと共に仲良く並んでいる除雪機。

今時期はこの除雪機が大活躍である、


 札幌では車庫に入れてある除雪機でさえ盗まれることが、もうこの冬に何件も発生しているらしい。


 それほどまでに、除雪機は北海道には必需品という事であろう。




たかが7馬力の小さな除雪機だか、小1時間ばかして、必要な場所の除雪が出来る。

 まさに除雪機様様である。


第一ガレージに置いてある、ビューエルとDTにも久しぶりに出会える。










ガレージ内のカタナも凍てつく冬の中、暖かい春を待っています。


 今のオヤジ家の生活は、盆も正月もない。


 いつの日も、ただいつものように暮らしていくだけである。


 ただ、それが、当たり前のように嬉しいと感じているオヤジである。




パソコン用に大きめのクッションを置いた途端、ココが一番良い場所を取りました。






ココはいつも気が付くと一番良い場所を取っています。


 今日もまた、一番良い所で、昼寝をむさぼっています。


 ココちん。春になったらまた外に出してやるから待っていろよ。








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