今日は寝て曜日!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

オヤジの住んでいる北海道。


 昨日から今日、23日は道内大荒れの天気予報で、用事の無い人の外出は控えるようにというニュースひんぱんにやっていた。


そこでオヤジは昨日、閉店後、今日の食料の買い出しを行うべく、スーパーへ。

 今日の為に色々と買い物をしていた時に、重大な事を発見!!

なんとオサイフに所持金が5千円しか入っていなかった。

レジを打っているときに心臓がバクバクものでいたら、お会計は4千8百数十円。


「おおっ!!ナント!!ラッキーな!!」

些細なことに喜ぶオヤジである。


 実は前回紹介した本の「ありがとうの奇跡」に、些細なことにでも「ツイている。」と言っていると神様が味方してくれる。

 という項目があった。


 それ以来、どんな些細なことでもツイていると感じたら、声に出して言う様にしているオヤジである。


 その夜の帰り道、吹雪はひどくなり、道路が雪で埋まり、オヤジのパジェロミニの4WDさえ真っ直ぐに走らなくなっていた。

 「久しぶりだなぁーー。4WDでドリフトなんか。」と、口では強ぶきながらも心は

 車が路肩に落ちないようにピリピリとしながら無事に家に到着。

  駐車場は完全に雪に埋まっていたが、そこは腐っても本格派4WD。

 ガシガシと無理やり駐車場に入る。


翌、本日23日。


朝起きて見たらTVのニュースでは、ひっきりなしに猛吹雪の注意報が出ている。





しかし、寒暖計の針は垂直になっていないので、そんなに天候は荒れるような感じではないみたいだ。


 こんな日の会社の出社は本当に命がけである。


会社と命。どちらが大切ですか??


と、聞かれると、間違いなく命です。と即答のオヤジである。


ふと気が付けば、今日は幸運なことに休日である。

「おおっ!!またまたラッキー♪な。」


その為、まずはまた寝る。(笑♪)


お腹がすきだしてきて、再び、起きだすオヤジ。

 子供達もぞろぞろと起きだす。


やや遅い朝食を終えたオヤジは娘1号と共に家の掃除を行う。

2号は受験の勉強の為に、食事を終えたら、そそくさと自分の部屋に戻る。


 家の中の掃除を終えたオヤジと娘1号は、今度は除雪である。


北海道の必需品といえば、除雪機である。


本当の金持ちの北海道人は、車がベンツやBMWに、レクサスに乗っている人ではないのだ。


  除雪機にいくらお金をかけれるか。なのだ。


オヤジの除雪機は一番小さいクラスから2番目のクラスの7馬力仕様である。


 しかし、こんなオヤジの小さい土地でもこんな小さいクラスの除雪機では全然歯が立たないのである。


 中には100万円クラスの除雪機を持っている家さえある。


昔、オヤジが20代の頃、除雪機は贅沢品で、吹雪の日は家族総出で除雪を行っていた。


本当に冬=除雪で雪が降れば辛い仕事である。




相変らず風は強いが雪が無いために、まだ視界は良好である。





  除雪車が入った道路は、車の前に道路から30cmも雪が積もってしまう。




 しかし、除雪機さえあればこんな辛い仕事も・・・・・















1時間ぐらいで終わってしまいます。


電気、下水道、灯油、ガスなどのライフラインの除雪をしなければ、死活問題となります。





ついでに向かいのおばあちゃんの家の前も軽く除雪をして、車を出せるようにしておきます。


 田舎では何事も助け合いの精神が必要です。自分さえよければ。という考えの人は、この厳しい冬は乗り越えできません。



除雪が終わった時に天候が瞬間的に回復したので、つぎにやるべきことは。



所持金が100円ぐらいの為、お金をおろす事と、除雪機の為に20Lタンクにガソリンを入れる事、さらに自分の車にガソリンを満タンにする事。

 

 猛吹雪の時は、下手したら町の中で遭難する場合もあります。




ガソリンを入れに行っていると、またまた天候が悪化してきたので、




 速攻で帰ります。


 これで、午前中のお仕事は全部終わり。


 午後からは寝て曜日!


 暖房を少し強めにして家の中を暖かくして、布団のなかで・・・・



 数年ぶりにバリ伝などを読み漁り、まだはるか先に春の日の訪れをカタナと共に待つオヤジです。


 いゃーー。数年ぶりに読んだバリ伝。面白かったなぁーー。


 グンと秀吉の4耐の感動のフィナーレ。そして秀吉の事故死。久しぶりに泣いたなぁーー。







 

 


人気ブログランキングへ