神対応。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 今日は、最近思う事を少し真面目な話しで。

 

 オヤジの職種は販売員である。20代の頃からなので、もう30年以上接客を行っている。

 その為、最近はなかなかお客さんの事を思っていない店員がいると、お店を出てから、

「あの店員。普通はこんな風に対応をするはずなんだけど、対応が悪いよなぁーー。」と、ブツブツ文句を言うのだが、娘2号からは

「お父さん。文句言いすぎ。誰だって頑張っているんだから、そんな事を言うんじゃないよ。」と、よく怒られたりする。


 20代の頃、オヤジは某大手家電販売員だった時には、

「お客様は神様です。」という言葉が絶対的で、どんなことがあってもお客さんを怒らせたら、店長から大目玉をくらうのだった。


 上司のタチの悪いお客さんの家に商品を配達した時には、まっ昼間から

「お前、この酒を飲んでから帰れ。飲まないと帰らさないぞ。」と脅かされ、

土下座をして許してもらったこともあった。

 修理品の配達で半年間、お客さんの家に行き真夜中の11時まで謝り続けた事もあった。

 それだけ、タチの悪いお客さんにあたると、店員いびりはひどかったものである。


 そんな経験を積んできたオヤジだからこそ、今の若い方のマニュアル的な対応には、少し憤慨するのである。


 最近の事である。

オヤジの家は職場から車で1時間もかかるから仕事が終ると、外食をしてから帰る事が多い。


 そんな中で、1年前からお気に入りの場所が、おふくろ料理的なメニューが出される、全国チェーン店があった。

 そこは、お客さんが食事を終わる時に丁度お茶を出してくれるところで、その出すタイミングが絶妙でオヤジはひそかに気に入っていた。


 久しぶりにその店に入った時である。そこは今迄、夜の10時ぐらいまでやっていたのであるが、閉店時間が9時30分で、ラスト・オーダーが9時となっていた。

 オヤジは店に入ったのは9時前。

「もう閉店です。」ということで、その日はおとなしく別な店にいったのだ。


そして、次の日、少し早目にはいったオヤジは注文をした時であった。

いつものお気に入りの店員さんはいなかった。そして替わりに新しい店員がやってきた。

「すぐ、お水をお持ちします。」という言葉をかけられ、再び戻ってきた店員は隣の人の料理を持ってきた。


 すると、となりで、店員といさかいのある言葉が聞こえた。


どうやら、店員が注文を間違えたようである。



 更に、またその隣でも同じ注文の間違いで、いさかいが起きていた。





 何だか嫌な気持ちになった途端、オヤジの注文した料理がやってきたが、肝心な水は最後まで出されなかった。

「すみません。水はまだですか??」と、言いながら事なきを得たのである。


食事を終えたオヤジの手は、この店のアンケート用紙に、


 2件ものお客さんに注文を間違えていて、僕のほうには最後まで水を出してはくれなかった。


 最後に、「もうここには絶対に来ない。」と書いていた。


 大手チェーン店のお店だけど、最近、接客の質が落ちているなぁーー。と感じているオヤジである。


 そして最近の事である。


娘2号とインド人が経営するインドカレーのお店に入った時である。


 ここは正直な話し、個人経営の為、少し汚いお店なのだが、娘2号がお気に入りなので、よく利用しているのだ。


 オヤジがヨーグルトにかけるジャムを使おうとした時に、ジャムが詰まっていて勢いよく飛び出し、あたりを汚してしまったのだ。


 慌てたオヤジは紙のおしぼりや自分のおしぼりを使って綺麗にしていたら、それを見つけた店員が急いでやってきて、

「あとは私がやりますから良いですよ。」と言いながら、テキパキと汚れたところを片付けてくれた。

 その時、ジャムでベトベトになった手だったので、何かふくものが無いかな---

と困っていたら、別な店員がすぐにオヤジに新しいおしぼりを持ってきてくれたのだ。

 その時、インドの方なんだけど、お客さんの対応がしっかりしているなぁーー。と感心したものである。


  日本人の経営する大手チェーン店。片やインド人がやっている個人店。
本来なら大手チェーン店のほうが、接客がしっかりしているはずなのだが、やはりマニュアル対応しかできない人が多くなってきたのかなと感じていた。


 そんな中の事である。


 昨年の10月24日にUPした、別れで出てきた、オヤジの会社のもと常務が、某大手コンビニのオーナーとなってオヤジ達の元に現われた。

 

 今年の冬のクリスマス・ケーキの販売の予約の件であったが、その方には会社では色々とお世話になったオヤジは当然、その方のコンビニにケーキの申し込みをしに行ったのである。


 ただ、その方のコンビニはオヤジの会社からオヤジの帰る道と正反対の場所で少し遠い場所にあるのである。


 早い話、その方のコンビニに行って会社に戻ってくる時間で、オヤジは自宅にカッ飛びのBクラスで帰れたりするぐらい遠いのだ。


 だから仕事が終って、そのコンビニに行き、ケーキーを持って帰ったら、夜中の10時過ぎになり、子供達は完全に寝ている時間帯なのだ。


 その為、担当者に「お代金は別に支払いますので、配送ってできますか??」と聞くと、やはり答えは、当店での受け渡しのみという答えであった。

それは予想していたので、オヤジは素直に自分の住所を書いた途端。


担当者は



「あっ。網走方面なら大変ですね。」


「ええっ。正直、この時間帯でもらって家に帰っても、家族の者は寝ているので、ケーキを買う意味が無いんです。」と、言ったら、


「だめかもしれませんが、一応、お客様の近くににあるコンビで受け渡しが出来るかどうか、会社に聞いてみます。」


と、言ってくれた。


 結果、やはり無理だったのだが、翌日、そのオーナがやってきてくれて、会社までだけど、届けに来てくれるという事になった。


 オヤジはその対応で充分に満足をした。


マニュアル対応でなく、お客さんの立場にたって考えてくれた店員。

またそのように教育しているオーナー。


 この店なら、近隣の人達に長く愛されるお店になるんだろうなぁーー。と感じていた。




 今日はガチでマジ事を語ったオヤジのブログでした。


ちよっと固くて面白くないと思いますが、本来のオヤジはこんな奴なんですよ。

(笑♪・・・・・信じて・・・・・)




人気ブログランキングへ