さてさて、今日は奇跡的にまだ眠たくないので、昨日の続きを書き始めましょうか。
話しはいきなり旅行当日となる。
休日は23日(土)、24日(日曜日)となったので、早速、金曜日の夜、仕事が終ってから走る事とする。
午後、9時30分。暗闇の中、オヤジ家を乗せたタントが走り出す。
実は昨日までひどい頭痛がしていたので、念のために風邪薬を飲んだせいか、今日は久しぶりに快適に起きられた。
久しぶりの真夜中の走りに、オヤジの体力、気力は充実していた。
また、今日の為に、前回の休みはわざわざバイクにも乗らずに、パジェロについていたカーレーダーをタントに追加して付けて、タントはツィン・ターボならぬ、ツィン・レーダー車仕様にして、真夜中のパトカーの待ち伏せに備えていた。
走り出してから約1時間30分。二つ付いているカーレーダーがそれぞれなり始めた。しかも、ネズミ取りをやっている音である。
瞬間にオヤジはブレーキを強く踏んだ。
その瞬間、暗闇から白と黒のパンダ色に塗られた車が現われた。
「ホッ。」オヤジは安どの息をはいた。
昔、20年ぐらい前に、ネズミ取りは走っている車に瞬間的に電波を発射して、そのネズミ取りに捕まって以来、カーレーダーはあてにできない。と思い、昨年まで、カーレーダーなるものは不要と思っていた。
ところが、友人Kの車のカーレーダーを見て以来、考え方を改めた。
今時のカーレーダーは、ネズミ取りの電波を察知するのではなく、ネズミ取りを行っている場所をあらかじめ教えてくれるのである。
結局、今回の旅で隠れているパトカーに出会ったのは2回。レーダーのおかげで、無事に難を逃れたオヤジであった。
走り始めてから約2時間。旭川線の高速に乗る手前に来た時であった。
オヤジは急に異常な睡魔に襲われ幻覚を見始めた。
(やばいなぁーー。このままでは確実に事故を起こす。どこかで仮眠するか。)
御存じ北海道のコンビニといえば、セイコー・マート。
コミック・ばくおん!!でも、北海道ツーリングの時に、立ち寄ったコンビニでもある。(別にここではないのだが。)
ということで、高速の手前のコンビニの駐車場で、十数分の仮眠後、ここのコンビニでオヤツタイムとトイレタイムをすることとした。
ここでの滞在、約30分。
少しばかりの仮眠で頭をスツキリさせたオヤジは、高速に乗ったら約1時間で、いよいよ目的地の旭川に着くのであった。
時刻は真夜中の1時30分。
マンガ喫茶は未成年の宿泊は禁止。
真夜中に空いているホテルも無し。
いつものごとく、シティホテルへ入った途端、未成年者を連れてきた。という事で警察を呼ばれることであろう。
こんな時はキャンピングカーが一番。と、いつも思っていたオヤジであるが、今日はある一つの場所を考えていた。
それは・・・・・
健康ランドである。
数日前に未成年者が宿泊できるか確認済みであったのだ。
もちろん、保護者がいればOKとの事である。
真夜中の健康ランド。
始めて利用するオヤジは、最初、健康ランドは男風呂と女風呂が分かれていて、それぞれ、そこの休憩室みたいな場所で、仮眠すると思っていたのだが、実際は何だか大きなテントの中。という感じなのだ。
お風呂はもちろん別なのだが、仮眠室は男性用、女性用と別れているだけで、実質、休憩所には男性も女性もいて、なんら普通の大きな部屋でそれぞれが自分の気に入った場所で仮眠していたのだ。
時刻は午前2時。夜明けまであと5時間もある。
とりあえずはグラブル。あっ、間違った!!
とりあえずは、ここで仮眠することに決めたオヤジ家であった。
利用代は夜間深夜料金が発生して、3人利用しても約9千円であった。
そろそろ睡魔が訪れだしたので、今日はこれまで。