さて、今日は久しく書いてなかった、期待のゲーセンの湾岸ミッドナイト編である。
(えっ??誰も期待していないって??ガックシ!!_| ̄|○ )
オヤジは普段はお気楽サラリーマン。を演じているが、ゲーセンにある湾岸ミッド・ナイトというゲーム機の自他ともに認める使い手(誰も思っていないぞ!!)という、闇の顔を持っている。
実はあれだけ毎回のように通っていて熱中していた湾岸であったが、ここ、最近は娘1号の相手をするぐらいで、さっぱりと止めていた。
理由はゲーセンにたむろしている若者2人組がいるのだが、普段は一人がゲームをやっていて、もう一人がその横で黙って見ているのだが、オヤジが現われると知るや否や、ささっと空いているゲーム機で、ゲームをやり始めるのだ。
流石に50を超えるシニアと呼ばれるオヤジ。
そこで後ろで待つのも大人げないので、かれらがやり始めたら、今日は出来ない日。としてさっさと帰るのだが、そんな事を毎回やられると、何だか馬鹿らしくなり、更に網走ではお互いに罵倒を掛け合いながら、ゲームをやっている若者を見たら、ますますやる気をなくしてしまうのだ。
前回は娘1号がゲームが出来るのを楽しみに待っていた中、
「ばかやろう!!」とか、「この野郎!!」という声が大声で聞こえ、下手に娘に被害が起きたら行けないので、「今日はガラが悪い奴がいるから、無理だから帰ろう。」と促すと、楽しみにしていた娘は悲しげにゲーセンを後にするのだ。
ゲーセンの中で、後ろで待っている人がいたら、交代しましょう。という、まるで小さい子に言うような当たり前の事を書いているはり紙を見たら、何だか悲しくなってしまうオヤジであった。
そして今日、今まであまりやっていなかった湾岸であるが、何故だか不意にやりたくなって、ぶらりとゲーセンを覗いてみた。
ゲームが出来る場所が二つある中、1人はやっているが、周りを見ると誰もいない。
真夜中のゲーセン。(今は9時30分だから真夜中って程ではないが・・・・)
おおっ。これは湾岸ミッドナイト。
改めゲーセン・ミッドナイトではないか!!
久し振りにオヤジの心は躍った。両替した100円玉を20枚ぐらい握りしめ、オヤジはゲーム機に向かった。
モードはストーリーモード。そして、他車の乱入は禁止とした。
(乱入は大歓迎なのだが、やはりあまり弱い人なら、全然面白くないし、単なる消化試合にしかならないからだ。)
今までからの続きから始める。相手は神谷の操るランエボ。こいつは過去ポルシェでは散々煮え湯を飲まされていたが、所詮、R35GTRの敵ではなかった。
マニュアルの新しいエンジンブレーキを手に入れたオヤジはタイトなコーナーを4速に落とし、軽くドリフト状態から5速にシフトアップ。直線に入ると6速にアップ。
一気に車速は320km/hに達する。
あれだけポルシェでは苦労したランエボを大きく引き離し、R35GTRはゴールした。
そして、次は城島の乗る幻のFC編に突入。
ここから、更にスピードは速くなり、今まで4速で回っていたタイトなコーナーを今度は5速で進入。
オーバースピード気味にコーナーリングを行いながら、左足ブレーキで車速を殺し、後半の立ち上がり中に6速に突入。
アクセルは常にベタ踏みである。
ここら辺のステージになると、対戦相手の車は直線は、オヤジの車よりも更に速いので、勝つためにはコーナリングで勝負をするしかないのである。
ここから奇跡的に5連勝となり、今まで800馬力止りだったチューニングは更にステージアップとなった。
※注:R35GTRは馬力表示は無く、最終ステップは30どまりなのだが、更に上のステップ31と表示がなっていた。
いよいよこれからは体験したことのない新たなる未知の領域である。
不思議な事に一般車両が多い中、時速320km/hで走っても、スピード感が全然ない状態であった。
時折、いきなり目の前に出没する一般車両避けながら、しかも大きくハンドルを切ると、車速が大幅に落ちるので、一般車をかすめるかのように抜き去る。
もうこの辺になると、隣でゲームをやっている人は、オヤジの画面を見ると、やる気を失ってさっさと引き上げて行った。
レイナが操るルーフCTRにも苦戦したが、僅差でぶち抜いいて逆転勝利。と、着々とオヤジは勝利を収めて行った。
だが、終わりは必ずやってくる。
ゴール間近にアキオが操るFCを追いかけている最中に、目の前に現われた一般車を避けきれなくて、正面衝突。
ここで、オヤジは初めての苦い敗北を覚えた。
モニター越しに後ろを見ると、先ほど横でやっていた若者の仲間らしき人が気が付くと2,3人ぐらい集まり、ゲームをやりたそうにオヤジを見ていた。
今日はこれまでだな。そう悟ったオヤジはそそくさ。と、残りの100円玉を握りしめ、ゲーセンを後にした。

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