三回忌。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 最近、寝不足気味のオヤジです。

理由はココが朝が激しくて、寝させてくれないからです。

(なんか、いやらしい表現だなぁーー。(´д`lll)  )


 オヤジは通常、1時に寝るのですが、ココが朝6時過ぎると起きだして、

ミャオーーン♪ミャオーーン♪と、まるでオヤジを探すように悲しそうに鳴いてオヤジを探しています。

 

 そこでオヤジは半分、寝ぼけ眼で、「ココ。ここだよ~~~。」と弱々しい声で答えると、ココは嬉しそうに、ゴロゴロニャーーーーン♪と、鳴きながら階段を駆け上がりオヤジの寝室に入ってきます。


 そして入るなり、オヤジの顔に自分の頭をスリスリしてきます。


 そこで、オヤジは布団の片側を開けて、「寒いから入りな。」というなり、ココはうれしそうにゴロゴロとのどを鳴らしながらオヤジの横に入りオヤジの腕に、自分の顎を乗せて、満足そうに眼を細めてオヤジと一緒にしばらくの間、暖かい布団の中で寝ています。


 うーーーん。毎日、毎日、寝不足気味のオヤジですが、ココにこれをやられると、「もう、何をやられても良いよ♪」と、全てココの悪さを許せてしまいます。







 

 さて、今日はかみさんのお母さんの三回忌。


 空は久しぶりにきれいな快晴で、悲しみをしばし忘れさせてくれます。


 お祈り中、二つのロウソクが空調もかけていないのに、激しく揺れていました。

お義姉さんが「お義母さん。きっと来ていたね。」と、しんみり言うと、オヤジもすかさす、「二つ激しく揺れていましたね。多分、片方がお義母さん、もう片方がかみさんがやってきていたんでない?」と答えます。


 昨年の今日、かみさんが残された命とわかり、ブログ「キリンは泣かない。」をアップし、あれからあっという間の1年間でした。


 今頃、かみさんはあちらでお母さんと再会しているのでしょうか??


 「こちらは大丈夫だよ。だから安心してゆっくり眠っていなよ。」



と、どこまでも抜けていく碧い大空を仰ぎ見ながら、オヤジはそっとつぶやいた。






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