書きたいことは色々あるのだが、どうも最近は疲れがたまって、ひたすらみんなのブログを読むだけに徹しているオヤジです。
先日の休みは外は秋晴れの快晴!!通常なら、残り少ない日をバイクで。という流れになるのであるが、1日中家の掃除と押し入れの片付けに費やしていた。
この家に引っ越してきてから、いや、多分生まれて初めて、休みの日は毎日、毎日、家の掃除と片付けに明け暮れています。
多分、自分の中である程度、家の片付けをやりきらないと、次に進めないんだろうと思う。
新しく手に入れた自由な世界は、実に不自由でもあり、慣れない時間でもある。
今までこの方、かみさんと結婚してから、ほぼ毎日20年間、家と会社の往復だったのが、今は自分の気持ち次第で、寄り道をすることも、その気になれば朝帰りもできたりするのだが、相変わらずオヤジは休みの前日以外は、夕食を食べたあとに、真っ直ぐに家に帰る日々である。
それは何故だかというと、家に帰ると、たまーに、ココが玄関の前で、顔を傾けながら、オヤジの帰りを待っててくれるのである。
その仕草の可愛いこと。
その顔を見ると思わず、「ただ今!!ココ!!」と呼びかけるのであるが、人コマシと呼ばれるココは「グルグル!!」と言いながら、オヤジの後を付いてくるのである。
その顔を見るために、オヤジは毎日、毎日道草もしないで、真っ直ぐに帰るのである。
朝のココは家にいるハエを追い掛け回して、部屋中を走り回るのである。たまーにはココの画像を出さないとね。ココファンの人が苦情が・・・・・
(そんなもの、来るわけないじゃん。)
さて、今日のタイトルは・・・・・・
またもや休日前の帰宅前にまたもやゲーセンに。
しかも、この話はオヤジの得意中の得意な話のため、自然と出したくなる回数が多くなるのは仕方がないだろう。(勘弁してね!!)
舞台はかって伝説の首都高ランナーと呼ばれた相沢洸一の忘れ形見の相沢ケイが操る80スープラとの対決。
悪魔のZは740馬力まで馬力はあげたものの、足回りは強化されていなくて、直線では追いつくものの、コーナリングで引き離される。という、失態を犯し、4連敗も続いていた。
時速340km/hのスピードの彼方にやっと見えた一筋のライン。そのかすかなラインをタグリ寄せ、僅差でようやく5回目に勝利を得た。
そしていつもの通り、休日前の仕事帰り、オヤジはいつものように、ゲーセンに向かった。
普段は誰もいない湾岸ミッドナイトのコーナーにその日は何故だか3人もの人たちが遊んでいた。
若い男性一人と若い女性が二人である。
いつものように何の気なしに乱入Okのボタンを押してゲームを始めたオヤジ。
その時、当然のように乱入開始!!というランプがつき彼らのステージに乱入してしまった。 (やばい!!悪いことしてしまったなあーー。)
オヤジは別に彼ら達のゲームを邪魔する気はなかったのだが、自然と乱入してしまったのは仕方がないことだろう。
男性はR35タイプのGTR.二人の女性はオヤジと同じタイプのS30Zである。
チラリとオヤジを見た若い男性。
冴えない風貌の年寄りが、古臭いS30Zでの参戦。
しかも自分の横には若い女の子が二人もいる。
「ここ良いとこを見せる絶好のチャンス!!勝利は我にあり!!」とばかりに、いきなりトップに躍り出た。
オヤジは一応、3人の運転の様子を見るために、彼の背後からゆっくりと走り出す。
しばらく彼らと一緒に走っていたが、なにせ前回対決した80スープラの方が段違いに速い。
しだいについていくのも飽きてきて、最終ラップで一気に引き離し彼らを大きく引き離して勝利した。
それがよっぽど悔しかったのだろう。今度はR35の若い男性は、超弩級モンスターマシンのS30Zが苦手とし、R35の得意とする箱根のワインティング・ロードを次のステージとした。
またまた、4人で僅差で走り始める。が、時速340km/hを体験したオヤジの目には、箱根のワインティングロードは実にスピード感が無い。
(もしかしたら、あれ出来るかな??)と思いつつ、イニDの城島がやっていたワンハンドステァ。 (片手でステァリングを握り、ドリフトでタイトなコーナを曲がる技だよ。)を行う。
オヤジはいつの間にか左足をシートに乗せて、左腕を左足に乗せたまま、余裕でドリフトをおこなっていた。
気がついたら彼ら3人は遥か彼方後方となっていた。
流石にオヤジの実力がわかったのだろう。かなわないと見えて、彼らは早々と退散した。 (いゃーー。彼女のいる前で、悪いことしてしまった。オヤジも早々と退散するから許してね。)と言いながら、舞台はR200クラブ編に突入。
高速走行時に幅寄せを行う汚い元木達の行為を引き離し、余裕で勝利を得たオヤジ。
悪魔のZはヤマモトスピート・チューニングで馬力は究極の800馬力。しかも足回りはライト・チューニングのために、もはやオヤジ以外誰も運転できない、異型なチューンドカーと変わってしまった。
ひたすらパワーを求めてたどり着いた究極のマシーン。
ハンドル操作ひとつで、200km/hオーバーからのドリフト状態。誰が見ても、もうそれはまともに前に進むことができないマシーンであった。
しかし、それでもオヤジはパワーを求める。
真打の湾岸の帝王と呼ばれるポルシェ964TURBO操るブラックバードとフラット・レーシング代表黒木操るGT-R V-spec との対決。
彼らの速さは本物であった。究極の800馬力を手に入れたS30Zでさえ、ブラック バードはパスできるのだが、黒木のGT-R V-spec はコーナリングで大きく差が開きいつも僅差で負けてしまうのである。
(コーナーリングだ!!コーナーリングを何とかしないと、彼らには勝てない!!)
5回目の勝負でオヤジは黒木のGT-R V-spec の後を走り、走行ラインを盗み始めた。
そして勝負の右曲がりの緩めのコーナー。
オヤジはアクセルはフル加速状態。左足をブレーキに軽く当てた。途端にS30Zは大きくドリフト状態に入り、4車線は端から端まで斜めに走り抜けた。
(GT-R V-spec は?)少し遅れ気味にコーナーを脱する黒木GTR。
アクセルはベタフミにも関わらず、さらにオヤジは右足をアクセルにケリを入れる。後続からみるみるうちに近づくGT-R V-spec 。
本当に僅差の状態であった。わずか数秒差で悪魔のZが勝利したのだ。
(よくやった。悪魔のZ。やはりお前は俺の期待を裏切らない奴だよ。)
その車は… まるでくるおしく 身をよじるように 走るという…
オヤジもまた、悪魔のZに魅入られたアキオと同じく、このS30Zに魅入られた一人であった。
こうして、オヤジは満足げにゲーセンを後にするのであった。
チャン!!チャン!!
次回。誰も運転できない800馬力を手に入れたオヤジ。
次回の対戦相手は誰だ!!

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