昨日の休日。(7月3日)はまたもや雨。
ハハハハ。こうなったらもう雨男を通り過ごして、呪われたライダーとでもオヤジの事を呼んでくれっ。
さて、話は元に戻そう。午前中に用事を終えたオヤジ達家族は久しぶりに全員が集まったので、昼からはまたもや北見に・・・・(ふんっ!!田舎に住んでいるオヤジ家は近くの大きな街へ遊びに行くといったら北見しかないんですよ。)
買い物を済ませたオヤジ家は最後に某、大手文房具店に寄ることとした。
ここの目的は、娘1号は画材道具の購入。娘2号も何やら買っていた。
買い物を終えて帰路につく途中、娘1号がいきなり、「失敗した。」と叫んだ。
「な・何かあったか??」オヤジは娘1号の叫びに、何か大切なものを店内に忘れたのかと思って聞いた。
「間違って、同じ絵の具を2個買ってしまった。」
オヤジは同じ色の絵の具を2個買ってしまったのか??と思っていたら、同じ絵の具のセットを2セット買ってしまった。という事であった。
「返品しに引き返そうか??」と、聞くものの、もうすでに車は隣町を超えて、戻るにしても20分以上かかる道乗りであった。
「いゃいいよ。もうかなりきたし、なかなか買いに来れないから、予備の絵の具として使うよ。」と、娘1号は少しがっかりした表情で答えた。
そんな娘を見てオヤジは少しかわいそうになり、
「しかし、なんだなぁーー。普通なら同じ商品が二つもあったら、同じものがありますけど、大丈夫ですか??と聞かないか?」と、オヤジはかみさんに聞いた。
「普通はそんな事言わないでしょ?」と、かみさんはあっさりと答えた。
「そうなのか?俺は言うぞ。」
オヤジの職業は販売員である。だからレジに大量に商品が持ち込まれ、明らかに間違って2つ持ってきたような時は、一応、確認のために、同じ商品が二つありますが大丈夫ですか?と聞くこととしている。
特に子供のお客さんには、気を付ける事としている。
大抵は大丈夫ですよ。と、言ってくれるが、中にはうっかり間違って購入するところだった事もあるお客さんもいたりする。
まあ、店の売上も大切なので、普段はそんなことを言う店員はいないんだろうなーー。と自分に言い聞かせながら帰路についた。
そして帰ってから、今度は娘2号がブツブツ文句を言いだした。
「どうした??」
「これできないから、お父さんやってみて。」と、少し怒りながら差し出したのは5色入りのボールペンの本体と、ボールぺんの芯が5本であった。
「どら。貸してみろ。」と、オヤジが取り付けること5分。
「ダメだ!!これは。」
どう考えても芯の長さがおかしいのだ。
娘2号に。
「これはどうも合わないみたいだぞ。明日、お父さんが店に行って、どうやって付けるか聞いてみる。」
と、出した芯を綺麗に元の袋に戻した。
そして娘2号に、「どうして、合うか合わないか調べなかっんだ??」と聞くと、そんな相互表は無くて、近くにこの芯が置いてあっただけだという。
自慢ではないが娘2号は一応、きちんと説明文を見る方である。特にこのような物はオヤジよりも詳しく調べる方である。だから、娘2号の言っていることは、多分、本当のことであろう。
そして急に怒りがフツフツと湧いてきた。
確かに確認しないで買ってきた娘2号が一番悪いが、普通はホールペンと芯を持ってきたら、そのボールペンに使うことはわかることであろう。
レジにもって行った時に、何故、店員は本体と芯が違うことを指摘して、確認しなかったのであろうか??
普通なら当たり前の事ではないだろうか??
お客さんが混んでいて忙しかったならわかるが、その時は比較的空いていて、お客は娘2号だけだったと記憶している。
そして今日の仕事帰り、そのお店にレシートを持って行った。
もちろん、心の中は90%以上が怒りモードとなっていた。
そして、バトルモードに突入した。相手は若い男性店員。
「すみません。昨日、子供たちが購入した商品なんですが、間違って同じ商品を二つ購入してしまったので、こちらを返品したいのですが・・・・」
「そしてこちらは、ボ-ルペンと芯なんですが、どうも違うみたいで合わないみたいなんですが。」
と、レシートと、絵の具のセット、とボールペンを差し出した。
「はい。拝見させてもらいます。」
若い店員は差し出した2枚のレシートを調べ始めた。
「この絵の具は1万3千円のレシートのほうです。」というと、
「はい。確かに同じ商品を二つ購入されていますね。判りました。」と、すんなりと返品を引き受けてくれた。
返品金額は約4、000円程である。
そして次にボールペン。
かなり芯のほうは小さな字で書かれていて、若い店員も目をかなり近づけなければ確認できないほどであった。
「はい。確かに違うメーカーですから、これは合いませんね。」と、言いながら、同じメーカーの芯を探してきてくれた。
そして、カウンターの前のパネルを差し出した。
●返品は当日、または翌日以外受付しません。
●返品の商品は未開封のものと限ります。
●交換は1週間以内とします。
●交換の商品は未開封のものと限ります。
若い店員は不思議そうに「どうやって、この芯がこのボールペンに合わないと判ったのですか??」と聞いてきた。
オヤジは少し怒ったように「見れば判るだろう。形が全然違うじゃないか。」
(本当は全部開けて取り付けしてみたのであるが、きちんと開けたので、全然開けた気配が分からない状態であった。)
と、ハッタリをかけたら、若い店員は納得して、「はい。そうですね。それでは交換させて頂きます。」と言いながら、商品を用意してくれた。
「悪いけど、ここで取り付けてくれますか??網走から来たものだから、今度違ったらまたすぐには来れないから。」と、半分キレ気味に話してみた。
(もちろん、怒ってはいないけど、やはり1時間もかけてまたこのお店にわざわざやって来た事を強調したかったからです。)
若い店員は「はい。良いですよ。少しお待ちください。」と言いながら、新しい芯をボールペンに取り付けてくれた。
その若い店員さんのネームプレートを見たら、また研修中の子であった。
「どうも、無理言ってすみませんでした。」と、オヤジは出来上がったボールペンを受け取って店をでた。
確かに最初に確認をされないで、間違って商品を購入したことに対しては、少し頭に来ていた。
実はこの若い店員さんの態度一つで、責任者を出してもらおう。と半分、クレーマ的になっていたオヤジであったが、この若い店員さんの的確な判断で、オヤジの怒りはすでに収まっていた。
そして、こんな子が研修中という事は、このお店の社員教育はしっかりされているんだなぁー。と感心しながらお店を出たオヤジであった。
全然、休みの日は雨降りが多くてバイク記事が出てないなぁーー。そろそろ、本当に「キリンに憧れて」から、「オヤジの独り言」にタイトルが変わってしまうなぁーー。」
_| ̄|○ ガックシ!!

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