オヤジは年収で言えば俗に世間で言う下流階級の人間である。
生まれてこのかた50数年。ひたすら安く量の多い食べ物を求め食べてきた。
そのため、TVの番組の高級グルメの番組を見ることはあっても、死ぬまで絶対にそんな食べ物は口にすることは無いと思っていた。
しかーーーし!!人生は不可思議である。ひょんなことでこのブログで知り合ったVIPERさんから一つの商品を頂いた。
VIPERさんは俗に言うアッパー(上流世界)な住民である。オヤジが一生どころか、十生かかっても体験できない人生を歩んできた方らしい。
そして、そのVIPERさんから送られて来た商品がこの商品。
超・スーパー・ウルトラ・デリシャス・餡パンである。
この餡パンはそこらへんで売られている単なる普通の1個100円というアンパンではないのだ!!
食人沼崎益夫&天才VIPER produceという事で、本物の素材を追求した餡パンなのである。
失礼ながら食人沼崎益夫先生という方は、オヤジは全然知らなかったので、ネットで検索すると、とってもビックリした事実が書かれていた。
まあ、簡単に書くとコミックで有名な「美味しんぼう」に出てくる、海原雄山大先生のような方であったのだ。
しかも、食人沼崎益夫先生という方はフードアナリストの顧問をされている方で、フードアナリストというのは、正に美食倶楽部のように、本物の食の文化を求めて食の情報を解説する専門家達の集団ということであった。
残念ながらVIPERさんや食人沼崎益夫先生のブログはオヤジは自分のブログにリングすることが分からないので、もし、興味がある方なら、オヤジのブログにVIPERさんがよくコメントして頂いているので、そこから覗いて頂ければ幸いである。
食人沼崎益夫先生のブログはグーグルで簡単に検索できる。
しかし、なんですなぁーー。そんな超・スーパー・ウルトラ・デリシャス・餡パンを簡単に一般市民のオヤジに「試食してください。」と、ポンと送ってくれるあたり。ある意味、すごいというか何というか・・・・・
こんな、味覚音痴のオヤジが頂いてもらって良いのだろうか??
そして今回、新しく販売するために作られた試作品で、60個のみ作られた商品であった。(今回、家族全員へということで、4個入りだったので、単純に考えてもたった15セットのうち1セットをオヤジの元に送ってくれた事になる。
だから軽々しくアンパンとは記せないのである。
あくまでもうやうやしく餡パンと記さないといけないのだ。
梅干300円
餡90円
パン100円です。
小計490×.08=530円
と、餡パンの原価だけを計算してもはるかに一般のアンパンを凌駕している商品なのだ。
まずは仏壇にお供ものとする。
「かーちゃん!!とーちゃん!!オヤジもついに、こんな高級な食べ物を食べられるぐらい偉くなったよ!!」
(いったい何がだ。)
そしてオヤジが会社から帰宅すると、どこからともなくワラワラと家族全員が集まった。
「この餡パンはそんじょそこらで売られているような、軽々しいアンパンではないのだ!!上流社会のしかもごく一部の人しか口にできないから、お前たちも正座して心して食しなさい!!」と、オヤジは重々しく言った。
まずは送られて来た包装を開くとそこには綺麗な赤い箱が表れた。
これがフードアナリスト食人別注品の石神の梅干あんぱんです!!
早速、箱を開ける。ワクワク!!ドキ♪ドキ♪
中には綺麗な餡パンが4つ入っていた。
包装の注意書きを読むと、何やら梅干しの種がまるごと入っているので、ご注意ください。だって??
エーーーーーーッ!!餡パンに梅干しーーーー!!
(ミスマッチだろう。いくらなんでも。)
と、ビックリしながらまずは一口、口に入れる。
VIPERさんには悪いが、オヤジはアンパンは苦手な方である。
アンパンとクリームパンを選べといえば、真っ先にクリームパンを選ぶほうである。
が、この餡パンを口に入れるなり、優しい甘さがオヤジを包んだ。
う・旨い!!
(美味しいではないのだ!!旨いなのだ!!)
しかもそのあとから口にする美味しい梅干の酸っぱさが、さらに餡この優しい甘さを引き立てた。
梅干しも今まで食べていた、単なる酸っぱい味ではなく、あくまでも餡こを引き立てる優しい酸っぱさである。 (この梅干し1個で軽くごはん3杯はいけますねぇーー。)
なんだこの美味しさは!!まるで異次元の感覚だっ!!
普段、1個100円のアンパンを口にしているオヤジには全然想像もできない美味しさであった。
気がついたらあっという間に梅干の種だけが残されていた。
そして、あえて餡こに梅干しを入れて、更に美味しさを追求していく、飽くなき食に対する研究心。
今回、この高級餡パンを作られた理由は、次世代の子供達に、安全で美味しい食べ物を残していこう。という崇高な目的のためらしい。
オヤジが生まれてこの方生きてきた中で、一つだけわかったことがある。
世の中には3つの商品が売られている。
本物の良い商品を妥当な値段で販売。
悪い商品を安く販売。
そして最悪なのは悪い商品を上手な宣伝で高い値段で販売。
という事である。
だから、絶対に安くていい商品というのはありえないのである。
(値段の割には良い商品。というのは、確かに存在しますが。)
一般の1個100円のアンパンに対して原価500円オーバーの餡パンは、普通の感覚で考えれば高すぎる。と思われるであろう。
が、一般的なアンパンの餡は中国からの輸入品ということらしい。
一時期、中国産の食材は非常に危険だと騒がれて時期があった。
この商品は日本産だから安心。と言われる中、肝心な材料が中国産であったなら・・・・・
確かに原価1個500円オーバーのこの餡パンは一般的に流通は難しいであろう。
しかし、10個作るよりも100個。100個作るよりも1,000個。1,000個作るよりも10,000個。と需要が増えれ増えるほど、原価500円が200円ぐらいまで下がり、一般の人達も安全で美味しい商品を口にすることができるかもしれない。
(あっ。梅干自体が1個300円だからまるごとは無理かっ。)
そんなことを考えながら今まで考えたこともない、食に対する安全性までたった1個の餡パンで教えられたオヤジであった。
PS。VIPERさんへ。
今回、こんな貴重な餡パンを、しかも4個も気前よく送って頂き、たいへんありがとうございました。
本当に初めての貴重な体験で、美味しく頂かせてもらいました。
m(__)m ペコリ!!

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