そうだ!!潮干狩にいこう♪ 網走編。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 オヤジの住んでいる場所から近間にある網走能取湖。ここは道内で数箇所しかない、アサリの取れる潮干狩りで有名な場所である。


 GW中などは札幌ナンバーの車も見かけ、わざわざここまでと不思議に思っていたのだが、アサリが取れる場所は、ここを入れて道内で4箇所しか無いという事であった


 実はオヤジとかみさんは20年前はアサリ採りハンター。として、かって凄腕のアサリ採り名人であった。

 あまりにも簡単に取れすぎるので、最後は面白くなくて、アサリ採りを止めたのであるが、ここに来てまたかっての栄光を求めて、アサリ採りに行こう。ということになった。 (実は度重なる散財のために食費が底をつき、アサリをおかずにしよう。ということは秘密です。)




 そして前回の家族旅行から遡ること数日前の休日に、潮干狩りに行ったのであるが・・・・・結果は散々。

かみさんが15個、オヤジは3個ということとなった。


そして今日。天気は曇り。少しばかり寒さが厳しい状況である。

(バイクに乗るのもなんだしなぁーー。寒いから、網走のゲーセンでも行って、前回のイニDなどを・・・)と考えていると、朝からかみさんは新聞を広げて、何やら調べている様子。

「今日の干潮は午前10時30分よ。」という言葉を合図に、今日のオヤジの予定が決まってしまった。

「そうだ!!潮干狩りに行こう♪」


 早速朝から用事を済ませたあとに、目的地の能取湖に着いたのが、11時近く。


 「さあ!!戦闘開始だ!!」





 前回の戦果!!2時間ぐらいで悲しことに味噌汁1杯分であった。

そのため、今回は30分ぐらいで取れなかったら、早めに切り上げよう。ということになった。


「やった!!1個見っけ♪」


最初に勝利の声を上げたのは、やはりかみさんであった。

彼女はアサリハンターの名にふさわしく、この広い湖の中から的確にアサリを見つけ出す。

 オヤジはと言うと・・・・・・残念ながら30分以上経っても1匹も収穫は無かった。

「くそっ!!このままではジリ貧どころか、1匹も取れなかったら、かみさんにしばらくの間あたまが上がらない。なんとしてでもそれは避けたい!!」


 しだいに焦り出すが、その間、かみさんは次々にアサリを見つけ、差は開く一方となっていった。

 そして、起死回生の一発逆転満塁ホームラン!!


 オヤジが必死になって探した場所がそこにあった。


まずは一個目が見つかると、次から次へ。




「か・かーちゃん♪やっと1個見つけたよ♪」

「これシジミじゃない。却下!!」


_| ̄|○  ガックシ!!











「かーちゃん♪また大きい貝を見つけたよ♪」

「何度も言っているけど、シジミは却下!!」


_| ̄|○ ガックシ!!










「かーちゃん♪またまた大きな貝が・・・・」

「あんた、何度も言うけど、シジミは・・・・」

「げっ!!でかっ!!」


!!(^o^)/ ヤッターー♪


ようやくオヤジの威厳は保たれたのであった。


約、2時間30分後には・・・・・しばらくの間、アサリの味噌汁を作るには困らないほどの量のアサリが採れた。





 こうしてアサリ取りハンターという異名を取る凄腕のアサリ取りの初老の夫婦が誕生した瞬間であった!!




 あーーあーー。またまた毎度バカバカしいお話で・・・・・





 ココタンは暇で暇でしょうがないよ♪





ニャオン♪




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