阿寒温泉のサービスの素晴らしさに、怪しいオヤジは「もうアカン!!」と叫んだ。本編2 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

翌日、朝6時頃にバキッ!!と目が覚めた!!

 

 昨日、あれほどお腹の痛くなるほど、夕食を食べたのに、もうはやお腹がすきだした。 (しかし、オヤジの腹はどういう腹をしているのでしょうね??)

 ちなみに、部屋には胃腸薬の薬まで常備されていた。なんという気使いなのでしょうね??


そして、6時半頃にまたまた朝食バイキングに、家族揃って繰り出す。

(フフフフフ。今日は昨日と違って、お腹がすいているから完璧だ!!)


そして、指定の場所に行ったのにどこも空いていない。

「???あれっ??、場所を間違えた??」


あちこち探すがそれらしいところは見当たらない。

「変だなぁーー??」

と、その時、かみさんが重大なことを発見!!

「もしかして、開始は7時からでない??」

よーーく見ると朝食は7時からであった。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」家族全員から冷たい視線を浴びたオヤジであった。



 朝食が始まるまでの数十分。ホテル内のあちこちを見て回る。




 ここのホテルは小部屋があったり、踊り場があったりと、いい意味での無駄な

空間が多い。

 この小部屋で予約した家族のみが独自に料理を楽しむことが出来る。




 とかく観光ホテルが評価される点は

第一に料理。

第二に泊まる部屋。

第三にお風呂。

の3点が重要視されるが、ここはホテル内を見て楽しませる。という、オヤジ家が思っても見なかった事で楽しませてくれた。


これにはさすがのかみさんも好印象を与えた。

「良いね。ここ。」見て回るたびに、かみさんも喜んでいた。


 そうしている間に時間が来て、いよいよ朝食バイキングに戦闘開始だ!!


もはやこれは食事ではない。

バイキングという名の戦いである。





 まずは正統派の和風で責める。



 おかわりは洋風で。




返す刀で中華料理。ちなみに、この中華。野菜のシャブシャブがあり、キノコ、モヤシ、水菜をお湯にくぐらせ、ゴマダレで食する。という朝から健康的なメニューがあり、オヤジは何杯もおかわりをしてしまった。


そうしているうちに、食事中にイベントが始まる。



もち突きの実演会である。


そして、それが終わると、その突きたてのモチをお客さんに提供してくれた。

もちろんオヤジはすかさずに家族全員の分をゲット!!




突きたてのもちは実に美味しかった♪

バイキングはただ食べるだけという事から、魅せるイベントに変えたこのホテルに、オヤジ家はかなりの高ポイントを付けた。

 あまりの食べ過ぎにお腹が苦しくなり、オヤジは再び朝風呂に直行。


そとは相変わらずの雨であったが、昨日は真っ暗闇の露天風呂であったが、明るくなった空を見渡せば、あたり一面、阿寒湖が映っていた。

 まさにこれこそ天空の露天風呂だなぁーー。


 再びオヤジはお湯に浸かり、しばしの間、贅沢な時間を楽しんだ。


 何事も始まりがあれば終りが来る。朝風呂を楽しんだオヤジが帰って来て、少しの間休憩をすると、チェックアウトの時間が迫ってきた。

名残惜しいが、いよいよお別れの時間である。

「さようなら♪あかん悠久の里、鶴雅!!とてもとても楽しかったよ♪」




 帰りはシャトルバスで少し離れている駐車場まで送ってもらえる。



ここ、北海道は5月でもまだまだ残雪が残っている。





 オヤジ達は温泉は知床第一ホテルが一番!!という認識を、良い意味で根本から崩されてしまった。


 「いゃーーっ。阿寒温泉。凄く良かったね。今まで知床が一番だと思っていたけど、どのホテルもお客さんを楽しませるために、凄く頑張ってるんだね。」と、かみさんとオヤジは満足げに帰宅するのであった。




  旅の最初から壊れて動かなくなってしまった、カーナビ!!

やはり純正品(三菱)を他のメーカーの車(タント)に付けることは無理だったのだろうか??


オヤジの苦難の戦いはまだまだ続く!!





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