老いていくという事。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 体の疲れは寝れば治るが、心の疲れは自分でリフレッシュをしなければ取れない。と、いう持論を持オヤジは、昔からことある事に車で長距離を走っていた。

 オヤジにとっては、車を長時間運転すること=心のリフレッシュであったのだ。


 最近、とみに年をとったなぁーー。と感じてきている。昨年までは感じたことない感覚である。


 前回の釧路へのたった300km程のドライブ。毎日100km程の通勤をしている、オヤジにとっては今まではなんて事のないドライブであった。

 だけど確実に老化を覚え、いつもなら一晩寝ればなんてことが無かったのだが、疲れは翌日の仕事にも影響を与えた。

 もちろん仕事のスピードは普段とは変わらないのであるが、その日一日中、慢性的な疲労感を覚えていた。

 そういえば、昨年まではブログの更新が面白くて、毎回、毎回休みか、下手したら3日おきぐらいでのUPであったが、今年からはその更新が辛く、1週間おきとなっていることがしばしば出てきた。

 おかげでこの事を書こうか??と思っていたネタも1日伸ばすと、やがて面倒くさくなり、いつの間にかお蔵行きとなっているのも度々出てきたのである。


 年寄りは昔話をよくする。というように、ここで、オヤジの若い頃の話をほんの少しだけ。

 20代当時、オヤジは某大手電器店で働いていたのだが、休日は月1回が良いとこ、毎日、朝9時に出社。

 そして7時には閉店するのであるが、それから売れた商品の配達を行うので、毎日、帰宅は夜の11時近くであった。

(今から考えたら、かなりのブラックな会社で、考えられない状況ですねぇーー。まあ、みんながそうであったから、別に大変だとは思っていなかったが。)


 暇なし、休みなしと家と会社の往復する毎日であったオヤジが考え出した心のリフレッシュは、夜の12時頃に友人と一緒に、車で1時間ほど先の50km程離れている北見のモスバーガーというハンバーガ屋さんに行くことであった。

 当時は夜の8時になったら北見市の店も軒並み閉まり、人っ子一人も歩いていない状況であった。

 もちろん、コンビニも無く、このモスバーガーは夜の2時まで営業している、網走管内唯一のお店であった。


 当然、真夜中のために車で飛ばすと40分弱で着き、ハンバーガを注文して、近所の自動販売機で買うコーラーはもちろん、最低でも350ml缶。同じ値段で500ml缶なんか見つけたら、速攻で購入していた。

 今の高級缶コーヒーの200mlとか180mlとかは死んでも買わなかった。だって、同じ値段なら倍も飲めるでしょ。


 真夜中に物を食べると太る。なんて言葉は、どこぞの言葉という事で、よく食べ、よく飲みながら(お酒じゃないよ。)帰宅して、夜中の2時に就寝。

 そしてまた朝の8時に起床。という毎日を繰り返していた。


 だからオヤジにとっては狭い車の中だけが、唯一のリフレッシュできる空間であり、会社はブラックではあったのかもしれないが、お陰で結婚も出来き、子供たちも充分に養う事ができた。


そして月日は流れ、30年後の今。


 あれだけ好きであった焼肉などの肉食系のものは、あまり食べたいとは思わなくなり、その代わり、お寿司とかお蕎麦、うどんのようなあっさりした物を好むようになってきた。( まあ、あたりまえですな。この歳で、焼肉が大好きだなんて言ったら・・・・・・((((;゚Д゚)))))))ガクブル 考えただけで恐ろしいですねぇーー。)

 飲み物も350ml缶は厳しく、量的には250ml。下手したら200mlでも充分かな??となりつつある。


  会社的には週休2日制は当たり前。5日間以上働くといけない。という、努め人にはまるで天国のような時代にはなった のだが、今の若い方を見ていると、結婚して子供達を養うどころか、下手したら自分達の生活で精一杯。という感じである。


 いったいどっちの時代の方が良かったのであろうか??


 老いていくという事は決して良くは取られない。普通はあまりいい方には取られないであろう。


  

 昨日、オヤジとかみさんは、大手スーパーの宅配サービスを受けるようにした。

 今まで食品の宅配サービスは、年をとった年配の人が使うもの。というイメージが強くあり、まだ車で充分に走れるオヤジ達には無用なもの。としていたのであるが、これからのことを考え、かみさんが入院中、オヤジが仕事帰りに夜遅く買い物を行かないでも済むように。という考えであった。

 また将来的には、車が運転できなくなって時を考えてもあったのだ。

 

 老いていくという事は誰しも嫌なことである。が、老いていくなりに生活を変えていけば、それはそれで決して悪くないのではないかと、最近、富に思うようになってきたオヤジである。


 今日はふと思い巡らしたことを、とりとめもなく書いてあるので、画像は無しで話も脈絡も何もない記事でした。

 まあ、年寄りの独り言。という事で、読んで頂ければ幸いです。




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