最近、天気予報がよく当たる。
昔は午後から晴れです。と予報されると、カサを持って行けば雨のなったというような笑えない冗談が多かったが、ここ数年は、夕方から吹雪になります。といえば必ず、朝、晴れていても、午後からは大荒れの天気だったりするのである。
特に数年前にオヤジの住んでいる北海道で何人もの犠牲者が出た、あの猛吹雪の時以来、天気予報はいままで以上に、オーバーな表現になっていった。
「午後からは強風が吹き荒れ、車が立ち往生する地域も出てくるので、用事がない人は、車で出歩くのをやめてください。」
というような表現を、朝からラジオで何回も放送したりするのである。
実はあの日、古くからの読者は知っているが、オヤジ家もあの猛吹雪の犠牲になったのである。
ガス欠で車中に閉じ込められ、着ている服はびしょ濡れになり、16時間もの間吹雪の中にいたのである。
それ以来、オヤジは悔い改め、ラジオでの放送は真面目に聞くこととしている。
そんな中、昨日（３０日）のラジオ放送で、またしても、爆弾低気圧の発生の報道があり、31日から２日未明まで、ここ、北海道で猛吹雪が来ることは報道されていた。
そして今朝（３１日）、
「今日、明日はもしかしたら帰れないかもしれない。後は頼んだぞ。」と、オヤジはかみさんにそう言って家を出た。
今朝の状態。雪も何も降っていない状態である。
路面も比較的乾いて、夏並に飛ばしやすい状態である。
だけど、気を抜いたらすぐに出会い頭の事故となる。
こんな風景、昔は
「事故だ！！事故だ！！今朝、●●の場所で事故を目撃したよ。」と会社の連中に話したものだが、いまでは珍しくも何ともない風景である。
家から50km先の会社では天気は何とも無かった。
そして閉店になり、会社を出たときに、そとは風が強くなっていた。
オヤジの働いている北見は比較的吹雪が少ない。
先日も北見ではチラチラ雪が降っていただけなのだが、オヤジの住んでいる地域は猛吹雪と化していた。
もちろんオヤジは、大事をとって自宅には帰らず北見に泊まったのは、ネットカフェ難民。に記したのは記憶に新しいことであろう。
それが今回は北見ではかなり風が強く、時折、雪が吹き荒れて、ホワイトアウト状態と化していた。
「まずいなぁーー。この北見でこれだけ吹雪いていれば、オヤジの住んでいる町はかなり吹雪いているそ。」
オヤジは少し焦りながら帰りの道を飛ばしていた。
北見の街では多くの車が走っていたが、隣町の端野町を超えると、もう走っている車はオヤジの車だけになっていた。
吹雪はますます激しくなってきた。
クルマのライトは完全に近眼状態。このような吹雪の時は、ライトを遠目にすると、かえって見えなくなるのだ。
しかし、まだ路面のセンターラインは見える。
「よし。帰れるところまで帰ろう。そこでダメなら、コンビニで車中泊だ。」
朝、この時のために、4WDで武装したタントにはガソリンを満タンにして、更に予備のタンクを持ち歩いていた。
数年前の立ち往生で、軽自動車は真っ先にガス欠となるのを経験していたからである。
普段の足である、FFのイースはこんな時は、真っ先に立ち往生し、燃費が良いのが災いして燃料タンクには20Lしか入らないのである。
幸いなことに、一番の難所である端野を通り越すと、吹雪いてはいるが路面はまだまだ充分に走れる状態であった。
約１時間後、そして、オヤジは家に無事に帰宅したのであった。
吹雪が本格的になるのは明日以降。
そこで、オヤジ家は明日、下手したら明後日も、自宅で篭城作戦となった。
さてさて、明日はどれだけ吹雪くのでしょうか？
気圧計はまだ針が立っていません。その為、天気は大したことが無いのですが、この白い針は赤い針に近づくと・・・・・・・・
爆弾低気圧が襲ってきて、天気は大荒れと化します。
えっ？ココの画像がない。
はいはい。わかりました。
最近、オヤジは寝室で寝るのを止めて、ココのいる茶の間の隣の部屋で寝ています。
理由はやはりあのホテルに泊まった時に、ココが水も飲まず餌も食べずにじっとオヤジ達の帰りを待っていた事が原因です。
オヤジの寝ている布団の枕元にココの寝ているマカロンを置いて、ココの頭を撫でながら寝ています。
（実はココはこれが非常に迷惑みたいで、オヤジが寝たと当時にマカロンから抜け出して、一人暖かいソファーで一夜を過ごします。）
あ・こりゃ♪
あ・こりゃ♪
あ・こりゃ♪すっとこ、どっこい♪
このソファーは極楽♪極楽♪
何見てんだよ！！こっち、見るんじゃネーヨ！！
と、今日もオヤジを見て、威嚇するココであった。
＿|￣|○ ガックシ！！
kixyouha
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