1日早いクリスマスと1日遅れたクリスマスプレゼント。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車



 いゃーーー。10日ぶりの更新です。

未だかってこんなに更新しなかったことはなかったたぁーー。


 しかも、もう既に終わっているクリスマスネタだとは。(爆!!)


実は26日にUPしようと思っていたのですが、なかなか疲れが取れなくて、ようやく今朝に何とか書く気力がついたオヤジです。

ひたすら体力を温存していました。


まあ、古臭いネタですが、せっかくなので・・・・


ACT1: 1日早いクリスマス。


23日。病室にいるかみさんからのメールより。


「今度の休みはいつ?」

「26日。」

「明日、退院したいんだけど、休みだれかと交換できない?」

「いゃーー。難しいなーー。先日、猛吹雪で2日間も休んだだろう。しかも今回も立て続けに休みを交換してくてというのもなぁーー。」

「わかった。諦めるわ。」

と、話はこれで終わるはずであった。

そして、夕方。

「やはり明日帰ることにしたわ。タクシーで駅まで降りて、駅から戻る。」

そのメールに、オヤジはかみさんのただならぬ雰囲気を感じ取り、閉店後、上司にかみさんを退院させて、家に帰ってから出社するから、明日は遅れてくることを伝えた。


当日の朝。


  先日の猛吹雪のために、国道はアイスバーンと化していた。

 オヤジの家から会社まで50キロ近く。しかもかみさんの入院している病院も会社の近くということで、その日は往復200キロの道を走らなければいけなかった。


 かみさんを海よりも深く愛しているオヤジは(どこがだ。)しかし、そんなことは気にしないで、朝一番に病院へ走った。



 国道はアイスバーン化しているのであるが、オヤジの知っている裏道は奇跡的に雪一つない道となっていた。



先日の猛吹雪の痕跡。倉庫が飛ばされていた。






 

 25日は帰宅時に路肩に落ちていた車や、26日に上の車のように道路脇にカメになった車。網走では中央分離帯に乗り上げた車を立て続けに見てしまった。


 昔はなかなかこんな様子は見れなかったのだが、今は車の性能が上がったせいか、スピードのレベルが高くなって、車が滑らなくなった分、滑ったときは一気に行くのでしょうね。


 AM:9:00に病院へ着く。

先生の診察と病院の支払いで11時過ぎまでかかってしまう。

一応、昼ぐらいまでに会社には入れるといったのだが、自宅に戻ると、12時過ぎになってしまう。

 オヤジはひたすら走った。冬道では奇跡的に夏道に近い時間で自宅に到着。

 そしてトンボ帰りに会社に向かう。食事をする時間も過ぎているので、オヤジはコンビニでオニギリを数個買い食べながら走った。

 上司は昼はきちんと取れ。という人であるが、先日の代休、今回の退院。と立て続けに遅れてきているので、やはりオヤジ的には、昼は昼。というような態度は取りたくないのだ。


 結局、1時に出社。朝から150キロもの冬道を走ったオヤジは昼からはヘロヘロになりながら仕事をこなした。


 そして帰宅。世間ではクリスマスイブである。が、オヤジは何も用意はしていなかった。もちろん子供達へのクリスマスプレゼントも無しであった。

 スーパーで買った小さなクリスマス用のケーキを冷蔵庫に入れて、子供達に夜に食べなさい。と言ったのみであった。


「ただいま。」いつもは皆が寝静まり、人気のない茶の間である。


「お帰りなさい。」



 オヤジがトビラを開けたら、そこにはかみさんと共に、子供たちも待っている、暖かい茶の間が待っていた。



 オヤジはその時、これがオヤジへのクリスマスなんだな。と、そっと思った。



ACT:2 1日遅いクリスマスプレゼント。


 24日、25日はやはり体力的にかなりこたえていたのだろう。疲れが取れずに、ひたすら早く寝て体力を取り戻そうとしていた。

 そんな時、25日にお世話になっているバイク屋から電話が入った。

「??」と思い出てみると、

「お待たせしました。注文していた除雪機。やっと入荷しました。」

 実は7月に注文した除雪機は品薄で、1月ではないと入荷しないということであった。

 26日はようやくの休みである。バイク屋さんに26日に届けてもらうようにした。


26日に朝。バイク屋は真赤に燃える色のHONDAの除雪機を持ってきた。





やはりHONDAは赤が似合う。

そいつは冷たい雪に対して、挑戦的に闘う色をしていた。


 早速、エンジンをかける。もちろん1発でかかる。

「おおっ!!1発でかかった!!」オヤジは感動した。

新車(おおっ!!いい響きだ!!)は当たり前であるが、今までオヤジは30年以上前の古い除雪機で、エンジンスターターのヒモで20分以上もスターターを引きながら、苦戦しながらかけていたので、この一発でかかることに感動していた。


 今の人はわからないと思うが、昔の車は真冬の寒さが厳しい時は、エンジンがかかりが悪く、朝一番にエンジンがかからないと、もう2度とエンジンはかからないくらい、始動が悪かった。

 オヤジの今まで使っていた除雪機はそれほどまでに、エンジンがかかりづらいやつであった。

 やはり新車は良い!! (まあ、それだけのお金がかかってますからね。)


これで、もうあの猛吹雪がやってきても一安心である。


これが、オヤジにとっての、1日遅いクリスマスプレゼントだと思った。


これで、今日のお話は御終い。

えっ?ココですか???


ふふふふ。ちやんと用意していますよ。




 相変わらず、パソコンの前でいたずらしています。



ポテチを食べようと袋を開けようとすると・・・・・・



 ニャーーーーーッ!!




 ココが現れました!! (注:片側だけしか空いていない袋は窒息のもとですから、袋で遊ばせる時は必ず両方開けてあげましょう。)


 全くどこに潜んでいるかわからない悪いやつです。






フン!!やはりポテチの袋よりも、クッションの上が良いな。

ココ談。


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