タコメーター。取り付け実験編。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 今日に休みは朝から小雨が降る寒い日であった。

 ミラ・イースのタコメーター取り付けに失敗したオヤジは、あれから、夜も寝ないで昼間寝て(いゃーーー。冗談!冗談!!)ネットでタコ・メーターの基本的な配線を調べていた。
 
 前回のブログで主(あるじ)さんから、
「赤→電源、黒→アースという概念を捨てて」というコメントを読んで、オヤジはハタと気がついた。

 このOSIRISというタコ・メーターはスイス製だったのだ。

そして、以前調べた中で、外国製は日本の基本である、赤→ACC、黄色→バッテリー、橙→イルミ、黒→アース。という概念がないみたいなのだ。
 更にホンダのゴリラに付けるタコメーターで、黒が電源にいっている、基本的概念から真逆の配線もあるタコメーターもあったのだ。

 そして、今日の朝は早速、タコメーターの配線を調べようと思い立った。




 さすがに黒はアースと考えられるので、後は、赤、黄色、橙、茶色の中で、電源とパルス信号を探せば良いのだ。

(本当はこんな当てずっぽうな配線を行うと、最悪の場合は車のCPUがブッ壊れ、最低でも数万円コースの修理がかかるので、良い子のみんなはマネしないでね。)


 ハンドル側の青い線は、タコメーターの信号を出すパルス信号をカーコンポまで引っ張ってきた線である。

 前回は黄色の線を外したら電源が入らなくなったので、黄色の線を付けて、橙色の線を外してみる。(これでイルミが光らなかったら、橙色の線はイルミだと考えられるからだ。)

 素人DIYは恐ろしい。プロの修理屋から見れば、車を壊しかねない非常に危険な作業で、オヤジは数十分後にようやくタコメーターの基本的な線を探し当てたのだ。

「エンジン始動!!フライ・ホーイール接続!!」

「ヤマト発・・・」


あっ!!間違った!!

「エンジン始動!!」と、オヤジはイグニッションを回すと、ミラ・イースのエンジンは掛かり、新しく付けたタコメーターはピコピコと動き始めた!!

「やった♪成功だ♪」

オヤジは小躍りした途端、頭を天井にぶっつけた。

取り付けしたタコメーターを何故か取り外すオヤジ。そして再び家に入ってタコメーターの配線を短くカットする。

そして再び配線の付け直しを行う。






今までの配線は長すぎて取り付けの配線が邪魔なのだ。

 そして出来上がったタコ・メーターは何故か取付けず、そのままカーコンポの組立を行う。



 前回、ぶった切ってしまったカーDVDのワンセグ・アンテナの線。次回も取り外す時に絶対同じことを行うような気がして、今回は他の配線にタイラップで留め直して、いきなり力がかかっても切れないようにしておく。

 代わりのアンテナ線は、何故だか不思議と持っていた別な線を利用する。

またまた助手席のピラーパネルを外して、アンテナ線を取り替える。
 中を開けると、前回配線したアンテナ線が綺麗にタイラップで留まっていた。

 自分の仕事ながら、あまりにも綺麗な仕事のため、取り外しに時間がかかり、自分に腹がたってくるオヤジである。
(こんなところはタイラップで留めないで、普通に配線を通すだけで良いんだよ。)と、言いつつも再び、またタイラップで留めてしまう。

 見えないところの配線をを綺麗に留めるのは単なる自己満足に過ぎない。

が、やはり自分でやるからこそ、納得のいく作業をやりたいのだ。


 実はオヤジはかなりズボラな性格である。が、年齢を重ねる度に自分でいじるものは綺麗に取り付けたい。と思うようになってきた。
 
そう思いながら作業をしていると、

ズドドドドド!!


と、後ろからチューンド特有の図太い排気音が聞こえてきた。後ろを振り向くと、あのチューンドGTR-33Rを駆る、友人Iが現れた。

「オヤジ!!久し振り!!」



次回、予告!!「刻まれた時。」

オヤジの元にいきなり現れた友人I
そして、彼のもとには、新しく彼のパートナーとなったミッドナイトブルーのチューンド・33GTR。

 これまたひと波乱のありそうな午後の休日です。






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