500マイルオヤジ!!シリーズ第2弾!! ー北え!!ー2 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 
 先ほどVIPERさんのコメントを読んで、ふと感じたのだが、今の若いライダーの諸君は、横浜ケンタウロスの存在や600マイルブレンドの伝説を知っているのであろうか??

 彼らはあまりにも一般的なライダーからみれば、常識はずれ的な行動をする。
たかが一杯のコーヒーのために、1、000km近くの道を走るということが、どれだけ大変なのか??それだからこそ、それを当たり前のように走る彼らが、オヤジには眩しく映ってしまう。


 今の若い方のライダー達には、その行為が逆に意味のない無駄な走りだと映っているのだはないだろうか??


 そんなことを思いながら、そろそろシリーズ第2弾を始めましょうか??

(えっ??も・もしかして、シリーズとは、これからもやらなければいけないの???((((;゚Д゚)))))))ガクブル。)と、自ら墓穴を掘ったオヤジであった。


1 一杯のかけソバ。


 8日(月曜日)。午後8時。店が閉店になると同時にオヤジは店を飛び出し、すぐに食事の出来る場所に移動した。
 これから10日までの2日間と4時間。愛機のミラ・イースと共に長距離を走るのだ!!
「任せたぞ!!相棒!!」

 今晩の夕食は讃岐ウドンのチェーン店である。どちらかというと、ソバよりもウドンが好きなオヤジは、数年前に出来たこのお店をこよなく愛していたりする。
 ここで、天丼とウドンのセットを注文して、今夜の夕食代は600円なり。
そしてその後、今夜の最終目的地名寄に向かう。
時間はすでに9時近くになっていた。

 外は前回と同様に大雨である。油膜に覆われたフロンドウィンドウが対向車のライトを眩しく照らす。
時折、道路に大きくできた水たまりにイースのタイヤが乗り、左右に大きく振られる。

雨の日の夜の運転は非常に疲れる。
唯でさえ見えない中、さらに視界を悪くするのだ。
オヤジはスピードを落とし、60km/hで淡々と走り続けた。


PM:10:00 

高速道路に入る丸瀬布(まるせっぷ)町に到達!!走った距離はすでに117.5km。を指していた。
(注:オヤジの家と、オヤジの職場は50キロぐらい離れています。117kmはオヤジの家からの距離です。)
 しかし、ここからの高速はメンテナンスの為の工事中となり、残念ながら高速には乗れなかったので、ひたすら下道を走り続ける。

PM:10:30

白滝からようやく高速に上がることが出来、ここから一気にスピードUPを図る。

PM:11:07

無料で乗れる高速道路はこの比布(ぴっぷ ※旭川の近くです。)で終わるので、オヤジは迷わずに一般道路に降りる。
ご存知、北海道は一般の公道も、高速道路並みで走れる。
だから交通量の少ない道路では、高速道路代がもったいないので、下の道を走る車が大半なのだ。

 そして雨の日はパトカーも待ちぶせしていないので、どの車も飛ばすこと。飛ばすこと。
 オヤジは長距離トラックの後ろを付いて走っていった。
こうすることによって、万が一闇夜にパトカーが待ちぶせしていても、前のトラックが犠牲になり、オヤジは助かるのだ。


 気がついたら雨は既に上がり、漆黒の闇夜だけがオヤジの目の前に現れていた。

12時前に今夜の目的地である名寄の道の駅に当着したのだが、オヤジは名寄市を見たくてそこを素通りして、名寄市に向かう。

AM:0:02

名寄市到着!!




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

名寄市は地図で見ればかなり大きい。その為、オヤジは旭川というまでは無いけど、そこそこ夜中でも営業している店があるのかと期待していたが、完全に街は寝静まっていた。
(よーーく考えたら判るのだが、この時点ですでに時刻は夜中の午前0時すぎ。どこもやっている店なんか、1件もないのだ。)


木蓮さんのアドバイスにしたがって、近くのコンビニでスポーツドリンクを購入。





 そこの駐車場にはツーリングとおぼしきバイクが2台。



 季節はもう完全に秋。というか、冬のはじめ。
寒い。というよりも、長袖を着ていても肌が痛い。


彼らはこれからどこに泊まるのであろうか??

AM:0:30






道の駅:名寄に当着!!






今夜はここで車中泊です。

 お休みなさい♪~~~。


人気ブログランキング