どうも久しぶりの旅のせいか、興奮して眠れなかったようだ。
しばらくボーツとしてから、5時頃に朝風呂に入る事とした。
せっかくだから、ホテルに置いてあるコーヒーを入れて飲む。
きついカフェインが一気にオヤジを目覚めさせ、急速にお腹がすきだしてきた。
そうしているうちに、6時頃には皆起きだしてきて、6時30分には出発することになった。
ここのホテル代は約8、300円であった。
まあ、一人当たり、2、000円と少しで寝るところと、お風呂が入れるので、安いほうなのだろう。
キャンピングカーの旅はホテル代がいらないので、安上がりなのだが、お風呂がないので、夜、寝るときは汗臭く、寝苦して家族には不評であった。
今回の旅でかみさんは始めて、今までのキャンピングカーの時の不満をもらしたのであった。
そうか。そうか。何も知らないオヤジはただ一人、キャンピングカーの旅を満足していただけであったのか??
あらためて、キャンピングカーを手放して良かったのかと思うオヤジであった。

ここが昨日泊まったシティ・ホテル。正しくはラ●ホ!!
ちなみに、娘2号はホテルとは全部このようなところで、本当の観光ホテルに泊まった時に、始めてここがラ●ホだと知ったのは、数年前のことであった。(全くオヤジ達は未成年者を平気でラ●ホに連れ込む、不良な親である。)
ちなみに、昨日の旭川から岩見沢の高速道路代は軽自動車のために2、490円也。
近くのすき家で直食を取り、ガソリンを補給後、再び高速に向けて走り始める。

高速道路に乗る前に、再び謎の営業時間を発見!!
「営業時間。AM 11:00からPM 心折れるまで。」
うーーん。なんというユーモァーのある店主であろう。
AM 7:30 高速道路に乗る。向かうは札幌方面!!
いったん、札幌で高速道路が終点で降りる。
高速料金は1、1150円也。
そして、再び高速に乗るゲートまでが、恐怖の連続であった。
場所は札幌のためにやたら車は多いわ、高速道路でもないのに、どの車も100キロ以上で、オヤジの車の後ろから迫ってくるのだ。
こちらも、後ろから衝突されたくないので、狭い道を必死に走り、高速道路のゲートに向かったのであった。
そして、再び高速道路に乗ったのは良いが、再び後ろから迫ってくる恐怖!!

こんな片道2車線なら、勝手に後ろから追い越していくから問題ないのだが、

こんな片道1車線のところは、後ろから煽られ、もう恐怖そのものであった。
気がつくとタントのエンジンが異常に甲高くなっている!!
スピードメーターを見ると、100キロオーバー。
さらにそのスピードからガンガン追い越しをされていく。
このまま走ると、エンジンブローの可能性と、オヤジの心が折れてしまうので、オヤジは80キロにスピードを落として巡航し始めた。
まだまだ先は長い。
高速道路では路肩に駐車をするのは一歩間違えれば命を落とすということである。
しかし、そんな危険な事を知ってか知らずか、路肩に車を停めていたのが2台もあった。
更に、中央分離帯でハザードをかけている車が1台。
フロントが完全に分離帯に突き刺さっていた。
「うわっ!!怖ぇーーーな。一歩間違えば、俺たちもああなるよ。」
オヤジはより一層、慎重な運転を心がけた。
AM 8:31 美沢PAでトイレタイム。
AM 10:16 豊浦到着。

(豊浦ったら前回、岩見沢から豊浦まで走ろう。と言っていた友人I。お前こんな遠いところまで走る気だったのか???しかも、日帰りだぞ!!)と、改めて、遥かなる土地に来たことを感じたオヤジであった。

途中、交通警ら隊達が崖下を覗いていた。
事故をおこした形跡もないのだが、誰か崖下に落ちたのか??
AM 11:16 八雲PAに当着!!ここで再びトイレタイムと水分補給を行う。


八雲PA内は土曜日のために、多くの家族連れが集まり、子供たちを遊ばせていた。

あいにくの曇のために、綺麗な海は見れなかった。

AM 11:30 発。
ここまでくれば目的地は目の前である。
ここで問題が発覚!!
タントの燃料系のゲージが2メモリーとなったのだ。以前、ここから高速でいきなり燃料ランプが点滅して慌てあた事があったので、そろそろ補給を行わないといけない。が、ここは高速道路。嫌でも走るしかないのである。
PM 12:00 大沼公園、着。高速代は4、840円也。
ここで、ガソリンスタンドを探すも、全然見当たらない状態である。
(大沼公園から七飯町まで、ガソリンスタンドが無いので、ここを走る人は注意しましようね。)
今回、寄りたかった七飯町のコンブ館。
しかし、残念ながらガソリンが乏しいので、まずは給油を最重要項目となった。
人間。探し物をしている時はなかなか無いことが多い。
ここ、七飯町はかなり大きな街なのだが、行けども行けどもガソリンスタンドはどこにも見当たらなかった。
かなり焦り出すオヤジ。
こんな時は闇雲に走るよりも、まずは交通量の多い道を探すのだ。
交差点でかみさんが左。オヤジは右と指し示したが、こういう場合は、大抵かみさんの方が正しい道を示していることが多いので、オヤジはかみさんの言うとおり左に曲がった。
その途端、ガソリンスタンドが現れた。
どや顔をするかみさん。
なんてことはない。素直に走ってきた道を左折すれば良かっただけなのだが、焦ったオヤジ達は街の奥に奥にと入り込んでしまっただけなのだ。
「助かったーーーー。」
ここでようやく一息付くオヤジであった。
PM 1:00 七飯町着。
ここまでの走行距離は337.2km。昨日の走行時間を入れて、約9時間30分の走行であった。
