シンデレラ・ツーリング。 目指せ!!岩見沢!クラッシックカー・フェステバル!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

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TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車


 シンデレラ・ツーリング!

 これはブログ上で親しくさせて頂いている、主(あるじ)さんが、名づけている言葉だ。

 彼は大都会、東京で自分の店を持ち、飲食店を経営をしている正しく一国一城の主(あるじ)なのだが、あまりにも忙しいために、自分の休みが取れないので、たまに寝る時間を削り、早朝ツーリングを行い、夕方の店の営業までに帰ってくる。と事を度々行っているのである。
 その過酷さは時には300kmも走り、今、流行りのエクストリーム出社を地でいっている方である。

 彼は営業時間までに帰らなければいけない。という事で、シンデレラ・ツーリングと名づけているのであるが、そこで、オヤジも今回、日帰りで岩見沢までのクラッシックカー・フェステバルを見に行くという事で、彼のタイトルをもじり、シンデレラ・ツーリングと名づけたのである。
(いゃーーー。前回の所長さんの考えるな。感じろに続き、随分他人から勝手にタイトルを借りてしまう。というふとどきなオヤジである。主(あるじ)さん。ごめんなさい。m(__)m ぺこり!! )

というか、今回、車で行ったので、ツーリングとは呼ばないのではないか???


_| ̄|○ 

ガックシ!!

 

さてさて、前置きは長くなったが・・・・・・・・・・・・・・・・・・


7月6日より遡ること数日前。

「フンフンフンフン♪」鼻歌交じりでかみさんがオヤジに声をかけてきた。
「7月6日は日曜日、あなたは休みだよねーー。その日は・・・・・・」と、何やら用事を言いつけそうな気配がしたオヤジは。
「あっ。悪い!!その日は友人のIと岩見沢までデートなんだ。」
急に雲行きが怪しくなるかみさんの顔。
「あなた。前回も家族のことをすっぽかして遊びに行ったよね。」
「家族と、Iさんのどちらが大切なの?」かみさんの顔が次第に険を帯びてくる。
しかし、オヤジはひるむことなくキッパリと。
「うん!!友人のIの方が大切さ!!」

バキッ!!

 その瞬間!!かみさんの必殺技のローリング・サンダー・スペシャルがオヤジの左ホ
ホに炸裂した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1時間、オヤジは死んだ。


オヤジは一人で勝手に遊びに行くバツとして、お土産を買わされることとなった。


7月6日 当日。

 約束の午前5時にオヤジの家に集合であるが、それよりもかなり早すぎる3時に勝手に目が覚める。
昨日は早めに寝たのだが、興奮してなかなか寝付けなくて12時過ぎに眠りに落ちた気がする。

実質の睡眠時間は3時間ほどである。

「体は子供。頭は大人。名探偵コナン」の逆の「体はジジイ!!頭は子供。妖怪子泣きジジイ。」を地でいっているオヤジである。


彼がくるまでの2時間ばかし、昨日見れなかったネットやメールの返信をして時が来るのを待つ。

そして、数分遅れで、友人Iがやってきた。
「ほら。差し入れ。」と、言って、コンビニのカップコーヒーをオヤジにくれた。
「おお。サンキュウ!!」
早朝のブラック・コーヒーは眠っている体を揺り起こす。
「うーーん。うまいなぁーーこれ。」
「そうだろう。最近のコンビニの入れたてのコーヒーはバカにならないぞ。」

「よし。そろそろ出発だ!!」

と言い、5時10分にはオヤジ家を出発した。


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