盆栽ラィダー。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 オヤジは自他共に認める盆栽ライダーだ。(うわっ!!もう開き直っているよ。)


 盆栽ライダーとは、バイクの運転をメィンとしないで、自分のバイクを眺めているライダーの事である。
 まさしく、バイク乗りとしては問題のある事ではあるが・・・・

欠点はそれを認めた時には、それはもう欠点ではない。それは個性と成り代わるのだ!!(うーーん。また湾岸ミッドのセリフをパロってしまった。


ということで、昨日、今日と連休。しかも外はピーカン!!盆栽ライダーやるべきことは・・・・・ただ一つ。


 
 昨年、玄関フードを作ってもらった時に、更にバィク1台分の敷地に壁と屋根を作ってもらった場所。
今年、ここにバイクをいれようとすると、土地が低いのでバイクが壁側に倒れることとなる。

 そこで昨日と今日でここにバイクを入れれるようにしようと思い立った。

 昨日の5日、朝10時から隣町のB町のホームセンターへ走る。(オヤジの住んでいる場所は、ド・田舎だから、ホームセンターなんて気の利いたところはないんだよね。)
 ここに、レンガか石のパネル板を引き詰めてようと考えた。幅約90cm、長さ、255cmである。
早速、ホームセンターを物色すると、約300円で30cm×30cmのパネルが見つかった。

 必要な個数を計算すると、約24個。金額にして約9、000円。
少し痛い出費だが、盆栽道を極めるための授業料だとしては仕方がない。

「ランランラン♪このパネル24枚ください♪」と、鼻歌まじりでオヤジは係りの人にこの石のパネルを注文した。

「すいません。このパネル、今はあるだけなので、6枚しかないんです。残りは注文となります。」





「えーーーーーーーっ!!たった6枚しかないんですかーーーーー。」
「いゃいいです。止めときます。」

_| ̄|○ ガックシ!!


と、失意のまま自宅に帰宅したオヤジであった。

帰宅したときは、もう昼と化していた。
「ああっ!!貴重な休みが!!もう半日も無くなった。」

「昼からは別な町のホームセンターへ行けば、やはり半日潰れて、作業は6日にもちこしかーーー。」

と、オヤジは一人悩んでいたとき、

「あんた。自分のことばかりやってるけど、庭に捨ててあるウッド・テーブルの処分どうするの??」
と、かみさんから鋭いツッコミが入った。
「うん。判った。昼から分解するよ。」





このウッドテーブルデは、オヤジがここの家に引っ越しした時に自作したものである。

自分の家を持った人がたいていはする2つの行為。


それは、このウッド・テーブル、木造のブランコを庭に置くことである。

 オヤジも例外なく、この2点を庭に置いたのであるが、恐ろしいことに、売っているデッキテーブルやブランコは高いので2×4材で見よう見まねで自作して置かれたままはや10年以上。

 ブランコは数年前に老朽化が激しかったので、解体したのだが、このテーブルはそのままになって庭の残骸と化していた。
 「フン!!庭にプラスチックの商品なんて置けるかよ!!やはり本物は木でしょう!!」と勢いのあまりに作った商品であったが、欠点は重いのなんの。
 それでも40代の頃はかみさんと二人で出し入れしたのであるが、50代の今、そのまま置き去りとなっていた。

 早速、昼から解体に取り掛かる。床作りは明日だなぁーー。思いながらドリル・ドライバーでどんどん解体していく。なにせ自分で作ったから壊すのも早い。

 約30分でオヤジの作品は単なるガレキと化した。



うーーん。この木材。処分するのに車を借りてきてゴミ処理場に持っていくといくらになるかなぁーー。

と、一人悩むオヤジ。

「!」


うーーん。待てよ!!この木材で床を作ったらいいんでないかな??丁度ウッドデッキみたいしたら。

!!(^o^)/

_/\○_ヒャッ ε=\___○ノホーウ!! 


ゴミの処理代と床のパネル代が一気に解決するよ!!

ナイス!!オヤジ。
もともと、外用の塗料を塗っているから、塗装は買わなくていいし、まあ、廃材だから腐ったらまた作り直せばいいしね。

第一!!

エコじゃない!!



 

という事で、真夏の暑い中、トッテンカン!!トッテンカン!!と久しぶりに日曜大工に勤しむオヤジであった。




下地の板の基礎(水平)を出して、


長い板を次から次に張っていく。まあ、あまりにも汚ければ後で塗装すればいいことだし。











途中、短い板で代用して

 隙間は別な板で隠す。



という事で2時間ばかしで完成!!





 あれだけあったテーブルの残骸も



これだけの木材しか残らなかった。

全くエコだし!!

 早速、バイクを入れてみる。
 段差は5cmほど高くなっている。

「うーん。失敗だったかなぁーー。バックで入れないといけないしなぁーー。」

と思いつつも何回か切り返しを行う。

 我愛機、レディ9の最大の特徴は250ccの車体に1000のエンジンである。

一見すると原付にも見間違う小柄な車体である。5cmの段差も物ともせずに、レディはゆっくり、ゆっくりと入っていく。
(うーーん、。そういえば初代レディ:ZX-14Rはこのたった5cmの段差のためにガレージから出せなくて泣いたなぁーーー。)

 改めて、この老骨には軽いバイクが良い!!

 そんなに難しくもなく、レディはあっけないほど簡単に新しいガレージに収まった。








うーーん。良い!! このまま、ガラスを入れて飾りたいぐらいだ。

茶の間からレディを見る。



玄関フードから見る!!(しっこい!!)






えっ?何故この場所に置いたかって??

それは・・・・










玄関正面から見て。





道路から見て。


唯一、バイクがそこに置いてあるのがわかる角度。




 実はバイクカバーをかけないで、毎日バイクを見ていたいからなんです。

 
 やはりオヤジは盆栽ライダーだったんだ!!

_| ̄|○ ガックシ!!

さてさて、今日6日の休みは・・・・・・・・

(`ー´)イヒヒ


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