福山雅治 北海道コンサートツァー 2014 その1 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 皆さんこん。こんばんは。m(__)m ペコリ!!

 今日の夕方、無事に旅から帰ってきたオヤジです。

 またまたタイトルで多くの純粋な読者を釣ってしまったオヤジです。

ええ。今回の旅は 福山雅治 のコンサートへ行く旅の話です。
(しかし、実際に行ったのはかみさんだけというのは秘密です。)

  これからあまり、福山雅治さんに関係ない話を書くと、ガチな福山雅治さんのファンの方からお叱りをうけそうなので、今回は過去に実際にオヤジが2回ほど行った福山雅治さんのコンサートの中のお話から1話を。
(フフフフ。これで、ネタが一つ書ける。)


 時は2009年。北海道真駒内アリーナー 福山雅治 「道標」 コンサートにオヤジはかみさんのお供で行ったのであるが、会場は皆、オヤジよりも若い方、もしくは中年女性ばかりで、どても50代過ぎのおっさんが来るような場所ではなかった。


 オープニングから
会場は全員すべて総立ち!!「マーシャー♪」という黄色い声があっちこっちに飛び交っていた。

 
 その時、オヤジは、いい年こいたおっさんが、福山雅治さんに向かって、「マーシャー♪」という叫んでいる自分の姿をみて、急速に恥ずかしくなっていった。

 そしてそこは、ここはひとつ、日本男子として恥ずかしくない態度を取ろうとして、会場総立ちの中、オヤジは一人だけ腕を組んでジーーッと姿を崩さずに、福山雅治さんの歌う姿を聞いていた。

 そしてクライマックスの「道標」が歌われた。

(本当は「道標」をBGMに貼りたかったが、多分、すぐに消されてしまうので、やめておくことにしたので、気になった人は自分で検索して聞いてください。)

わたしは その手が好きです。

と始まり、

諦めた夢もきっとあるでしょう。

 という詩に差し掛かった時に、オヤジは不覚にも涙を出しそうになった。

 当時、自分の母親がガンで余命数ヶ月。という中、その歌の内容と自分の母親の生きてきた姿を重ねていたのであった。

しかも隣にはかみさんがいる。

 男子12歳にして涙を流さず。という信念を持っていたオヤジは、隣のかみさんにオヤジが泣いているのを知られるのが恥ずかしくて、思わず顔を隠すために斜め後ろの上を向いた。

 そると、そこにはまるでTVのドラマに出てきそうな、美男・美女のカップルが・・・・さらに、その女性が号泣していた。
 その瞬間、オヤジの目から涙が溢れ出した。

 昨年の末に自分の母親を亡くしたかみさんから、「今ならあの時のあんたの涙はわかるね。」と、笑われたものだが・・・

 それほどまでに、オヤジは恥ずかしげもなく人前で泣いていたのであった。


そして、その時に、本当に人の心を響かせる歌を歌う人が存在するのだな。と、思った。

 その後、もう一度、福山雅治さんのコンサートに行く機会があったが、やはり50代のいい年をこいたおっさんが、ノリノリでコンサートを見れる雰囲気ではなかった。
 その為、福山雅治さんには失礼であったが皆が総立ちで腕を振り上げている中、オヤジはやはり黙って腕を組み、静かに歌を聴いていた。

 福山雅治さんは会場にいる一人一人の顔を見ながら歌を歌っていた。
多分、会場の全員が総立ちの時にたった一人だけ立ち上がらない、あの時のオヤジの姿を見ていたであろう。

 福山雅治さん。
あの時は失礼な態度をとってすみませんでした。


本当はオヤジもありったけの声を振り絞り黄色い声で、
「マーシャー♪」と叫び続け、
腕を思いきし天に突き上げたかったんです。


_| ̄|○  ガックシ!!



下手なおっさん意識が働いていました。

さて、次回からはいよいよ、

福山雅治 北海道ツァー2014 その2

本当のオヤジの旅のお話が始まります。





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